寒くなって来ましたね。久しぶりにブログなど。。。
朝の気温は2〜3℃になりまして、フロントガラス霜がつくようになりました。アルトに施した断熱の効果は十分に感じてます。暖房の風量を1にしていても、温かく感じるスピードが早いように思いますが、具体的に比較してはいないので主観です。
さて、冬季になりまして。やはり、燃費が悪化してます。
4月から6月をピークに9月頃まではアベレージを30km/Lとしてきましたが、10月以降からは28km/Lを経て、現在26km/L。
この画像だけでは分かりにくいのですが、アクセルオフでリチウムイオンバッテリーにエネルギー回生されていません。回生中だとメーター照明は"白"ですから。
まぁ、このアルトにはたくさんの疑問点があります。
①寒くなると、燃費が著しく悪化する。
②寒くなると、CVTのギアがローからハイに変わらない。
③寒くなると、アイドリングストップしなくなる。
主にはこの三点になります。全ての原因はCVTにあると思っていましたが、どうやらそうではなさそうだと最近思うようになりました。
夏場に、外気温計とバッテリー電圧計に加えて、OBD2から水温を計測できるようにしておきました。そこでわかった事を上げます。
・寒くなると、とは外気温が5℃以下の状態だとわかりました。
・5℃以下の場合、電圧計の最大値は13Vが上限でした。5℃以上の場合、最大値は14.4Vまで上がります。
・5℃以下だと、CVTのギアがローギアのまま、50km/h 以上ひっぱれます。ということは、エンジン回転数が高いままです。ここでいう高い回転数とは、2200rpm以上の事です。
5℃以上の場合、ゼロ発進時のみ2000rpmまで上昇し、安定するまでは1400〜1500rpm程度。巡航速度域では1200〜1300rpmです。
・5℃以上になると、アイドリングストップするようになります。
・アイドリングストップするようになると、CVTギアがローからハイに切り替わります。
上記のわかった点について、CVTギアがローからハイになかなか切り替わらない現象については、今まで
「ジャトコのCVTがクソだからだ!!」
との見解をしてましたが、どうやら違いますね。
疑うべくは、バッテリーとECUの設定のようです。
ちなみにアイドリングストップからの復旧条件には、当たり前ですが、バッテリー電圧の低下からエンジンスタートさせる条件があるようです。
12Vを下回るとエンジンスタートです。
これらの事から整理すると以下のようになりそうです。
・バッテリー(おそらくメインバッテリーのみ)は5℃以下では電圧が安定しない。
・低い電圧ではセルモータが回らないので、アイドリングストップを休止させている。
・低い気温でも発電を促すため、エンジン回転数が高い状態を維持させている。
・暖気運転の解除条件として、水温50℃以上の他にバッテリー温度5℃以上があるため、水温だけが解除されてもエンジン保護のため燃料を濃くさせている。
以上が推測だが、燃費悪化の要因でしょう。ただ、わからないのは、低温時にエネルギー回生しないのは理解できません。エネルギー回生はメインバッテリーではなく、助手席下部にあるリチウムイオンバッテリーにされるとの事なので、メインバッテリーに回生する事による電圧不良には関係しないように思うのだが…
燃費悪化を最小限度にするために、エンジン回転数を抑える対策ができれば、年間アベレージで28km/L以上を記録できると思います。
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Posted at
2017/11/24 10:30:03