
■英国製パーツの信頼性の低さ
さて、愛娘の「ランドローバーディスカバリー'96年型Tdi」(通称ディス娘)、現在まで約18万キロを走破しております。
これまで色々ありました。天井は垂れてくるし、燃料リッドは未だにキーを使うし、ATF漏れ、エンジンオイル漏れ、オルタネーターやトルクコンバータが逝って往生したことや、グローの故障で豪雪時に始動できなかったこと、走行中にファンベルトが切れたり、窓が落ちたり。そういえばクルーズコントロールはずいぶん前から動かないし、助手席の室内灯は接触が悪くて点かないしwwww
他にも、細かな事を思い出せばキリがありません。
現在も、クーラントのリザーバーからLLCが毎日漏れているので足しながら使ってます。
そんな中、ようやく部品が届いたというので、クーラントのリザーバータンク交換に

新品の部品です、メイドインUK。
部品単価は実は安いです。船便なので時間こそかかりますけど。
部品番号は同じなのに違う形の部品が来るのなんて、外車じゃ当り前です。
対応品なのか?
で、付け替えて始動点検・・・・・・・・
あれ?
付け替える前より漏れる・・・??
新品なのに・・・・漏れているwwww
流石は英国製wwww英国製パーツの信頼性の低さは日本車やドイツ車には比べるべくもない。

「これ、中国製かな?」
「いや、英国人は中国には作らせんでしょう?プライドが許さんだろうし」
何て会話を楽しみつつwww
安いプライドなんていらないからしっかり作ってほしいのですけどねwww
まあ、その「安いプライド」が無きゃ彼らは「英国紳士」なんて名乗ってられないですしねえwwww
中古パーツでごまかそうとしてもことごとく漏れる。流石は英国のパーツですwww
とりあえず、返品→発注。またしても船便ですwwww
まあ、こんなことでイライラしてるようじゃ「旧車など乗れませんな」→(慣れた)
そんななか、どうも最近は漏れがひどいなあって思ってたら(クーラント以外にも様々な油脂が漏れる。英国車乗りに言わせたら「漏れるのはオイルが入ってる証拠。減ったら足せばいい」だそうですが)燃料噴射ポンプが漏れているので燃料が・・・・・

なるほど、どうりで最近は駐車場の路面がいつも湿ってると思ったらwwww
この噴射ポンプは新品を注文すると「クソ高い」です。
主治医が「いやあ、今回の不手際もあるし、噴射ポンプの漏れは分解してOリング交換をしてあげますよ、リザーバータンクが届いたときに一緒にやっちゃいましょう、今日はもう遅いし。」ってことで次回に修復することに。
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■ 人間工学よりも人間心理
オーナーが乗車するのを待ちながら凛として佇む英国車・・・・
伝統的な英国の車には「紳士的」な雰囲気や空気が流れる。
それは多くの英国人が美徳とする精神の在り方を体現していることに他ならない。
イギリスは実はそんなに歴史が深い訳でもない。海賊国家だったし、野蛮な一面(植民地政策)も持ち合わせている。
にもかかわらず、イギリス紳士という概念は世界中に厳然として根を張っている。
イギリス的な、又は紳士的な、といったイメージは確実に存在する。
上品で教養があり礼儀正しい男。「紳士」とは本来はジェントルメン(Gentleman )の訳語である。
「統治階級にふさわしい教養と徳性を身につけた男」を指してジェントルマンと呼ぶようになった。
広く知られたステレオタイプとしては「黒いシルクハットとフロックコート、そしてベストをきっちり着込む。
礼儀にはうるさく、レディを非常に大事にする」というものがある。
それだけではない。ステレオタイプだけではない紳士的な一面というものもある。
抽象的な面での紳士のイメージとはなにか。
何よりまず、沈着冷静で精神が強固なことだ。粘り強い。現実の前に右往左往することがない。容易にくじけない。
沈着冷静な彼らは、不況や不景気の中、ただ頑固にじっと我慢しているだけではない。
目の前に現実をきちんと受け止め、そして相対する人の心を見つめている。
だからこそ、彼らの作る英国車は「人の心を知る機械になる」
単に性能やスペックをみればSUV最高峰はカイエンだろう。2トンを超える重さを忘れて素晴らしく引き締まった走りをする。
レンジローバーはのっそりと動き出しぐらりと傾き、2トンを超える巨体に運動エネルギーを与えていると自覚させてくれる。
ところがその先が違う。クルマは懐深く安定し丁寧に行った操作に対してはおどろくほど驚異的な走行性能を魅せてくれる。
物理の神様に技術力で喧嘩を売るのがドイツ車ならば、イギリス車は物理の法則をまず人間に知らせておいてから、その中で高性能を作り上げて提供する。
ランドローバーは現実と人の心を理解し、生きる機械を作っているのだと思える。
これらを理解して付き合う事が、英国車を楽しみ、神髄に触れる手段と思える。
(GOO WORLDより抜粋)
さて、先日から「駄々こねてた」「愛娘1号」のパーツが届きました。
今度のはちゃんと漏れない。(当たり前だと思うかもしれませんが、国産車が異常な信頼性なのです)
でも、固定する穴が合わなかったです。流石は英国品質wwww
ドリルで穴をあけて装着です。
先日触れた話題の「噴射ポンプ」
デイーラー様などではASSY交換するので30万円近い金額がするのですけど、主治医は「Oリング交換で充分でしょう。」ってことでリング交換していただけました。
これで「燃料漏れ」は解消です(オイル漏れなどは継続中wwww)
クーラントも漏れません(当たり前っちゃ当たり前なんですけど)
ともあれ、治ったようでよかったデスネ。
まだまだ旧型の大型四駆を乗ってる方も多い(ランクルやサファリ、ビックホーン等々・・・・)ですから、ね♪
ぶっ壊れるまで乗り続けたいと思う所存ですwwww