
GWもいよいよ最終日になってしまいました・・・。明日から仕事です・・・。働きたくありません・・・。
少しでもそんな陰鬱な気分を晴らすため、XD3を試乗してきました。
今回はニコルの青山ショールーム。青山通りに面していて、以前から知っていたのですが、やはり敷居が高く入れませんでした。というより、入れません。一応アルピナを所有していますが、中古で購入したためニコルには一銭も入っていません。スーツを着ていても本来のアルピナの購買層から比べると安物のスーツです。そんな格好ではアルピナのショールームには行けません。
が、今回は試乗会の案内が来た、ちゃんと予約をしていたのでジーンズにTシャツという普段着で訪問してきました!
担当営業の方は以前、世田谷ショールームでの試乗会の際にお世話になった方です。最初の雑談でなぜか盛り上がってしまい試乗が遅れてしました。
で、試乗!
なんと世界生産の1号車という貴重な個体でした!営業の方いわく、7000kmを超えてやっと足回りが馴染んできたとのこと。
試乗コースですが、青山ショールームから六本木を抜けて首都高の飯倉ICへ。そこから首都高でレインボーブリッジ、辰巳JCT経由し、都心環状線・霞が関出口に戻ってくるというルートです。正直、普段走り慣れているルートなので、愛車のB3Biturboとの挙動の違いを感じながら試乗することができました。
実際に走ってみると私のB3Biturboよりも洗練された足回りでした!正直、ショックを受けました・・・。一般道でも高速でも、路面状況を車内に伝えてこないんです。今回試乗したのはオプションの22インチホイールを履いていました。タイヤの扁平率は30という極薄タイヤです。にも関わらず、SUVで足回りのストロークが働くのか、首都高の継ぎ目などを一切感じさせない足回りなんです!SUVにありがちなフワフワ感もなく、上下動がありません。かといって深いではなく、上質なサルーンに乗っているような感じになります。首都高のカーブで、それなりの速度で侵入しても、少しのロールだけで踏ん張ってくれます。ただ姿勢変化も非常に自然で、不安を感じさせない程度。かといってガチガチに踏ん張るわけでもなく、ちゃんと足が動いてくれるんです。
エンジンは直6ツインターボディーゼルだけあって、トルクが化物です。B3Biturboに比べて、高回転まで回す楽しさはありません。回しても盛り上がりがないんです。ただ低速トルクが凄いので、アクセルに足を乗せておくだけで動かす必要がない位にパワーがあります。合流や坂道などでアクセルを踏む込むとトルクで一気に引っ張られるので、驚きの加速を見せます。その際、マフラーから気持ちのいい排気音が!ディーゼルのガラガラ音は皆無で、高回転時の排気音だけが聞こえてきます。もう少し車内に音が入ってきたほうが盛り上がるかもしれませんが、普通に走る分は車内は静寂そのものでした。なおマフラーはアクラポではなく、BOYSENのようです。それでも気持ちいのいい音を出してくれました。
運転も非常にしやすいです。SUVなので目線が高く、しばらく慣れませんでしたが、慣れると快適。パワーがあるので安心して運転をすることができました。また車両感覚も掴みやすく、乗りやすかったです。
今日は特に道が空いていたので、アクセルを踏むこむことができ、楽しい試乗でした。
ただそんな楽しい時間もすぐ終わってしまい、青山ショールームへ。戻ってからショールーム前で後席に座らせて頂きましたが、(オプションのパノラマサンルーフ込で)開放感が素晴らしかったです!セダン乗るよりも開放的に旅行に行けるかもしれません。
その後、ショールーム内で営業の方と雑談。
・カイエンやレクサスからXD3の乗り換え需要がある。SUV特有の上下動が嫌になってXD3を見に来て、感動される例が多い。
・D5と同じエンジンだが、D5より乗り心地がいい。(ストロークの差?)
・これからXD3の試乗レビューが雑誌に乗るだろうが、実際に乗ってみないとこの分からないことが多い。ぜひ乗って欲しい。
・XD3の試乗車はニコルでも3台しか無い。うち2台は地方のディーラーを巡回しているので、試乗できる機会が限られてしまう。
・XD3は正直お買い得車だと思う。この性能で1000万。カイエンなどを買うよりも乗り心地がよく速い。
・試乗車で13km/lくらいの燃費だが、高速巡航だけなら17km/lは出るかもしれない。車重2トンのクルマとしてはありえない燃費で走ることが出来る。
・アメリカ生産のため、BMWでX3生産後、ドイツのブッフローエのアルピナ工房で最終チューニングを行う。その後、日本へ出荷されるので通常よりも時間がかかる。
・アメリカ工場はアルピナブルーとアルピナグリーンに対応していないため、注文を受けられない。白もアルピンホワイトしかない。色の選択肢が通常より少ないのが難点。
・アルピナでは次期4シリーズはグランクーペだけの生産になる様子。クーペやカブリオレは生産しなくなる可能性がある。ただグランクーペだとセダンとの差別化が出来ないので、需要を満たせない可能性がある。
などなど、色々と面白い話を聞くことが出来ました。
この後、営業の方に私のB3Biturboを見て頂くことに。以前、世田谷でお会いした際に、ステアリングの革の劣化を相談していて、4月の補修結果を見てもらいました。で、営業の方も驚く出来栄えだそうです。毎日アルピナに乗っている方でも分からないようなLAVALINAレザーの補修とのこと。実際、補修してからステアリングの触感がよく、更に運転が楽しくなったのが事実です。営業の方も驚いていました。
そんなわけでショールームを後にし、XD3の試乗コースをB3Biturboで再走。XD3の出来の素晴らしさを再認識しました。まぁ10年違いますからね。そりゃよくなっていますよ!でも最新のアルピナはこんなに素晴らしいんだ!と感じました。もちろん、B3Biturboも素晴らしいと思います。乗り心地やパワー、デザイン、全て気に入っています。ただクルマの出来を比較した際に、10年の差はあると思います。とはいえ、アルピナという超高次元な世界での話で、普通に考えたら差が分からないレベルだと思います。
首都高を再走し、XD3の出来に感激しながら大黒PA、別名『大黒食堂』で昼食を。カツカレーでも食べようと思っていたんですが・・・
カツカレーってこんなに高かったでしたっけ?950円くらいだったような気が・・・少なくとも4桁はないですよ・・・この金額じゃ、大黒食堂でカツカレーは食べられません・・・。
食後、大黒食堂のローソンでコーヒーを買い、マッタリと愛車B3Biturboを見て楽しみました。
結局1時間くらい過ごしてから、今度は辰巳PA、別名『喫茶・辰巳』へ移動。

30分くらい、ゆっくりと風に当たってから帰ってきました。
帰宅するとAmazonから荷物が。頼んでいた消臭剤が届いていました。今まではクルマ用ファブリーズなどを使用していたんですが、交換が面倒だったんですね。届いた消臭剤なら2年は使えそうなので、ちょっと期待しています。
(詳しくはパーツレビューへ)
さぁ、明日から仕事ですね・・・。私は今週1件、大きな山場を迎える案件があります。この案件の成否で私の評価が大きく変わってきます。ぜひとも成功させたいところです。
そして来週末は
QUEEN Symphonic!素晴らしい音楽を楽しんできたいと思います!
では皆様、憂鬱な平日4日間を乗り切りましょう!
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ALPINA | 日記
Posted at
2019/05/06 17:04:05