「40(歳)を過ぎれば、自分の顔に責任を持て」
こんなことが言われる。
この言葉、一般的にはリンカーン大統領の言葉として流布している。
若い頃は顔立ちが性格そのものを表しているとは言い難いところがある。
ところが、年を経るうちに日
痔瘡手術々の心の持ち方によって表情が作られ、
作った表情が少しずつ顔に刻まれ、
やがて顔そのものに「心根(こころね)」が現れることになる。
40を超えた人の顔そのものを見れば、どのような人生を歩んできたかが
瞬時にしてわかるとも言える。
これは、そのあたりの機微を語っていると捉えることができるだろう。
顔を見ただけで驚くと言えば、まず挙げたい人物として「ヘーゲル」。
彼の写真を見られた人も多かろうと思う。
半ば、フランケンシュタインを彷彿とさせるところがあり、
こんな人物に話しかける
如何成立公司だけでも憚れる気持ちになってしまう。
ヘーゲルにしても多くの表情を表した写真もあったろうと思うが、
大抵はこの一枚が掲げられることになる。
一方、良き写真を残すことはかなり重要。
一つは坂本龍馬の残した一枚。
演台に肘をついて遠くを眺めるような写真。
こればかりがどこでも掲げられているが、
座している坂本龍馬像の写真を見た覚えがある。
その写真は、たいして印象に残るものでもない。
あの一枚があったれば
Apartmentこそ、坂本龍馬となれたとも言える。
そして、もう一人は夏目漱石。
ツイードのジャケットを着て、物憂げに見つめている写真。
その一枚が使われていることが多いが、あれは修正版だという噂がある。
実際に漱石は天然痘を患ったことがあり、顔には「アバタ」があったとされる。
かの写真には、それらが見事に修正されている。
40歳を過ぎたアナタ。
もちろん、顔には責任を持たなければならないが、他人に見せるものには、
最大限、ポートレート機能を使ったりと、できる限り、
印象良くすることをおススメする。
変な写真を残していると、それが一人歩きをするかもしれない。
40を過ぎた人、その顔も重要だが、世に出す写真には責任を持て、
といったところだろうか...
Posted at 2018/06/06 18:44:34 | |
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