HIDヘッドライトにリレー組み込み

以前純正35WHIDを社外品55WHIDに交換しましたが、レベライザー等の関係でカプラー類他は純正を使用していました。
しかし時々片目が不点灯になる不具合が散発し、不点灯が左右バラバラで発生することから、電圧/電流不足による不具合と判断してバッ直のリレーを組み込むこととしました。
先ずはグリル、バンパーを外しヘッドライトユニットを取り外します。

リレーはD2R用汎用 35W/55W兼用です。
ただしHIDバラストへの接続がHID用カプラーとなっており、ヘッドライトユニットにレベライザー一体のカプラーで接続されているシエンタにはポン付け出来ません。

現状:ヘッドライト→社外バラスト→HID用社外カプラー/コード→純正コード/レベライザー一体純正カプラー（ヘッドライトユニット）→純正コード/カプラー

今回のリレー取り付けに関して
①純正カプラーより外に繋ぐ→純正配線を強化/リレー&純正のカプラー分解が必要。一生懸命頑張ったが分解出来ず。
②純正カプラーを無視し、バラスト直に取り付け→ヘッドライトユニットをシールしているカプラーがはまらず、防水不足によるレンズの結露・曇り他悪影響が懸念される。

結局、どうしても純正カプラーを分解する事が出来なかったため、②の方法でカプラーからヘッドライト部分をはずし、ヘッドライトユニットに穴を開けて直出しする事にしました。
実際にはHIDカプラーを通すことはできないので、純正カプラー部から切り込みを入れて配線を通しました。これでレベライザーの純正カプラーはそのまま取り付けが可能です。

助手席側はリレーのヘッドライト入力を取る必要があるため、一旦ヘッドライトユニット内に純正配線を入れて、ユニット内の純正コードからギボシ端子で取り出しました。結果4本の配線を取り出しています。

ユニットの配線取り出し部及び切り込み部はシリコン充填材にて防水処理を行いヘッドライトユニット内への水分の侵入を防止しました。
また、リレーアース部は折角なので8sqのアーシングコードでバッ直にしました。

とりあえず配線完了時点でバッテリーを繋ぎ、両目点灯を確認しました。
この後バンパー、グリルを組み立て、リレー配線をインシュロックで固定して完成です。
今のところ、チラツキや片目不点灯の不具合は発生していませんが、暫く様子見です。