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M575の愛車 [トヨタ MR-S]

整備手帳

作業日:0001年1月1日

幌交換と内張の補修

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 12時間以内
1
幌骨付きの中古品を手に入れ、丸ごと交換。
幌生地は純正のビニールより高級感のあるアクリルクロス。ダークルビーと呼ばれるアズキ色で、ダークグリーンマイカのボディとの組み合わせは和風テイストで似合っていると思う。
2
交換作業にあたっては、中古幌販売元のショップで手順と注意点を教えてもらい、トヨタの修理書も参照した。
修理書ではターポリンカバー(幌布)とターポリンASSY(ヒンジ部も含む幌骨)について別々に脱着手順が説明されている。それぞれ部分的に参照しながら幌布と幌骨を一体のまま取り外し、載せ替えた。重量があるのでクルマから降ろす時と載せる時は二人で行う。
やってみると時間はかかるが、一体での交換はそれほど難しくない。ただし、幌をボディに固定する部分はワイヤーやベルト、防水シール、金属製リテーナなどが重なり合っており、取り回しや重ね方に注意が必要。詳細な写真やメモを取っておくと良い。
純正幌布の後端にリベット留めされているテールゲートロワーシール(ゴム製のレインレール的な長いパーツ)が交換品の幌には付いてこなかったので、リベットをニッパーで切断して移植した。修理書にリベット留めについて言及がないのと、交換品にリベット痕の穴が開いていないためリベット留めは必須ではないと判断し、車体へ幌布とロワーシールを共締めするだけにした。
自分のクルマは後期型で、交換品は前期型に付いていた幌骨だが、問題なく取り付けられた。明らかな違いはボディ左右(の幌ヒンジ)を繋ぐ鉄パイプ「トップ&ターポリンサポートフレーム」を取り付けるネジ径が後期型で太くなっている事(M8→M10)だが、単純に幌骨とサポートフレームをセットで取り替えれば良い。ネジ穴が大きい後期型用サポートフレームを前期型の幌骨ヒンジに取り付ける事もできるが、逆はネジが通らず不可。(おそらく、ネジ穴を10mmに拡大すれば良い)
手順を書いておくが基本的には後ろ半分の内装を全て取り外して行き、最後に幌骨のヒンジ部分のボルトを外すと幌全体(ターポリンASSY)が車体から降ろせるようになる。
ーー
RLは右左両方の意味
1. 座席取り外し(スペース確保のため。片方でも可)
2. スカッフプレートRL取り外し
3. セパレータボードカバーRL取り外し(ラゲージ左右端のカバー)
4. クオータインサイドトリムボードRL取り外し(シートベルトが通っているカバー)
5. シートベルトRL取り外し。上下のボルト
6. ラッゲージコンパートメントボックスLR取り外し(荷室ボックス)。左側を先に外す
7. ウィンドデフレクタボード取り外し。長方形の蓋を外したところにナット
8. プルハンドル取り外し(幌収納時の押さえのハンドル)。蓋を外してプラスねじ
9. トランクトリムカバー取り外し(中央上部カバー)
10. ラッゲージコンパートメントアッパカバーRL取り外し(左右上部カバー)
レイン受けが押し込みクリップで数ヵ所留められているので復元できるようメモしておく
11. トップ&ターポリンサポートフレーム取り外し(左右を繋ぐ鉄パイプ)。ボルトとナット
ーー以下は幌を閉じて作業ーー
12. パッケージトレイトリムパネルASSY取り外し(吊ってある大きなトレー)。後部は上に引っ張る
13. ルームパーティションボードASSY取り外し(後部カーペット)。後部にプラねじ
14. デフォッガ熱線ケーブルのコネクター切り離し
15. ターポリンカバーサイドリテーナRL取り外し(左右腰部の金属製幌押さえ)。ボルトとナット。前端の重なり方やベルトとワイヤーの取り回しに注意。取り付けは苦労するが前端を後ろから差し込んで前端のボルトを先に仮止めしてはめ込んでいく
16. ターポリンカバーリテーナUPR No.2取り外し(車内後端の金属製幌押さえ)。ナット
17. 移植が必要な場合テールゲートロワーシールのリベット除去、取り外し(長いゴム製レインレール)。重なり方注意
18. ターポリンASSYを車から降ろす。左右ボルト3本ずつ
ここで拭き掃除やドレーンの点検、洗浄をすると良い
19. 交換用ターポリンASSYを載せる
20. テールゲートロワーシールを移植(リベット不使用でも可)
あとは逆の手順。
幌の後端をテールゲートロワーシールと一緒にボディのスタッドボルトにはめて行く時は、幌を半分ほど開いた状態にして車の横に立って左右の手が幌の外側と内側の両方に届くようにするとやりやすい。
3
純正幌もそうだが、幌のクォーター部分の内張が、幌骨に付いている金具の出っ張りが幌開閉時に擦れることで傷んでくる。この幌も傷みが進行していたので、オークションで幌補修用に売られている帆布をセメダインスーパーX黒で貼り付けて補修した。表側まで破れて来る前にこの処置をしておくべきと思う。写真は右サイド
4
問題の金具が内張を擦らないように、金具に5cm長のビニールホースを被せてタイラップで固定してみた。左サイドの写真。
なお、この金具から出ているベルトは写真のように前回りに幌骨を半周させてから後ろのターポリンカバーサイドリテーナ(黒い金属製の幌布押さえ)に固定する。半周させるのを忘れると、幌を閉じた状態でこの幌骨(ボウNo.4)が十分に後ろへ引っ張られず前へ出た形になり、幌の形が崩れる。幌骨が屋根のほぼ後端に位置するのが正しい。
5
作業のついでに隠れていた部分(コンピューター周辺)の拭き掃除をしたり、排水ドレーン周りを洗剤で洗ったりしてスッキリした。ドレーン周辺は防水シール幕が薄くてデリケートな部分もあるので取り扱いに注意。破れがないかもチェックする方が良い。破れ箇所にゴムシートをスーパーXで貼り付けておいた。
6
左側ターポリンカバーサイドリテーナ周辺。ベルトとワイヤーの固定位置、リテーナのアームとの位置関係に注意。

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