IPF LED HEAD LAMP BULB X2 H4 341HLB2  

写真はロービーム

ヘッドライトテスター上の数値はハロゲンに毛が生えた程度ですが(ヘッドライト最大光点とテスターの計測点が必ずしも一致するわけではない為)実際目でみるとやっぱLEDなのでバカ明るいです。

IPFが「明るくワイドな配光」を謳っている通りハロゲンでは暗くなりがちな左右方向の光量がケタ違いに明るいです。
前方が明るいのは当たり前。左右が明るいので、夜中に田んぼ道走ってても全然怖くないです。

後日スフィアライト ライジング2が付いたNCP130ヴィッツに乗ったのですが、IPFの方が光量が大きく、また左右方向の明るさもIPFに軍配が上がります。

欠点はやっぱりケツの電動ファンがクソデカいこと。
数字で見るとそうでもないけど、いざつけると結構デカいです。
Kei(ABS付き車)の場合は右目はヘッドライトAssyを前方にずらさないとバルブが挿せません。
左目はLLCリザーバータンクを外せばバルブ挿せます。

ハイビームとロービームで若干色味が異なります。
ハイビームはLEDです！！！って感じの、僅かに青みがかった白色
ロービームは純正HIDのような真っ白です。
ハイ/ロー切り替えて「なんか違う...？」と感じる程度で実用上の見辛さや違和感はありません。

公式サイトの写真ほどくっきりとカットラインは出ません。
カットラインが出る、出ないはバルブの作りもありますが半分以上はヘッドライトの設計のせいなので取り付ける車種次第なところがあります。

このバルブをつけて新規登録検査に挑みました。
テスター屋から「光量は十分出てるが、カットラインが出ないのでハイビーム測定に切り替わるかも」と言われました。
結果から言えばロービームで一発合格になったのでテスターの機械次第です。
後日、自社のヘッドライトテスターで見てみたら確かにカットラインは全然出てませんでした。
壁ドンで見ると結構ちゃんとカットラインは出てるんですが、グレア光の光量が結構あるので、そのせいでテスターはカットラインを読めてなかったようです。

誰も書いてないけど、中国製の安物バルブと違って台座すらもアルミダイカストで出来てます。おまけに寸法キツめでガッチガチに固定されます。
付けにくいと言われればそうですが、ファンの重量が結構あるのでこのキツさはかえって安心です。

安物、というか中国製LEDバルブはだいたい樹脂の台座でできてて、振動でユルユルになって光軸狂ったり、外れたり、酷い奴はバルブの排熱で台座歪んだりもします。
LED素子に限らず使われる電子部品の信頼性、工作精度もかなりバラつきが大きいので、チラついたり、左右で明るさが全然違ったりもチラホラ...
IPFはこの点自動車メーカー品質基準の試験、管理を行なっているのでハズレ個体はそうそう当たらないと思います。(ハロゲンはよく切れますが)

経験上、中華バルブは車検一回持てば良い程度の品質ばっかで安物買いの銭失いになりがちです(あんまり明るくないし)

IPF X2の同等品がM‘s basic名義でやーすく出てるんで、ちょっと出してそっち買った方が後々幸せですよ。

不満ゼロです！全人類使えー！てかディーラーオプションにしてくれー！！！