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ブレーキパッドを交換しました。
前回、ドリルドローターに交換したのですが、穴のある部分だけ削れ方が違っており、段が出来ています。
ガレージモーリスの3110さん曰く、ドリルで穴開ける時に熱が入ってそこだけ硬くなっているんじゃ？と。

レースは戦略が大切です。

特にタイムが僅差の場合は、ライバル達の動きや癖の観察よって作戦を立案し、実行することで優位に立つことが出来ます。

今回はインジェクションクラスだけでなはく、バトルクラスにもエントリーしていました。
インジェクションクラス、A組の決勝が終わると間髪入れずにバトルクラスB組の決勝です。
しかしながらガソリンがスッカラカンだったので、ピットロードに入る前に給油とトランスポンダーの交換が必須。
パドックに戻り、慌てて給油＆近くに居たケンタくんにポンダー交換を依頼。
給油に使った燃料タンクは以前モノタロウで購入したものです。
このタンクのノズル先端に付いているカラーのようなものが、なんと燃料タンクの内蓋に引っ掛かってしまいノズルが抜けません。
417キャプテンに給油タンクをお願いして、なにか有効な工具は無いかと考えながら、取り敢えずピックツールを取りにピットに走り、給油口とノズルの隙間にピックツールを突っ込み、試行錯誤しますがダメ。
417キャプテンと一緒になんとか抜こうと四苦八苦しましたが、抜けないので最期はもう力技で強引に抜きました。
先端のカラーは燃料タンクの中へと消えました…
ヘルメットを被って、グローブをしながらピットレーン入り口へ。
ワタシ以外の車両は既にグリッドに整列していたため、フォーメーションラップは飛ばしてピットロードを逆走してグリッドに着いて良いか確認し、OKが出たので、逆走してグリッドへ。
グリッドへの誘導は三和のSみずさん自らやって頂きました。
ありがとうございました。

そして、バタバタのスタート。
今回もINJクラスのスタート同様、鬼半クラでなかなか良いスタート。
わずか数ミリのペダルの踏み違いで失速してしまいますが、我ながらいい感じ（笑）
スタート〜1コーナーで5位から3位にステップアップ。
anakinさんは1コーナーでテールが流れ、インに巻き込んでイン側のグラベルを爆走！
第一ヘアピンでインを取ったライスマン号に並ばれ、ダンロップ下で2位に後退。
しかしながら、anakin号の持ち前のパワーを活かし、バックストレッチでもう一度前に！
最終コーナーのツッコミ勝負で、軍配はライスマン号に。

anakin号前後二画面同時再生でお楽しみ下さいｗ




しかし、前をゆく二台はなかなか抜けません。

INJレース終了後の直後に間髪入れずにレース。
タイヤの空気圧を調整する時間も無いままコースインしたので、熱ダレしたタイヤは完全にズルズルです。
anakin号は直線が鬼速、先頭のライスマン号はあらゆるコーナーでスライドしながら曲がります。
ライスマン号は曲芸的で、一見危なっかしく見えますが、その実、見事にコントールされています。
二台を同時に交わせるチャンスがあるかと観察していましたが、二台が接近しすぎているので難しいと考え、後方で観察に徹します。
anakinさんの癖が見えたので、チャンスを伺いつつ周回。

なかなかチャンスは訪れませんが、5周目でちょっと試すと行けそうな感じなので、6周目に実行。
最終コーナーでアウトから被せ、そのままホームストレートで前に。
1コーナーを制し、2位に浮上。
あとは前をゆくライスマン号です。
ライスマン号はほとんどのコーナーで車体が横を向くので、コーナーが狭くなり、抜けるほどのマージンがありません。
また、マシンのスペック的にも僅かにライスマン号の方が上のようです。
ただ、最終コーナー〜1コーナーまでの速度はこちらの方がスピードが乗るようです。
残りの周回数は2周。



あるとすればワンチャンス。



最終コーナーで横に並び、1コーナーの飛び込みブレーキング勝負！
なんとか先にコーナーに飛び込む事が出来ました。
1コーナーを抜け、一位に踊り出ます。
そのままファイナルラップを切り抜け、1位でチェッカー。

今年初の優勝でした。

動画は借り物です。
レース開始は2’50くらいから。
ワタシはカメラステーの吸盤が用を足さなくなり、動画撮影ができず。

さて、曲がってしまったテンションロッドをジャッキのバーでなんとか真っ直ぐに近づけて本戦に挑みます。
本戦での作戦は「空気抵抗を減らすために暑いのを我慢して窓全閉で走る」です。
ワタシは4位スタート。
今回、ファイナルギア2.76に交換後初のグリッドスタートです。
このギア比だとスタートは超不利だと思っていたのですが、意外にも鬼半クラでなかなかよいスタートを切れました。


それよりも右のテンションロッドが真っ直ぐじゃないので、このまままともに走り切れるかが問題かも…
バトルクラスの予選よりはマシになっていますが、やっぱりブレーキングで左に取られ、真っ直ぐ走るには右に10度ほどステアを当てないといけません。

そんなコンディションではありますが、1コーナーで2〜3番手に付け、第一ヘアピンで2位に浮上。
先頭はカーセルアオキのAおき号。
はっきり言って勝負になりません。
幸い？往年のライバル、310号車より前に付ける事が出来ました。
バックミラーで310号車を見ると、ボンネットが開いてカパカパしています。
これはそのうち黒旗かオレンジボールが出るな、と思いながら走行。
1ラップ目は2位でコントロールラインを通過。
310号車はパワーが段違いなので勝負にならないだろうな〜、と思っていたら早くも2ラップ目に突入した直後のホームストレートであっさりとオーバーテイクされます。
圧倒的なパワー差に猫ブロック（別名Cindyブロック）する気にもなれませんでした。
抜かれたけどきっとオレンジボールか黒旗が出るから、ライバルがひとり減ったので、オーバーテイクされた事にもさほど悔しさは感じず。
それに抜かれたのはストレートだし、猫ブロック以外に防ぐ術はありません。
このままAおきさんが優勝しても、スポット参戦ですのでシリーズポイントには関係ありません。
310号車とMぞの号を抑えられればシリーズ上位に行けるはず。

前回の走行会で、ワタシのマルスリーがドアがきちんと閉まっていたのにも関わらず、オフィシャルの誤認で黒旗を受けたので、明らかにボンネットが開いてしまっている310号車は間違いなく黒旗でしょう。

まさか後方でこんな事件が起きているとはつゆ知らず。


その後、順位は変わらずに淡々とラップをこなします。
4位を走る優勝候補の一台であるMぞの号が追い上げて来なかったので、なんらかのトラブルが発生している可能性があるのかも？と考えながら走っていると、トップを走行していたAおきさんが急にスローダウン。
もう余裕で勝てるのは分かったからスポット参戦した自分は抜けて、シリーズ参戦していた人たちに譲るよ、と思ってのスローダウン？

さて、トップが抜けたことにより310号車との一騎打ちになります。
でも310号車はそのうち黒旗が出るから、このポジションをキーブで♪
と思っていましたが、いつまで待っても黒旗が出ません。
うーん、これはもしかしてこのまま走り切るのか？
そのうちボンネットが飛んで来やしないか、ヒヤヒヤしながらの走行です。
そうこうしているうちにタイヤが垂れてきますが、ADVAN A048はタイヤが熱ダレして流れるようになってもコントロールし易いので、このまま310号をプッシュ。
しかしながらパワーの差はいかんともし難く、コーナーで詰めてもストレートで差が広がり、なんの手立てもないまま周回が過ぎていきます。
ホームストレートでMぞの号が止まっていました。
やっぱりなんらかのマシントラブルだった模様。
そしてこのまま2位でチェッカー。
結局310号車を抜くに至らず。

レース終了後、主催の三和トレーディングのSみずさんに310号車のボンネットが開いていた旨を話すと、分かっていたけど大丈夫そうだからそのままレース続行したとの事でした。

それからAおきさんにわざとスローダウンしたんですか？と聞くと本気で優勝狙っていたのに、マシントラブルだよ、いいとこなしだよ、と。

SBoMバトルBクラスの本線につづく

©Photo by mini417

スーパーバトル オブ ミニのインジェクションクラスとバトルクラスに参戦してきました。
まずはインジェクションクラスの予選。
今回、アシまわりをガレージモーリスで調整してもらったのですが、リアのトー調整が手持ちのシムが足りなかった上にガレモにも在庫が無く、希望していた状態に出来ず、不本意ですがちょっとトーアウト。
走ってみると、リアが思った以上に出やすい挙動になっています。
慣れるまでしばらく時間が掛かりましたが、慣れてきたらまあまあコントロール出来るようになってきました。
最終コーナーはクリップに寄せているのに、カウンターを当てているFドリ状態。
まあこれはこれで面白いかも。

うーん、トップ集団はまったく勝負にならないほど車速が違います。
まあ中盤で頑張るしかありません。
今シーズン、インジェクションクラスでシリーズチャンピオンを獲得出来たらインジェクションクラスは引退しようと思っていたのですが、まったくもって勝てる見込みが無くなり、来年も挑戦か〜、と思いふけりながら予選終了。

↓INJの予選は13:30〜主翼班くんの動画でお楽しみ下さいｗ


予想通りの予選結果でした。
インジェクションAクラス予選結果は
一位 カーセルアオキのAおき号 1'11.591
二位 カーセルアオキのMぞの号 1'12.699
三位 フジックスオートの310号 1'13.109
四位 ワタシ 1'13.367
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七位 主翼班くん 1'14.328
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九位 よっし＿ですさん 1'15.065
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全十台

というオーダーです。
Aおきさんの車両はナンバー無しの純粋なレースカーではありますが、とは言えノーマルECUを搭載したミニで11秒台という、INJミニとしては驚異的なタイムを叩き出しました。
310さんは予選中ちょっと不調だったようですが、本戦は万全の様子。
前回のトラックデイでも12秒台を出しているのでベスト13秒台のマルスリーではとても太刀打ち出来ません。
もちろん予選二位のMぞのさんも予選中前を走っていたので追っていましたが直線でグイグイ離されました。
勝機ゼロに見えるこの試合。
しかし今年の第二戦の教訓で、勝てないと分かっていても最後まで諦めない、という意識で本戦に備えます。

予選終了後、走行会を一本挟んですぐにバトルクラスの予選です。
バトルクラスでは12インチのADVAN A048から10年落ちの10インチ、DUNLOPのR7に履き替えます。
ここでトラブル発生。
タイヤ交換のためにフロントをジャッキアップしたら、サイドブレーキを引いてあるのにも関わらず、リアタイヤが回ってしまい、ジャッキがズレて右前の足回りに噛んでしまいました。
なんとテンションロッドが派手にひん曲がっています。

あ〜、終わったか…
と思いつつも諦め悪く、ハンマーで叩いて曲がったテンションロッドを伸ばします。



やらないよりはマシになったので、取り敢えずこの状態で既に始まってしまっているバトルクラスの予選に参加。
テンションロッドが曲がっているためにブレーキングするとハンドルがガッツリ左に取られます。
R7は倉庫保管の未使用新品でしたが、10年ほど前の製造のせいか最初まったくグリップせず。
3〜4周目からようやくグリップし始めます。
あらゆるコーナーで流れまくりちょっと恐いですが、思いのほかコントロール出来るので、慣れてきたらなかなか楽しめました。
でもテンションロッドの曲がりのせいで車両の状態も超不安定だったこともあり、いつもどおりには攻め切れません。
いつも予選は12周ほど出来るのですが、今回は修理中に予選が始まってしまったため7周でチェッカー。
この車両の状態ではとてもインジェクションクラスでまともには戦えないので、ピットに戻ってから、テンションロッドを直そうと試行錯誤します。
バールが欲しかったのですが持ってきていなかったので、フロアジャッキのハンドルを使ってグリグリと押し下げます。
ダイブ直線に近づきました。
でも曲がっているけど。

いよいよインジェクションクラスの本戦です。

つづく

今までにスーパーバトルのトロフィーをいくつももらいましたが、赤ミニだけは持っていませんでした。
今回、ついに赤をゲット！
しかも二台も。
これで全種類制覇したので、フルコンプリートです。

レースはテンションロッドが曲がったり、いろいろとトラブル続出でヘトヘトでした。