笠りつ子の問題よりもなによりも

つー事で幻のZOZOチケット。土曜日は無観客試合でした。本来はレクサス専用の観戦室で食事しながらタイガーのショットを観る予定でしたが、自然には勝てません。


それよりも千葉県民の被害に遭われた方を思うとね…自分の長男も市原にいまして、呑気に観戦する気分にもなれず。


さて、笠りつ子の暴言問題は、数ヶ月、それこそ数年すれば前回片山プロのプロアマ戦での失礼極まりない事件の様に喉元過ぎて、終了します。


しかし、根っこの部分ってのは簡単には直りません。


実はタオル問題。ゴルフをしない方にはありえないと思うかもしれません。しかし皆さん、旅館やらホテルやら泊まって何か持ち帰った経験ありませんか？


例えばうちのかーちゃんはフィットネスクラブで仕事してますが、タオル持ち逃げなんてのは普通で、ひどいのはドライヤーを持ち逃げ。

風呂場の備品類なんてのは、しょっちゅう無くなるそうです。


日本人は海外から見たら平和で、安全。自動販売機が普通に置いてあるなんて考えられないってね。

とても常識的でマナーを守る国だってね。

しかし裏の顔を必ず人間ってのは持ってて表向きはいかにも良さげでもね、裏で何してるかわからんって事は多々あります。


何が言いたいか？というと風呂場の備品が無くなるなんては、至極当然な事なんですよ。残念ながら。


女子プロ云々ではなく、人として普通に起こり得る事。


しかし、例えばサッカーやラグビーの選手達の様に『飛ぶ鳥跡を濁さず』で、試合終わった後のロッカーを綺麗にする。

これが本当のプロ。

素人との大きな違いで、これぞ日本人の魂の姿なんですよね。


ゴルフもしかりで、使ったロッカーや脱衣所は、使う前より綺麗にして帰る事が本当のプロ。


しかし残念な事にプロゴルファーはそうしたプロ意識がまだまだ少ないって事ですね。


ゴルファーって実は凄く恵まれてます。何故ならゴルフって富裕族が多いんですよ。大手企業のトップなりなんなりでゴルフをしない人は殆どいません。


就職する息子に言った必要な事は英語とゴルフ。

この二人をクリアしておけば殆ど問題なく社会を生きて行けるくらいゴルフってのはトップクラスの方はやる人が多い。孫さんもZOZOの社長もタイガーとゴルフをしましたけどね。


もちろんアメリカの大統領も安倍首相もゴルフを交えて外交してるくらいですが、ゴルフってほんまにバカにできない。


そんな富裕族のスポーツだから少し活躍すればすぐに信じられない高額なスポンサーが付きます。

女子プロなんて、少し可愛くて少しでも活躍すれば一流メーカーがスポンサーになる。


クラブメーカーからはじまって、ウエアーから靴から何から…時計、ポルシェやベンツ等もスポンサーになる。


それでなくとも親は金持ちw


そんなお金持ちがタオルを何故持っていくか？お金の問題ではなく『品質』の問題なんですよね。人としてのね。


大抵、そんな事をするのは本当のプロじゃない。プロになるっては本当に大変な事で、自分も数人、プロテストを受けて落ちた方とプレーした事ありますけど…このレベルでもプロになれない？って事は、野球しかりプロってのはもう信じられないレベルの塊…


しかし残念ながら心技体すべてが揃ったプロはほんの一握りなんでしょうね。


結論を言えば今回暴言を吐いた笠りつ子プロ。たしかに言ってはならない言葉。だから周りから責められ、そして処罰を受けるのは至極当然だと思いますが、当たり前だけど笠りつ子プロだけを責めて、反省してもらって終わりじゃーないって事です。


ジュニアから活躍して、あれよあれよとスターダムにのし上がって、人間形成が等閑のままの結果起きた事。それは個人的なその人の性格だとかそうした問題じゃない。

親の教育もあるかもしれないけど、やはりプロゴルフ協会が『本当のプロ』のあるべき姿を徹底して教えて行かないとね。この件も闇に葬る予定だった協会ではまた同じような事件が起こるでしょう。


ま、でも芸能界の闇に比べたらまだ百倍マシですけどね！事務所の力って恐ろしいわ。