はじめに。
すみません。
以下 ある個人の方主催の走行会だったので、当日の画像などは自主規制とさせていただきます。
(画像は後述のラジエターです)
岡山件、某所でディバージョンさんの常連さんが
個人主催されているドリフト練習会があると知り見学にいってきました。
参加車両は全てシルビア系でした。
(すみません、今回はREなしです)
参加されている皆さん。
見学者の皆さんといろいろと話をしましたが、
どの方とお話をしても、
「ディバージョンさんにお世話になってから、エンジンが全く壊れなくなった。」
というようなお話しを聴かせてくれました。
社長さん自身は
「エンジンとセッティング以外のことは感覚でやっているから、足まわりとかはわからんよ。」
などといつも言っているのですが。。。
お客さんはそうは思ってないようで、
「エンジンだけでなく足も良いんですよ。速いドリフトが可能になるんです。」
と力説でした。
しかし、みんな物凄いラフでカッコいい走りです。
いくらレシプロがREよりは比較的頑丈とは言っても。
こんな悪条件で破損しないのは僕にとっては衝撃でした。
ドラッグや周回ではありえないアクセルのオンオフ。
高回転使いまくり、レブ当てまくり。
(これでSRは壊れやすいと言われてますが、お客さん達によるとロッカー飛びなど皆無とか。やはり組み方がいいのかな。)
長いストレートもなく冷却困難。
スピンによる急激な停止。
クラッチ蹴り多数。
このような運用で壊れないようにしている燃料、点火のセッティングノウハウ蓄積が
他のジャンルの競技、他のエンジンのライフに良い影響を与えているのは間違いない気がしました。
以下 見学していて印象に残ったこと。
その1
主催者さま。
みんなで走行を楽しむために
13、14、15シルビアを個人的に用意。
全てディバージョンチューンのシルビアです。
見ず知らずの方にも貸し出す懐の深さに感服です。
僕もすすめられましたが、チューニング費用総額を想像すると
コワくて借りれませんでした(苦笑)
ちなみに要求仕様もお値段もご本人は
全く知らないというのが、これまた恐ろしいです(苦笑)
完全におまかせのようです。
その2
esprit NSXターボ、黒FDの監督さんも
ニューマシン15シルビアで登場。
NAのシルビアをベースにディバージョンさんおまかせで
ドリフト練習仕様で新規製作。
練習用なのに2.1LでGT3-RSタービン。
車体もピカピカ程度極上マシンです。
飾っておきたいほどキレイなクルマで容赦なく練習走行です。
朝から夕方まで、貸し切り時間の大半を誰よりも長時間走行していました。
トイレと食事以外は全て走行と言っても過言ではないです。
監督さんの努力には毎度頭が下がります。
こんな使い方をして、壊れないディバージョンさん製作エンジンは物凄いと思いますが。
もうひとつDRLさんのアルミラジエターもすごいです。
前置きインタークーラーでクーリング走行無しで時間単位で連続走行ですよ。
それでも100度未満キープは考えられません。
お値段はけっこうしますが、おそらくどの車種でもかなり冷えるような気がします。
その3
当日はドリフト系常連さんのトップも
参加でした。
エンジンは2L仕様にGT3037とレスポンス重視の仕様です。
他店の2.2L仕様ユーザーさんが追いつけないと噂するエンジンと走りは
以前から気になっていました。
噂通りムチャクチャ速いし、ムチャクチャ上手かったです。
(ちなみに大会仕様のリアもハイグリップ仕様で走行したら3周でタイヤ磨耗、最後はバースト(汗))
ディバージョンさんでは社長さんは
レスポンスを大切にしたタービン選びを
非常に重視されているのですが、
その必要性を視覚的に理解できた気がしました。
その4
ディバージョン社長さんのドリフト。
前述の監督さんが練習走行で苦戦しているのをみて、
社長さん自ら試乗してみることに。
すると全てのコーナーをカッコ良くドリフト決めちゃいました。
社長さんのドリフトははじめて拝見しましたが、
クルマ作りだけでなく走りも素晴らしいと感激しちゃいましたね。
乗ってのインプレはタービンがポン付けタイプとしては
大きめなので少し高めの速度でドリフトを維持する必要があるようです。
周回なら少々大きくてもなんとかなりますが、ドリフトはドライバーが慣れるまではノーマルタービンのほうがbetter、そんなこともあるんですね。
これまた勉強になりました。
その5
天才青年現る。
会場に僕以外にも新規の方が。
クルマは持ってないようですが、主催者さまがかしてくれるとのことで、
借り物13シルビアでサーキットデビュー。
はじめてなのに、けっこうな確率でドリフトできてます。
しばらく走っていたら、ほぼできるように(汗)
運転が信頼できるということで、その後はよりキレイでパワーもある14をレンタル。
扱いやすいのか、よりキレイにドリフトしていました。
最終的には15の運転許可も得られて、愛車はないのに楽しまれてました。
僕は借り物はものスゴく苦手ですが、借り物で当てずにうまいことドリフト可能なもんなんですね。
クルマを所有していないとは、信じられないテクニックでした。
ゲームやシミュレーターなどで経験してたのかな。。。
とにかく驚きの出会いでした。
Posted at 2018/12/06 19:16:49 | |
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