蜘蛛の糸

両親が朝の畑作業を始める時間が遅くなる季節になってきました。

朝食の時間もだいたい同じになります。

父が椅子から立ち上がり納豆のパックを捨てるついでに、牛乳を温めにレンジのほうへ歩き出した。

母は味噌汁の準備で背中を向けて立っていた。

父が納豆の糸を引きながらヨロヨロ歩いているのを
あ〜あぁ〜 と思いながら見ていたら、

父が振り返り、
レンジの近くに蜘蛛の巣があったと言い出した。

母はビックリして振り返った。

蜘蛛の巣じゃなくて、納豆の糸だよと説明すると、

母は呆れた様に笑い。

また背を向けた。




今日の朝の出来事でした。


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