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2018年04月26日 イイね!

情報リテラシーと知らされない未然事故

情報リテラシーと知らされない未然事故 ノースカロライナ州で、テスラモデルXのオートパイロットが隣り車線からスルーっと寄ってきた大型トラックを

危険⚠と判断して、

右側に走行車や壁など障害部が無いと即座に判断して

トレーラーとの接触を避けた動画が、数時間前にまたアップされていました。

 『tesla avoid』と検索すると、過去にアップされた幾つもの同じような、テスラ車が事故を未然に防いだ動画を見る事も容易です。



 最初は車がまるで生きてるように事故を避けようとする動画には驚きましたが、

似た記録が次々と動画サイトにアップロードされるようになりました。

 このような“事故を未然に防いだ動画”を世界初でインターネット上に公開したドライバーが、

その数カ月後?に、テスラ初の死亡事故のドライバーだったのは残念な話題になった記憶です。

*****






 これら未然の事故が起きた事を、いまはドライブレコーダーや、YouTube、インターネット、それを繋ぎ合わせる人がいてくれたら、

閲覧が出来る環境や機器さえあれば、私達は見て知る事が出来てしまう。



 最近では、テレビニュースで使われてるニュース映像も、ネット上に数時間〜前日前に流れた映像の流用ってケースも少なくない気がします。




生涯リアルには会うことのないかも知れない人の体験や出来事を、直ぐに世界誰もが知ろうと思うならば、共有出来てしまう。


1秒毎に新しい人と、出逢えたもしても
100年を費やしても、

地球上にいる人間70億人には会える事はないほど大勢が地球で暮らしていたり、それぞれで同じ時間を生きあいしてる私達、人間。



テレビが普及していなかった時代に生まれたハリウッドが、初期頃はその映画館を使って、世界のニュースを観衆へ映像で流す事だけでも、
人々は世界の出来事に驚き、大興奮したそうなのに… 
そのニュースを映像化してた情報の共有は、何日どころか何週間という時間が必要だったはずな事でしょうに




 今の当たり前にあるツールはどれも数十年前のには、世の中には無かったツールばかり

 それらを、最初は関心や興味も必要性すらも抱かなくても、
いつの間にか私達は取り込んで便利に利用してる



 これらから得られる『情報リテラシー』をどう自分に生かすか?はますます必要そうですね



 テスラの自動車保険が4割も安いのは、オートパイロット等が未然の事故の判断を、
テスラ車が今日もアチコチで続けてくれているからに他なりません

どんな車(ドライバー)が、事故を現実に起こしているかは
保険会社の車種別の保険料率一覧表みたいので、調べる事が出来たと思います。

中にはフェラーリ並な保険を使ってる事故(保険料率)なトヨタ車もあったりで、

スポーツカーが必ずしも事故を起こしてる訳ではない事が知れた以前のデータを見た記憶でした。




 
 米国高速道路網安全局(NHTSA)のテスラへの調査では、テスラのオートパイロットは起きていたはずの事故を4割防いでいた、とされますが

自動運転の区分けはレベル2。 



 テスラのオーナーズマニュアルにもあるように

ハンドルから手を放さず=前方をドライバーが見てる姿勢を保ち、常にドライバーが安全を見守る必要ありますし、

人が生み出して来た道具や技術というものが、きっと永遠的に発展途上な事を忘れてはならないように思います。

 完璧ではない人間が生み出すモノに、これまた完璧なモノは無いような気がします。

 『べきだ!はずだ!』は、考えようとする姿勢や、違う視点に気が付きにくくしたり、慢心を呼んでしまいやすくするのかも


 情報リテラシーを上げ続けたいものです。
  

 







 
Posted at 2018/04/26 13:26:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年04月25日 イイね!

テスラ 名古屋SCと横浜DS 週末にオープン♪

テスラ 名古屋SCと横浜DS 週末にオープン♪
 日経新聞の報道からも、テスラの方からも

名古屋にスーパーチャージャーが新設されるお話を伺いましたが

https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2832671/blog/41335292/




名古屋城に隣接した商業施設『トナリノ』の駐車場内にオープンするテスラのスーパーチャージャー充電基。

ここは、名古屋へ行く機会に是非、訪れてみたいですね〜



TONARINOにあるレストランやカフェ











 名古屋スーパーチャージャーがオープンするほぼ同日、横浜のみなとみらいMARK IS (マークイズみなとみらい)に、テスラのデザインスタジオがオープンするそうです。






画像は他所にあるテスラのデザインスタジオですが

名古屋や福岡も、これらテスラのショップやサービス拠点が出来てからの販売が好調なようですので

マークスみなとみらいは、『何屋さん?』と買い物がてらに足をとめたり、訪れる方が増えそうですね!


こんなデザインスタジオ(店舗)だったら
カッコいいなぁ〜

オープンしたら今度、立ち寄ってみよーっと!☺





 因みに、マークイズみなとみらいには
駐車料金は買い物金額による従量制ですが

マークイズみなとみらいの駐車場には2台の充電器(20kW)が備え付けてあるようです。

 テスラ用とかではなくて、汎用ですので

PHV等も増えているから、今後は利用者が増えるかも。

充電は無料で使えるそうです。

 数時間の買い物やダラダラ散歩を考えると20kW以下が使いやすそうですが、

 1回60分のタイマー式だそうです。

1時間以内だったり、今後は標準的になりそうな60以上のバッテリー容量の電気自動車を想定すると、
もう少し…50kW以上あったら良いのだけども… 

 商業施設のオーナーや管理者とお話する機会に、電動化自動車や電気自動車用の充電器を

集客利用を推薦していますが、ど〜しても電動化された自動車は使ってはいないためなのか

なかなかそのメリットや、

充電スピードと電気自動車とのバランスについてもどういった利用がされやすいのか?

が伝わりにくいようです。

やはり乗っていたり、実感が無いと… ‥。








Posted at 2018/04/25 04:59:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年04月22日 イイね!

ニスモの方の口からこぼれた新型GRスープラの見方

ニスモの方の口からこぼれた新型GRスープラの見方 ドトールで、ニスモでスポーツカー開発してた知人と車談義… …




 日産自動車のICエンジン車が今のように小排気量化する前の大きな排気量のフェアレディZのニスモバージョンの開発中が、運転していてワクワクもあって一番楽しかった想い出だそうなのですが

 フェアレディZニスモバージョンのMTを本気で欲しかったけども、社内に漂う『もぅ大排気量エンジンは続けられない』

大きなエンジンの開発は次々と止まり(日本の日産の役割はかも?)

時代変化をとても感じていて、購入をやめたそう






 そんな話から、トヨタが発売する新型GRスープラレーシングコンセプトの話を聞いたら

スペックやデザインでない意外な面に感心してました〜 







『ますますエミッション規制が厳しくばかりなのに、よくやるなぁ〜 やれるよなぁ〜 エミッション考えるほどチャレンジャーだよ!』と

確かに、先日のスバル車開発者さんの先行開発車や経営陣らのムードが一変してきてる話しのように
小排気量化だけでは、排気ガス規制への対応が困難で、きっと追い詰められてしまう小排気量&ターボエンジン化だけでは、近いうちに立ち行かなくなる見込みだそう

代償としてテスラ等他社からのコンポジットの大量購入負担を覚悟するか〰 利益落とすか値上げをするかの二択…
 自動車会社の判断として、恐らくそれは無いそう。

****

https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2832671/blog/41205620/



*****
  







メルセデスベンツやトヨタのような企業じゃないと、AMGやGRスープラのような車種の発売は、ますます困難になっていくのかも…


 地球の気象変動のように、私達ひとりひとりの都合や考えを、ルールや規制は待ってはくれなそう

 
 コストやインフレ分は商品に課せられてくのが企業なので
スポーツカーの価格がこれからも上がり続けたり、
極端に2極化する背景には、これら理由がちゃんとありそう。


 



 2000GTからトヨタ歴代のセリカやスープラ
懐かしくも、カッコ良いトヨタ公式の動画がありました〜




車の楽しさを作りたい方が一生懸命に生み出すスポーツカーは、
いつの時代でもイイですね〜




ニスモの知人… 連休や仕事の休み多さが嬉しいそうだったり
『日産はEVも、ハイブリッド車もイーパワーも何でもあるからウチは大丈夫さ!』と口にしてましたが








 電気自動車化率の先進的イメージとは裏腹に、実は日産車の販売台数からは、実は電動化率はトヨタ、ホンダよりも大きく出遅れて来ていたそう。


こんな記事や、求められる事がどんどん変わるクルマ作りの話しなりました。


https://toyokeizai.net/articles/-/216681




 テレビで日本車とドイツ車の衝突安全性のあまりの違いが露呈された番組が放送された昔…

 驚いたのはユーザーではなくて、メーカー幹部や技術者だったそう。 
スルーしてて良い項目だったから

 その番組がキッカケで、衝突安全性が注目され始めた昔ならば、衝突実験車のシートのネジを緩めておけば良い数値が簡単に残せたそう〜
😅

 今は当たり前になってるエアバッグも、ホ○ダがベンツ発売される前に急げ急げ!とドイツメーカーから買って『世界初』を謳っていた当初は、『ハンドルが重くなる』とか『切り返しし難くなる』で、批判の声が多かった物… 実は知らない事や、わからない事への不安から湧いていた気持ちばかり

 たったの5年や10年でも『当たり前なこと』が急速に変わって行くものですね〜 な話題になりました。


 そもそも、この知人もずっと電気自動車はツマラナイに決まってるで否定派、車は操ってこそ!のマニュアル車派を自負していましたが

新しい技術の自動車に触れる機会や、
年齢による自動車への価値観や、
視力変化などからの運転意識の変化もあって

さらに自動車業界内にいても、自分をとりまく環境や仕事状況も変わり

 随分と考えが変わったそうです。。。



グーグル社のウェイモ(レベル5の自動運転カー)の開発トップのエンジニアさんは、
ポルシェ911GT3 や普通?の911、他にも複数台のポルシェやスポーツカーを所有して、カーライフを楽しんでいるそうです。

世界最高のドライバーを目指す

世界の誰もが、最高のドライバーを伴いながら自動車を利用出来るようにするためなのでしょう

そのためのウェイモの仕事の必要性だそうなので。


既存の自動車メーカーがずっと目的としてきた最高のクルマをつくる事と

近年目覚ましい発展してきたITによる最高のドライバー(又はその支援)をつくる事が

もしかしたら、私達の世代において
実現されるかも知れないですね



『自動車の事故って何の事?』ほどな時代になれるかも

ボルボが数年内?に、ボルボに関わる交通死亡者はゼロにします宣言を一昨年だかにしていたと思います。実現されると良いですね。




ウェイモのトップは少なくとも、ポルシェGT3等の世界最高のスポーツカーを運転しながらそれ目指してる

きっと、未来は最高の車と安全性のその両方が社会からは求められそう


ほんの20年前には、どこの自動車メーカーでも『より良いクルマ、過去と比べて最高の性能な車』を目指しているのが “普通だし当たり前”だったと想います。

 米国ドラマのナイトライダーを知っていても、自動車メーカーはよい車を作る事は立派にして来ましたが、
誰もクルマを“最高なドライバーにする発想”はなかったのかも知れません。


 自動車メーカー自身からは生まれ無かった、育たなかった発想。



実はエンジンだろうが、電気だろうが何であろうが
目的からしたら、そのための手段はあまり関係のない事なのだと思います。

それ大切そう

















Posted at 2018/04/25 04:25:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年04月22日 イイね!

オートバイにもレーダーセーフティ

オートバイにもレーダーセーフティ
ドゥカティの Advanced Rider Asistance System (ARAS)は前後レーダーで

ライダーへ周囲の危険を知らせてくれるそう。






オートバイこそ、メーカーの特徴がエンジン型式などによる『味わい』ですが

年々増す環境規制への適合や

ACCなど自動的な繊細な加減速コントロールのためにいずれは電動化されるかも


ライダーのヘルメットのシールドに情報のHUDや、ARやVR化ももいずれは現れそう

 


F35用のヘルメットは約5000万円とかするらしいですが〜(^_^;)


 数年前のニュースの多くは、ドゥカティを買収したのはアウディと言われていますが、
本当はランボルギーニなのかも知れませんが
どちらにしてもあまり表には出ない実効支配は同じには思えます…




*****

https://s.response.jp/article/2018/04/19/308760.html


イタリアのモーターサイクルメーカー、ドゥカティは2025年に向けた安全性に関する戦略「Safety Road Map 2025」を策定し、18日に発表した。ドゥカティ製モーターサイクルにARAS(アドバンスト・ライダー・アシスタンス・システム)を導入する。

ARASは多面的な戦略プラン「Safety Road Map 2025」のひとつ。ARASはレーダーを含む複数のセンサーによってモーターサイクル周囲の情報をライダーに提供し、ライダーの安全性を高める。システムが危険な障害物や他の車両を検知した場合、衝突を防止するためにライダーに警告を発する。

これらのシステムの開発は2016年に、イタリアのミラノ工科大学エレクトロニクス/情報/バイオエンジニアリング学部との共同で開始された。

まず、ブラインド・スポット(リアビューミラーに映らない範囲)に存在する車両や、後方から高速で近づいてくる車両を検知して知らせる、リアレーダーによる警告システムの研究から進められた。2017年には生産化のための主要なテクニカル・パートナーを選定した。

さらに第2のレーダー・センサーをフロントに搭載する。アダプティブ・クルーズコントロールによって前方車両との車間距離(ユーザーによる設定が可能)を保ち、正面衝突の危険をライダーに警告する。

これらのシステムは、危険の存在を警告するユーザーインターフェイスとともに、2020年に発売されるドゥカティ車の一部に採用される予定だ。 


*****
Posted at 2018/04/22 05:38:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年04月22日 イイね!

『可能性と蓋然性』 ♬電気自動車に数秒間で充電が出来る新素材の話題

『可能性と蓋然性』 ♬電気自動車に数秒間で充電が出来る新素材の話題








 えてして、発明は『たまたま』とか『偶然に…』が多いけれども

そこへ至る迄には、他の人が諦めた事を諦めずに、続けていたからこそ

そんな汗と工夫の継続が隠れている気がします。

 

 随分と前ですが、テスラのイーロン・マスクCEOは、将来のEVは電池ではなくスーパーキャパシターから電力を得るようになると予測をしていました。


 全個体電池、リチウムイオン空気電池、角形リチウム電池、… ‥ ‥次々と発表される新発明のバッテリー。

優劣はそれぞれ

何か簡単ではない課題を抱えているからこそ、なかなか商品化は出来ない。

エンジン車も無数のリコールを続けながら、改善され続けて来た歴史でしょうから


それら新発明と言われるバッテリー群があっても、旧来からあるリチウムイオン電池もますます研究してる方がいて、さらに可能性を改良されていくらしい。


努力続けてる人、成し遂げてく人にとってそれは『可能性』ではなくて『蓋然性』なんだろうな〜と気が付かせてくれる話題なのかも


 宝クジ最高額を複数回当てた方に、過去お会いして経緯やその後の苦労のお話を伺った事がありますが
普通は、その当たる確率とかは確認せずに『買わなきゃ当たらない』でという“可能性”を追ってしまうものだろぅから


*****






 新しいバッテリー開発のアプローチは違っていても、目的地は同じ方向なので
いずれは、あらゆる現存するコモデティのように

『夢のような』話が、実現されていくのでしょうから〜






 マイテスラモデルSは満充電100%時のカタログ値の航続距離は557kmです。

過去所有してたツインターボのアウディよりも、テスラの動力性能はずっと高くて、長い足ですが

高速道路では余り恩恵のないハイブリッド車でも、静かに走らせれば東京から大阪までは一気に行けたレクサスHVより、何割か航続距離減になった事と

臆病者なので、なるべく充電残量は常時半分は保つようにしていますが

年に一度あるかどうか?のとても時間もなく緊急性がある時に、
行き先が遠方だと道中の充電時間にも余裕が取れないと

電気自動車では、あっという間には充電が行なえないので『不安になる時』も稀にありますが


 あちこちのコインパーキングにも増えて来てるカーシェアの利用とか、
レンタカーとかにしちゃえば◎な事に、今さら気が付きました(笑


と合わせて、テスラには今後増設して行くそうな都市型スーパーチャージャー『アーバン・スーパーチャージャー』の設置場所の提案をしたりします。

 充電過疎地は田舎じゃなくても意外な場所にあるので…





*******

https://wired.jp/2018/04/16/superdielectrics-supercapacitor/

***

偶然から生まれた新素材がEVの「充電問題」を解決し、その普及を加速するかもしれない

電気自動車(EV)のボトルネックとも言えるバッテリーの「充電問題」を解決できる可能性を秘めた新素材が誕生した。偶然から生まれたこのポリマー素材を使えば、わずかな時間で充電できるスーパーキャパシターのエネルギー密度を20倍近くにまで高められる可能性があるという。EVだけでなく電力システムにまで技術革新をもたらす可能性を秘めた、その新素材の潜在力に迫った。

1970年代、英サリー大学のドナルド・ハイゲート博士率いる研究チームは、コンタクトレンズをより快適にする方法を見つけ出した。スポンジのように水を保持できる透明なポリマーを開発したのだ。

そしていま同じ技術が、新しいタイプのスーパーキャパシター素材を生み出しつつある。これはEVの普及をさらに推し進め、再生可能エネルギーが抱える非常に難しい問題のひとつを解決してくれる可能性を秘めた素材だ。

スーパーキャパシターは、電池のように化学的にエネルギーを貯蔵するのではなく、風船の表面に静電気が溜まるようなかたちで、電場にエネルギーを蓄える。2011年にはテスラのイーロン・マスクが、将来のEVは電池ではなくスーパーキャパシターから電力を得るようになると予測していた。

スーパーキャパシターを利用すれば充電時間が短くなるうえ、リチウムやコバルトといった高価な原料に依存せずに済むようになると説明するのは、インペリアル・カレッジ・ロンドンに2017年につくられたダイソン・スクール・オブ・デザイン・エンジニアリング[日本語版記事]のサム・クーパー教授だ。しかも、耐久性も向上するという。「スーパーキャパシターはサイクル寿命が非常に長いのです。充電と消費を何度も繰り返すことができます」

問題はエネルギー密度の低さだ。最も密度が高いスーパーキャパシターであっても、貯蔵できるエネルギーは、1kgのリチウムイオン電池の5パーセントにすぎない。

このことをよく示しているのが、上海を走るスーパーキャパシター搭載の電気バスである。このバスは乗客を降ろしている30秒足らずの間に充電を完了できるものの、バス停2~3カ所ごとに充電を行う必要がある。

だが、この状況が変わる可能性がある。英企業スーパーダイレクトリックス(Superdielectrics)が開発したスーパーキャパシター素材は、「これまでをはるかに上回る膨大な量の電気を貯蔵できる」と、同社の最高経営責任者(CEO)であるジム・ヘルスコートは語る。この素材は安価に製造でき、希少な素材(希元素)を利用する必要がない。しかも、ほとんど水でできているため、これまでの電池のように燃える恐れがないという。

まるで「ミス」のような発見

だが、現在は同社で研究責任者を務めるハイゲート博士によれば、この素材が発見されたのはほとんど偶然だった。

かつてハイゲート博士が開発したコンタクトレンズは、水分子が入ると膨らむポリマーメッシュ構造になっており、多くの水がメッシュの穴に取り込まれるものだった。博士らは、水分にさまざまな成分を加えることで、このポリマーに新たな性質をもたらすことに成功した。1990年代、ハイゲート博士とヘルスコートは、水素燃料電池に使用できるさまざまな性質を持った変性ポリマーを開発した。

16年には、生物医学的用途に目を向けて、ポリマーマトリックスの導電性をさらに高めた。神経と義肢を繋げるのに役立つ可能性があるからだ。だが、切手ほどのサイズの薄くて青い四角形をしたこの新しいポリマーをテストしたことろ、奇妙なことが起こった。

ハイゲート博士は封筒の裏に大雑把な計算式を書いたことをいまも覚えている。「計算をしたわたしは『こんなばかげたことがあるのか』と思いました」と同氏は振り返る。「(静電容量が)1平方センチメートルという小さいサイズにおいて、本来考えられる値の100倍だったのです。わたしは自分がミスをしたのだと思いました」

彼らは、誘電特性が既存の導体の1,000倍から1万倍もある素材を偶然見つけたのだ。それから14カ月間、スーパーダイレクトリックスは、ブリストル大学とサリー大学の研究者たちと共同で、このポリマーが現実の世界で利用できるかどうかを調査した。その結果が2月27日付けで公開された。

充電時間が数秒にまで短縮可能に

まず彼らは、ファンやLEDを数分間ほど動かせる小型の装置を製作した。さらに開発を続ければ、この素材で1kgあたり最大180Whのエネルギー密度を実現できる可能性があると述べている。現時点では、最も密度が高いスーパーキャパシターでも、1kgあたり10Whに過ぎない。

この密度が実現すれば、スーパーキャパシターがリチウムイオン電池と肩を並べることになる。そうなれば、スマートフォンを数秒で充電できるようになるばかりか、いまより安くて安全なEVを、ガソリン車の燃料を満タンにするのと同じ時間で充電できるようになるはずだ。

中国のバスも停留所2~3カ所ごとに充電するのではなく、20~30カ所ごとに充電するだけで走れるようになるだろう。しかも、充電時間は数秒だ。

充電時間が短くなれば、EVの普及が加速する可能性があると語るのは、英国機械学会のジェニファー・バクスター博士だ。「充電時間を短くするか、1回の充電で走行できる距離を伸ばすことができれば、EVに対する人々の不安は間違いなく減ることになります」とバクスター博士は述べる。

考えられるもうひとつの用途は、回生ブレーキだ。電池は急速な充電が難しいが、スーパーキャパシターはすばやい充電に最適である。このため、EVの効率をさらに高めるうえで役立つ可能性があると、ダイソン・スクール・オブ・デザイン・エンジニアリングのクーパー教授は語る(同氏はこの研究には参加していない)。

大きさと「電流漏れ」がネック

ただし、乗り越えなければならない問題がいくつかある。スーパーキャパシターは、重量では電池に対抗できるものの、クルマに搭載する場合はサイズも問題になる。この点に関する研究はまだ行われていないが、ハイゲート博士の推測では、この技術を利用してつくられるスーパーキャパシターのサイズは、同等の電池よりおよそ30パーセント大きくなる見込みだ。

もうひとつの問題は、スーパーキャパシターの「アキレス腱」ともいえる、内部での「電流漏れ」だとハイゲート博士は述べる。電池は数週間から数カ月間エネルギーを貯蔵できるが、スーパーキャパシターは数時間から数日後にはなくなってしまう可能性がある。

用途によっては問題にならないかもしれないが、数日間利用しないこともあるEVでは問題となるだろう。スーパーキャパシターを電池と組み合わせてバックアップを確保することが、ひとつの解決策になるかもしれない。

この技術が最初に使われるのはクルマではなく、充電インフラの重要な構成要素になるだろうと、ほとんどの人は考えている。「およそ半数の人々は、自宅で一晩中充電を行えるような場所には住んでいません」と指摘するのは、充電ステーションを開発しているZapinamoのディレクター、ティム・マーティンだ。こうした人々は素早く充電できる設備を利用する必要があるが、いまの電力網ではそこまでのスピードで電力を供給するのが難しいと、マーティンは指摘する。

そこで、スーパーキャパシターを詰め込んだ大きな貯蔵施設が充電ステーションに設置され、EVと電力網をとりもつ役割を果たすようになるかもしれない。電気代が安いオフピークの時間帯にゆっくりと電気を貯めておき、必要に応じて複数のクルマに素早く供給するというわけだ。「素早い発電と、走行距離に関する不安を払拭できるほどの高速充電とを同時に実現するには、エネルギーを貯蔵しておくことが唯一の方法です」とマーティンは述べる。

より柔軟な電力供給が可能に

同様のアプローチが、再生可能エネルギーの分野に根本的な変化をもたらす可能性もある。太陽光発電や風力発電は発電状況にムラがあるため、つくられた電気を貯蔵しておけば、太陽光や風力が弱いときに電気を補えるようになる。

「誰もが夕食後にお湯を沸かし始めれば、その急増した電力需要をどこかで補う必要があります」と、クーパー教授は言う。現在は、ポンプで貯水池の水を汲み上げておき、エネルギーが必要になったときに落下させてタービンを回して発電する方式(揚水発電)で補うことが多い。だが、スーパーキャパシターなら素早く対応できるため、いまよりはるかに柔軟に電力を供給できるようになる。

「風力、波力、太陽光エネルギーは、利用可能ではあっても供給が断続的です。このためエネルギーを貯蔵しておかなければ、わたしたちのエネルギー需要に対応できるほどの信頼性を確保できません」とハイゲート博士は述べる。「今回の新しい研究結果は、わたしたちの生活様式を支えているエネルギーシステムを変容させるものになる可能性があります。わたしたちやその子孫が、真に持続可能で、環境にとって安全なかたちでエネルギーを得られるようになるには、こうした進歩が必要なのです」



Posted at 2018/04/22 05:23:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #モデルS サンルーフからの異音【治った編】 http://minkara.carview.co.jp/userid/2832671/car/2439814/4670343/note.aspx
何シテル?   03/08 07:32
em90dです。 ブログはボチボチ時間を見つけてやっています。 無理して続けないのと、急に休眠してしまうかも知れませんが こういった事を通して、自分...
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