空冷VWのタイヤの空気圧問題はオーナーが誰しも頭を悩ませている問題です。
メーカーの推奨空気圧は設定されていますが
消耗品であるタイヤはもちろん今時の車になっていますし
世の中の車のスピードもビートルの設計当時と比べると格段に上がっています。
それに合わせて高めの空気圧を入れているオーナーが多いみたいです。
販売店の方に相談をして色々話を聞いて
前が2.5の後ろが2.8というかなり高い数値でこの1年を過ごしてきましたが
ふと思い立って整備工場の整備士さんに空気圧の話を聞いたところ
整備士さんはメーカーの推奨に設定しているとのこと。
確か前が1.3の後ろが1.6とかだったかなと思います。
高い数値に設定している事を伝えると
「路面のショックを結構拾うんじゃない?」とのこと。
路面ショックはタイヤで拾いサスペンションで拾い椅子で拾いと
人間に伝わるまでのいたるところで吸収をして伝えていく中でのひとつの機関としてのタイヤなので
あまりパンパンに入れると乗り心地は悪くなると教えてもらいました。
空気圧が高いとタイヤはよく転がるので走りやすくなることと
重ステでもハンドルが切りやすくなります。
逆に空気圧を下げると路面ショックを吸収してくれて過圧状態よりはタイヤ寿命が延びます。
どちらも長所短所ありますが頻繁に高速に乗る事とすぐ長距離運転に出てしまう事を考えて
空気圧は高めの設定が良いかなと思いました。
とは言え他のオーナーさんのブログなどを見てもさすがに後ろ2.8の人はいないので
少し下げて試してみようかなと思い
昨日走った帰りにスタンドで空気を抜いてみました。
前を2.0、後ろを2.3です。
スタンドから家まで30分ほどかけて帰りましたが今までとは全然違う動きを見せてくれました。
これまでは多少の段差で跳ねる腰高な感じがあったのですが
多少の段差であればちゃんとショックを拾ってくれてまるで自動車みたいでしたw
大人になって初めて自分のお金でタクシーに乗った時のクラウンコンフォートの乗り心地のような感動がありました。
もちろんそんなに優秀ではないですが気持ちとしてはそれぐらいの感動です。
加速はちょっと遅くなりましたがちゃんと路面を掴んで走っている感じがしますし
減速もギュッと止まる感じからシューっと止まる感じになりました。
これはもう感覚の問題なので「変わった」という事実が伝わればそれで良いです。
そしてハンドルは重くなりました。
ゆとり世代のもやしっ子としてはこれ以上ハンドルが重いのは辛そうなので
空気圧はしばらくこれで固定がもう少し下げて様子を見る事になりそうです。
可愛らしい見た目と程よくバウンドするやんちゃな走りの車だと思っていたのですが
さすが国民車として作られて車です。
本来のセッティングにしていけばファミリーカーっぽい顔もしてくれるのだなと感心しましたし
タイヤの空気圧を変えただけでここまで表情が変わると
車弄りが好きな人の気持ちもちょっとわかりました。
そんなこんなで昨晩はすごくニヤニヤしながら帰路につきました。
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Posted at 2018/03/14 20:39:53 | |
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