
旧友からの連絡
発作的にやってくる
今度は何にお熱なのだろうか
彼とは度々車の話で熱くなる
聞くと昨日あるドイツ車のディーラーに行ってきたと
彼らしい選択である
しかし今日の彼は何か違う
イタリアを見てみようか
意外な返答がやってきた
と同時に、思わず仕事からうまく抜け出す方法を考える
迷うことなく仕事を置き去り、「大人のおもちゃ」の元へ
そこにはツートンカラーの一台のサソリが
乗ってみて下さい
と
エンジンONとともに、けたたましい轟音が鳴り響く
見た目からは想像もつかないサウンドに目を輝かせる2人
その姿は少年時代に誰よりも大きなザリガニを用水路で捕まえた2人のままである
その「おもちゃ」の名は
ABARTH 595 competizione
コンパクトボディに1.4Lターボ+ECUチューン
そのパワーを逃さない足回りに操作性能
一瞬にしてサソリの毒にやられてしまう
その日の夜、彼からの電話
買います
と
また新しい「おもちゃ」が私たちの元へやってくる
目を光らせて夜遅くまで走り続けることだろう
私たちはまだまだこどもの殻から抜け出せそうもない

今回は珍しい車で出かける
相方のヴェゼル
とても売れた車らしい
世間は様々なスペシャリティ(特別)で溢れている
スイーツ一つとっても奥深いものがある
スイーツを目当てに店を探す際、Patisserieであることは欠かせない
持論だが、Cafeでのスイーツはあくまで食事に対する「デザート」だと考える
デザートとスイーツは必ずしも同じではないのである
又、スイーツをその場のコンディションで食したい私としてはイートインスペースが併設しているPatisserieであることが重要であり
加えて落ち着ける空間
「いつもの席」が安定して確保できること
この条件に当てはまるPatisserieは今のところ一件のみである
ついつい足繁く通い、いつものメニュー「タルトフレーズ」をオーダー
これに「ミルクティー」を追加する
甘めに作ったミルクティーを
甘っ
と相方が一言
そうして私にとってのスペシャリティな時間が生まれるのである

広い空が好き
新緑の季節、束の間の休日
暖かいを通り越して名古屋は夏日である
季節によって様々な顔を持つ徳川園は夏紅葉が青々と広がる
敷地内からは目立つような人工物も見えないため名古屋の中心地とは思えないほど、ゆっくりとした時間が流れる
隣接したカフェ「蘇山荘」さん
ここでは四季折々の庭園を眺めながらお茶ができる
今回は宇治抹茶とお茶菓子を頂く
迎賓館を移築した歴史ある空間の中で頂く抹茶は雰囲気と相まって格別である

店を出てふと空を見る
前回空を見上げたのはいつだろう
草木が揺れ音を立てる
風が抜け、季節の匂いを運んでくる
忙しさに追われ、同じ毎日を繰り返すほど
ビルに囲まれ、空の広さ、風の匂い、季節が動くその瞬間さえ忘れそうになる
たまには立ち止まって深呼吸
幸せとは当たり前にそこにあるものなのかもしれない
そんなことに気付かせてくれる
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新舞子サンデー まいこサン カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2018/04/17 19:03:53 |
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