高原の道路はバイクツーリングも多い・・

ショップ主催だったりオフ会だったり

単独だったり

そんな中でごく一部だとは思いますが

追い越し禁止のブラインドコーナーを車の鼻づらをかすめつつ抜いて行く非常に危険なライダーを見かけます。

それが単独だったり集団だったり・・

呆れるケースはライダー全員「オレが『キリン』の主人公だ！」とばかりに突っ走り、ご丁寧にもそれを追っかけるポルシェも居て対向車は急ブレーキで回避してました。

たぶん腕に自信があって”自己責任”でそうやってるのでしょう。

でも、そういうブラインドコーナーで倒れているバイクや救急車を待つ人々を見かけるのも事実です。

無事だと良いがと思うと同時に、対向車とぶつかっていたらその運転手は思いもかけず突然に加害者となるような事になっていないか心配になります。

そう思うのも

数十年前に、この高原道路（やまなみハイウェー）で無理な追い越しをしたバイクと対向車が衝突して、バイクに乗っていた人は死亡、対向車の運転していた人が事故現場から居なくなり、捜索の結果その夜に付近の山林で自殺体で発見されたと言う痛ましい事故がありました。

休日に家族で行楽に来ていた普通のお父さんは突然死亡事故の加害者となって、その重大さに耐えきれなかったのでしょう・・

たとえ自殺しなかったとしても、その人と家族は一生涯その一瞬を悔い続けることでしょう。

誰も非難できるものでも無いし、死者を裁けるものでもありませんが・・ライダーの自己責任とはいえ自分の不注意を後悔することも、運転者を擁護することもできないのです。


このブログを読んだライダーやドライバーさん

また仲間にそういう人がいたらそういう危険な行為は止めさせてください。

こういう高原の気持ち良い道路で飛ばしたい気持ちは私も分かります。

よ～く分かりますが・・これを機会に危険な事故を誘発するような行為は止めましょう。

自分だけじゃすまないのです。。