大手アイスクリーム会社が主力商品の増産に乗り出す。アイス販売2位の森永乳業は8日、2009年度のカップアイス「MOW(モウ)」の生産量を前年度比30%、チョコアイス「ピノ」を5%それぞれ増産することを明らかにした。アイスキャンディー「ガリガリ君」で知られる赤城乳業(埼玉県深谷市)も同10%増やす。アイスは1個当たり63~126円程度と手ごろな価格が消費者の節約需要にマッチし、市場が急拡大している。年間のアイス販売の3割を占める最需要期の7~8月を軸に供給体制を整え、消費者の“デフレ需要”を取り込む考え。
森永乳業は、09年度に前年度比約4%増の約525億円のアイス販売金額を計画している。このうち、主力の「ピノ」では4%程度、4月の商品改良後の売れ行きが好調な「MOW」は30%程度の販売伸長を見込む。
赤城乳業は「ガリガリ君」の6~9月の生産量を10%、年間でも同規模増やす。土日の稼働延長で対応する。1本63円という低価格が節約志向の消費者の心をとらえ、09年に前年比10%の販売伸長が予想されるため。
日本アイスクリーム協会調べによると、08年度の国内アイス市場は前年度比3.7%増の3845億円となり、3年連続で伸長した。原材料価格の高騰を受けアイス各社は、昨年春に平均20%の値上げを実施したが、その後も販売は堅調に推移。実際、最大手のロッテアイスの08年度の販売額は同5.4%増の658億円となったほか、森永乳業も4.4%増、3位の江崎グリコで7.7%増と軒並み伸びた。
「もともとアイスは安価なため値上げの影響はほとんどなく、内食傾向の高まりで需要の拡大が続いているため」と森永乳業・冷菓事業部の小栗英揮・事業企画グループ長は市場成長の理由を説明する。各社の足下の販売も好調で、森永乳業はピノの好調などで4~6月期は前年同期比2%伸びているほか、今年3月末にリニューアル発売した「アイスの実」が好調な江崎グリコも全体で9%増えた。
まあ、喜ばしいお話ということで・・・。
自分の場合、お風呂上りに食べることが多かったりします・・・。
Posted at 2009/07/09 17:13:19 | |
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