サブというか仕事用兼家族車のFIT3 HYBRIDに乗って4ヶ月ちょっと。
なんだかんだでまぁまぁ乗る機会が多く、FIT3のフィーリングにも慣れて来た今日この頃です。
さて燃費の良さが売りのFIT3ですが、なんとなくこのクルマのコツもつかんできたので、当初17km/Lちょっと
ぐらいだった燃費も少しは伸びて来たかな?と思って最近ガソリン入れた時に満タン方式で燃費を計算した所
なんと17.55km/L・・・( ̄_ ̄)。。
全然伸びてませんでした(笑)まぁボク1人で乗ってる訳ではないし仕方ないですね〜って言い訳してみたり。
まぁボクの運転スキルの拙さもありますね(^^;)あとECONボタンなるエコモードも全然使ってないので
それを使ったりするともうちょっと変わってくるかな?
でもせっかくのDCTだし。。エコモードでちょっとまったりなドライブフィールになるのもどうなんだろう
って思い、とりあえず今はそこそこの燃費とダイレクト感が感じられてキビキビ運転出来る通常モードが
やっぱりバランスがいいかもなぁとそこに落ち着いています。
そういえばリリース早々に3連チャンでDCT関連のリコールがありましたね。
さすがにホンダ初DCTなので色々不具合は出てきますね。でも改善後はホントに
スムーズになりました。修理する前のA5SBのSトロよりスムーズです。
ボクのA5SBも昨年大掛かりなSトロの修理をしてからはスムーズになり運転しやすくなりましたが
修理前ははっきり言って人を乗せるのもちょっとためらうぐらい低速でのギクシャクガックンが
ひどい個体でした。縦置きSトロの初期ロットだったので仕方ない部分はありましたけど
ホントひどかったなぁ。今のSトロは色々な経験・情報が蓄積されて煮詰まってちゃんと
してるでしょうけどね。
まぁそれは置いといて、ホンダのDCTですが町中のちょっとしたカーブの立ち上がりだったり
減速や停車からの立ち上がりなどギアが「クンクンクン」と小気味よく変則していく感じが
ちょっとした事ですが楽しさを感じる事が出来ます。この辺はやっぱりCVTでは感じる事が出来ないちょっとした
楽しさだなと強く感じています。
ただちょっと気になる部分もあるにはあります。
それはEV走行に切り替わる瞬間。スッとトルク感がなくなるというか(EV走行なのであたり前ですが)
ちょっと一拍『間が空く』感じというか『つんのめる』感じと言うか、うまく言えないですが
その辺がちょっと気になります。
あと、シフトが気になる。ギアはD・N・Rまではまぁわかるんですがあと一つが『 L 』。
せっかく7速DCTなんだから+/−にして任意にギアを選択出来る様にしてくれれば良かったのに。
それかLOWをなくしてどのパッケージでもパドルシフトを標準装備してほしい。メーターも今何速なのか
が表示されるようにして。
なんかシフトレバーの形もいかにも『ハイブリッド』みたいな青色を使ったおもちゃっぽいデザインなのが不満。
MBのA45 AMGも同じような感じのシフトレバーですがなんかスゴいカッコいいですもんね。
パドルシフトもちゃんとついてるし。FITももうちょっと普通の形で良かったんじゃないかと思ったり。
インテリアに関しては個人的な勝手な思い込みなんですが何となくガンダムっぽいというかアニメっぽいというか
そんなイメージを以前からホンダのインテリアには感じていて(ホント個人的な感覚です)正直あまり好きでは
なかったんですけどこのFITのインテリアはそういう雰囲気ちょっと薄れているような気がするんですけど
実際の所どうなんでしょうかね?あとちょっと青々と光りまくっているメーター周りの表示はちょっと『ん〜。。』って
思わなくはないです。まぁ視認性はいいですけどもうちょっと落ち着いた感じでもいいのかなと思います。
そういえば、ホイールですが本当はインチアップして・・・なんて事をしたかったのですが主に家族がメインで
乗るクルマだし・・っていうのと前車スプラッシュにつけていたWORKMOTION11Rが気に入っていて、
まだ新しく勿体無かったのでそのまま移植。ボルトの追加だけで済んだのでラッキーでした。
ん〜こうやってみると黒色っていうのも影響してちょっと小さく感じますね。そう考えると17インチぐらいが
見た目的にはいいかな。あとちょっと車高を下げて足を引き締めたら楽しいかななんて気持ちも・・・なんて
言ってたらどんどんイジる方向へ向かっちゃいますね(笑)自制自制( ̄▽ ̄;)
まぁ気になる所もありますがHONDA初のDCT&HYBRID楽しく乗れています(^^)
MoterMagazin No.702のコラムの中に
〜確かにデュアルクラッチのトランスミッションは普通のCVTに比べても効率がいいはずだ。これまで
トヨタもホンダもCVTの効率が良いとずっと言い続けてきたわけだが、じつは駆動ベルトをプーリー
で締め付ける力が結構エンジンパワーをロスさせているんで、それほど効率が高いってものじゃない。〜
〜このシステムはホンダだけではなく、アウディなども同じようなものに挑戦している。つまり、
これからのハイブリッドシステムの先頭を走るものなのだ。ではトヨタ式ハイブリッドシステムに
未来はあるのかというと、確かにギクシャク感はなく、効率も良いが、乗り心地はいまひとつである〜
とありましたが、うんうんそうだよなぁと個人的にはスゴく納得出来ました。
ただ
〜デュアルクラッチのギクシャクする乗り心地というリスクをものともせず、果敢に挑戦している点は
素晴らしいがその危惧は現実のものとなっているのは残念。〜とも。確かに。これはどんどん改良して
もらって成熟させていってほしいなって思います。
現状DCTのクラッチ板の要領が足りないようで強いトルクを発揮するRSのようなモデルには積めないようだし
それこそ大きなモデルにも積めないようなので、この辺はHONDAには頑張って開発を進めていって
欲しいですね〜。アコード、オデッセイなんかはタイプ的にCVTの方があってるかもしれませんが
せめてステップワゴンぐらいまでの車種やスポーティモデルにはこのDCT&HYBRIDシステムでいって
欲しいな〜。ハイブリッド=プリウス・アクアなんていう今の図式を別のベクトルをもってHONDAには
崩していって欲しいなと思います。