大分日が空いてしまいました。少し前から毎週ブログを書こうとしていたのに…というわけで、お詫び(?)がてら今回は取っておきのジャケットでも紹介しようと思います。
今回、紹介するのはこちら
アメリカ空軍の現行品のソフトシェルジャケットのスコーピオン迷彩になります。
簡単に手に入れられるマルチカムとは違うのです!
今回のジャケットは以前紹介した緑色のソフトシェルジャケットの現行迷彩の柄となります。

後ろから見るとこんな感じです。
マルチカムは多少縦の枝状の模様がありますが、スコーピオン迷彩についてはその縦の枝状の模様がなくなっています。
なお、スコーピオン迷彩についてはアメリカ軍にライセンスがあるらしく、現地で新品のスコーピオン迷彩を買えるのは軍人に限られて…なんて記載も見られたりします。
フライトジャケットなので、ここの胸の隙間からホースを通せるように設計されています。
また、両腕と両胸にベルクロベースがあることで軍団や飛行隊や航空団といったパッチ(ワッペン)を貼り付けられるようになっております。

内部はこのように起毛仕立てとなっているので、外側はウインドブレーカーのように風を通さないけれども、中身は起毛のフリースでデッドエアを蓄えるという設計ですね。
ジッパー近くにタグの根元が見えるのでこれは紙タグだけ取り去ったみたいですね。
サイズとNSNナンバーのアップです。襟元の所にサイズラベルがあります。

JACKET AIR FORCE INTERMEDIATE WEATHER OUTER LAYER となっております。
略称で言えばIWOLジャケットですね。
少し前に、紹介した緑のジャケットと同じ名称です。
流石にNSNナンバーは変わってますが、コントラクト見ると特殊用途でフライトジャケット、スコーピオン迷彩(OCP)なんてのにたどり着きます。

このジャケットも例に漏れず、ノーメックス素材で難燃素材を使用しています。また、ポケットに通気性が高い生地を使用しており、YKKのジッパーを開けることでさらに通気性が増します。よって対応気温も幅広く感じます。
人によってはダウン並みに感じるなんて人も居るようですね。
また、CWUを着用すると感じる蒸れも無縁です。
上腕部の右腕のポケットと、左側のペンポケットを一緒に撮影してみました。
生地は、ナイロンみたいな手触りでしっかりした硬めのソフトシェルみたいな感覚ですが、角度によっては少し光が反射して見えるのはノーメックスの名残なのでしょうか。
このジャケットは市販品であればmassifというメーカーで作っておりますが、値段が700ドル程で高額です。また、このスコーピオン迷彩柄のものは軍の住所等でなければ送らないとメーカーHPに記載されています。
前に紹介した緑の方は一般の方でもHPで購入できそうですが、今回のは無理みたいですね。
また、パッチについてはOCP柄は中々出回っていないので全て揃えるのは中々大変かもしれませんが、すべて揃えた暁には知ってるマニアからは熱い視線や興味を持たれるかもしれませんね。そろそろ、暑さも一段落してきたので活躍し始めるジャケットとなるので楽しみです。
長文を読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2024/10/24 23:35:43 | |
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