
またまた申し訳ございません。
企業秘密の部分とお客さんの車が多いため、工場部分の写真NGです。
もの凄く詳しく、丁寧にみっちり説明してくださいました。
エンジンの組み立て工場では工程全部を見せてくださり、各パーツの加工、エンジンの組み上げから冷却テスト、別部屋では三交代で行われるベンチテストまで、AMGの方が丁寧に説明して、時にはエンジニアさんに頼んで作業を見せてくれました。
工程最後の方であのエンジニアのサイン入りプレートを取り付けるのですが、その瞬間も見せてくださいました。
掲載写真の向かい側、モノクロ写真になっている工程です。
普段は普通にやってるんでしょうが、3人が凝視しているためかちょっとした儀式みたいになってしまい、些細なハプニングがあった後に無事取り付け。
「おめでとう!」と言ったらはにかんだような笑顔のエンジニアさんが可愛らしかったです。
組み上げたエンジニアのサインが一機ずつ取り付けられている通り、誰がいつ組み上げたエンジンか分かるのはもちろん、全工程が記録されているため、何年何月何日何時何分何秒に誰がどの工程でどの様なトルクでこの部分を締めたとか、どんなテストをして結果はどうだったとか、全てが記録されています。
途中で異常な数字や異常な結果が出た場合はそのエンジンは次の工程には進めません。
全ての作業においてコードをスキャンしてから作業に入ります。
取り付ける部品も全てがナンバーで管理されていますので、組み付ける度にコードをスキャンします。
お見事なまでの管理体制でした。
エンジニアさんたちはけっこう若い人が多く、女性もいらっしゃいます。
写真はAMGでいただいたリンゴ。
そう、AMGのエンブレムにもあり、アファルタバッハの紋章にも描かれている名産のあのリンゴです。
エンジン組み上げ工場の入り口に箱が置いてあって、そこから誰でも持って行って良い様になっていました。
ホテルで食べましたが甘くて美味しかったです。
カスタム車の最終仕上げ工程では様々な車が納車前の最終工程に入っていました。
日本向けも何台か居ました。
この場所でF1のペースカーやドクターカーが作られたそうで、入り口にはF1仕様のロゴ入りエンジンフードに関係者とかのサインが入った物が展示されていました。
基本的にメルセデス・ベンツのスペックに合う物であればどんな色でも素材でも使って内装とかを仕上げてくれるそうです。
今日はこの後ポルシェ博物館です。
Posted at 2012/12/13 21:03:05 |
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