
ここまでの車両購入時の選択、購入後の各種点検ですでにかなりいいクルマに仕上がってきているとは思います。
ここからはサーキット走行をより楽しむためにあったらベターな装備についてまとめてみます。
エンジンなどパワー系はまたのちほど。
1.安全装備
まず走行するサーキットに問い合わせして推奨の安全装備を準備ですね。
ヘルメット、スーツ、グローブなどの服装。
競技用シートベルト、ロールケージなんかも必要かと。
2.ブレーキ系
連続周回するレース形式ではなく、水温などが問題ない間だけにするタイムアタック限定ならば、サーキット走行用のブレーキパッド、ホース、ブレーキフリュードの交換だけでなんとかなります。
タイムアタックに限定するなら社外品のデカいキャリパーはよほどの高速サーキットでなければ使わなくてもなんとかなるようです。
それよりも純正キャリパーで良い前後比を探すほうが重要かと。
また純正キャリパーでもより小さいインチのタイヤホイルを使うためにあえて16インチ用キャリパーなんて選択もありかもしれません。事実、それで結果を出している方もいますしね。
ランニングコストも安くなるし。
無難な選択は17インチ車両キャリパー&ローターでABSはフューズ抜きでキャンセルしパッドで良好な前後比を探す。余力があれば好みで6型ABS移植とかABS削除&ブレーキバランサーなんかにトライすれば良いかと。
3.冷却関係
冷却については、水や油の漏れがなければノーマルでもかまいませんが、きっちりとLLCのエア抜きをし、油脂類を交換したうえで、水温、油温、吸気温度、ブーストなどを管理するメーターがあれば危険温度に達するまでは楽しむことができるかと思います。
きっちりやるなら、コアがノーマルであっても導風板を作り込んで、コアにより多くの風が当たるように、コアに触れた風が絶対に漏れないように、バンパー内部を観察して対策すると非常に効果があります。
バンパー交換車両などではオイルクーラーのまわりが無対策の車両がけっこう多いので、一度チェックしてみて下さい。
インタークーラーノーマル車両はエアを取り込むナンバー裏のダクトを作り込めば、安上がりに対策できます。
どんな高級な冷却装置も導風板が不完璧だとノーマルコア以下になってしまいますので、導風板、風漏れ対策は強くオススメしておきます。
電動ファンの動作タイミング変更あるいは強制オンスイッチとか、コアへのウォータースプレーなんかも安上がりで効果がある対策かと。
4.タイヤ
手持ちのホイルに参加する走行会のレギュレーション(あるいはご自身のこだわりレギュレーション)にあった内外のハイグリップラジアルやSタイヤを用意すれば、走行は楽しめると思います。
ただ、タイヤはブレーキ、足まわり、ボディー、空力に関するパーツと密接に関係するものですから、最初は最高のサイズ、最高のハイグリップのものをチョイスしなくても良いようにも思います。
どうせ磨耗するものですから、最初は高い国産タイヤじゃなくて、海外タイヤで評判のものでも充分な気がします。
最近はドリフトの流行でナンカン、ゼスティノ、ワンリ、ケンダ、フェデラルなどいろんなタイヤがありますから、これらのトップクラスタイヤは500PSを超えるようなドリフト車両でも流し続けられなくて困るらしいです。グリップし過ぎて悪いという評価が謎ですが(苦笑)
国産のセカンドグレードラジアルでは負けてしまうほどの、かなりのハイグリップなのは確かみたいです。
すみません。
また、長くなってしまったので、足まわりに関する装備、エンジンなどについてはのちほど。
Posted at 2017/10/06 10:51:24 | |
トラックバック(0) | 日記