国道112号山形市中心部　文翔館（旧県庁舎）と旧県会議事堂

仙台の実家に用事があり行ってました。帰りは山形に寄り道をしながら帰宅する事に。(^^♪

お目当てはこちらの施設「文翔館」（旧山形県庁舎）。1984年（昭和59年）に国の重要文化財に登録されています。

1911年(明治44）山形市北大火によって初代庁舎が焼失したため、新庁舎は耐火建築物として1916年（大正2年）に建設されています。しかし、前日の大雨が嘘のように晴れ間が出てくれました。ラッキーですね～でも青いテントは・・・(+o+)

ルネサンス様式を基調としたレンガ造りで造られた県庁は、県政の中心施設としてふさわしい佇まいですね。

早速、館内も見学してみます。語り部の人たちが館内の説明をしてくれます。

美しい正庁（講堂）ですね。ここで訓示や辞令交付などが行われたとの事。当時の県の予算の1/4を使って建設されました。

細かな装飾が施された美しいシャンデリア。文翔館・旧県会議事堂は約10年に及ぶ復元工事を受けて現在の姿となりました。

バルコニーの景色は格別です。少し身分が高くなったような気がしました。(#^.^#)

中庭の景色。内側はレンガ主力の外壁となっていて、外とは違った景色ですね。夏休みの女の子たちも楽しそうに過ごしていました。映画「るろうに剣心」のロケでも使われています。

連絡通路使って少し旧県会議事堂も見てみましょう。(^^)/

こちらもいい雰囲気のある「山形県会議事堂」です。現在とは逆の読み方や「県」の書体が時代を感じさせますね。

両施設は現在郷土資料館や会議室、ギャラリーなどで県民の文化活動の場としても利用されています。

教会のような神聖な雰囲気もある議場。県会で使用されない時は演奏会にも使われていたそうです。

日本史を専攻された方にはお馴染みの三島通庸。初代山形県令、「土木県令」や「鬼県令」としても知られており、画期的な交通網や建築物を地元住民の負担を強いり推し進めた部分が非難されていましたが、近年はその功績を評価する見方も一般的になりつつありますね。

次回は山形の特別な夜にスポットを当てます。