パワステポンプリビルト交換(リベンジ)

パワステポンプの軸からオイルが滲み出したのでリビルトに交換します。
オルタネータベルトを外して、パワステポンプのプーリーをパワステポンプを固定しているボルト3本のうち向かって左上のボルトに12のソケットをかけて回り止めにして17のプーリーを緩め外します。画像ではパワステポンプブラケットとオルタネータも外していますが、オイルの付着を綺麗にしたかった為で実際は外さなくても作業できます。

あとは、上のタンクに繋がるホースクランプをずらしてホースを抜き、下側の高圧ホースを14のソケットで外します。
オイルが大量に出るのでエアクリボックスを外したりパワステホースをずらしたり等してホースをポンプごと上に上げると良いです。この時、忘れずに油圧センサーのカプラーを外してください。外しにくい際は爪をマイナスドライバー等で押しながら壊さないように外しましょう。(古い車輌なのでカプラーが脆い)
画像なくてすいません。

あとはひたすらエア抜き。
方法は
オイルを入れる→ポンププーリーを手で回す→車の前輪を両側持ち上げる→ハンドルを左右にフル転舵×20回くらい→エンジンかける(アイドリング1分程度)→ハンドルを左右にフル転舵×20くらい→接地→ハンドルを左右にフル転舵×20くらい
これで異音(ミャー音)がしなければOKです。
油量はその都度確認して下さい。入れすぎると溢れるので注意。
少ないとエアを噛みミャー音がするので即座にエンジンを切りジャッキアップからのハンドルを左右にフル転舵を繰り返してください。
エアを噛んだままにするとパワステポンプ内部のベーンが破損します。

ちなみに、エアを噛むとハンドルを左右に転舵した時にガクガクとハンドルや車体が揺れます。

なお、自分はリビルトポンプが不良で異音が酷く、すぐに新しいリビルトを発注し保証で修理しました。
直接メーカーの担当の方と話が出来たのでスムーズに対応していただき、一度目の交換後3日で新しいリビルトが届きました。

工賃は保証されないのでDIYでやって良かったなと思いました(笑)