
ベタ褒めした大好きなワンダーシビックは、車検のタイミングで売却し、そのお金よりはるかに安かったこのクルマを買いました。
理由は、クルマで走ることが楽しくて楽しくてしょうがなかったバカが、思い上がってレースをすることを決心したからです。
レースに関しては別で追々書きますが、中古のEF9シビックレース車両を購入し、レース参戦を開始しました。舞台は鈴鹿サーキットでした。
当時jのシビックレースは大々的に行われていて、各地方選があり、その地方選でも各エントラントは大変なお金のかけようでした。
でも、私はしがないサラリーマンの完全プライベーター参戦だったので、当初はワンダーシビックに荷物を満載し通ってましたが、そんなヤワな取り組みだとすぐに限界を迎え、ライトエースへの乗り換えになった、という経緯です。
いつもスペアのB16Aエンジンとミッションを積んで、それ以外メンテ用工具やらなんやら、いわゆるレース備品積載車両としていつも荷物が満載でした。
でも、エンジンだけじゃなくフロントガラスを運ぶ、リアフェンダーCOMPを運ぶ、ボンネットやバンパーを運ぶ、これら輸送行為は、突然に、全てサーキットの現場で起きます。それも自分のためだけではなく、プライベーターが当時のレース業界で生きていくためにいろいろお世話になる各メンテガレージさんのパシリだったり、予選と決勝の間の夜中にいろんなモノを運んだり、本当に大活躍でした。
一方で、何故か周りの人たちが、AE86用とかのSSRメッシュもどきホイールとか、ワタナベRS8もどきホイールとかを「RX-7に乗り換えたから要らない」とか言いながらくれたので、シビックのSタイヤを組んでライトエースに装着してました。
もらい物ホイール達は、サイズが7Jとかだったので、タイヤは引っ張りぎみだし、ライトエース独特のオーバーフェンダーに対して面イチになって、かっこよかったですねぇ♪
私のレース活動は資金難により3年間で終了しましたが、その間の私の大事な相棒でした。