2017年07月17日
最近の車の安全機能について
個人的な考えなので大分偏っているかもしれません。ご了承下さい。
さて、題名にもある通り最近の車の安全機能について、独断と偏見です(笑)
最近の衝突回避機能って凄いですよね!!
白線のはみ出しを自動で戻したり、人が出てきたら止まったりと技術の進歩って本当に凄いなぁ〜っと感心しっぱなしです。
ですが、大学の講義で教授が言っていたことを思い出しました。
1959年にボルボが3点式シートベルトを乗用車に装備して、その技術を無償公開しました。
これによって、多くの人命が救われたのは言うまでもありません。
「自動車事故」=「死」というのが一般的だった当時、スピードをあまり出さないことが最も安全でした。
しかし、シートベルトが装備されるようになったことで「事故になっても死なない」という考え方に人々がシフトしていき速度域は高くなりました。
では、シートベルトが装備されてドライバーの死亡率は下がったのかというと、あまり変わらなかったようで、その代わりに歩行者の死亡率が2倍近くになってしまったとの結果が出たようです。(数字は忘れちゃいました(・・;))
教授が言っていたのはこんな感じでした。
この講義自体は経済の講義でインセンティブについてだったと思います。
私が、その時思ったのは「慢心って恐ろしい」でした。
技術が向上して安全機能がどんなに高くなろうと、操縦するのはあくまで人間であって機械ではないわけです。
自動車教習所で危険予測の講習がありますが、あれは「もしも」をちゃんと考えて運転するためにあります。
それを機械が代わりにやってくれるとなると、人間は怠ける生き物なので怠るんじゃないかなっと思ってしまいます。
決して技術や機械が悪いと言っているわけではなくて、しっかりと扱う人間側が「機能があるから大丈夫」ではなく、「万が一の時に補助してくれる機能」と自覚する必要があると思う次第です。
※因みに最近後方確認をしていないであろう、オバちゃんドライバーに超接近されたので、オバちゃんの無謀運転を強制的に直す技術があればいいのにと思います。
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Posted at
2017/07/18 00:10:10
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