Z33-34系ミッション検討

Z33-34系ミッション検討

まずは多数派のファイナル4.1、タイヤは多数派の外径になる295/30R18で検討しています。
255/40R17なんかも似たような径です。
最高速300オーバーが必要なら少なくともリアタイヤを295/35R18にしファイナルを選べば、あまり高回転を使わなくても対応できるかと。

このミッション、SR、RB、1JZ、2JZのユーザーから注目されているミッションです。

理由はシンクロ付きミッション最高峰のゲトラグが入手困難ですし、SR、1JZ、RB25のミッションでは大パワーに対応困難だからです。

REへの搭載も可能ではありますが、REに限らず少々面倒です。

長所はシンクロ付きミッションとしてはゲトラグに近い強度。

新品が入手可能。

6速なのでステージを選ばない。

短所は
ストロークが短く慣れが必要。

少し重い。

ベルハウジング一体なので違う車種に搭載時にミッションケース本体の加工が必要。アダプターだけではどうにもならない。

違うメーカーのクルマに積む際はクラッチのセンターハブを日産用にする必要があり、クラッチ交換にノウハウが必要となる。

FD3Sに積む場合はおそらくパワープラントフレームを廃止し、ミッションマウントを作る必要がある。
車両本体の補強にも注意が必要。

このように長短はありますが、マツダのノーマルミッションでは強度的にキツい場合、しかもシーケンシャルミッションは高すぎる。シンクロ付きミッションが良いという場合には素晴らしい代替品といえるものです。

街乗り重視、発進のしやすさ、最高速、かなりクロスなのでビッグタービン対応、などメリットは非常に多いとも言えます。

黒FD監督の使っていたオーバーホール済み品がありますので、興味がある方は連絡下さい。

強度を多少でもあげるために通常のノーマルミッションにOSなどのフル5速クロスミッションを組み込み、ファイナル交換するとかなりの額になるはずです。しかもステージはかなり選びます。街乗りも楽ではないはずです。

シーケンシャルミッションだとミッション本体購入、公認車検でそれこそお金がたくさん必要かと。

そう考えるとコストも納得できると思いますよ。

ファイナル3.909でも発進ラクラクです。

この場合かなりの最高速です。

ファイナル4.3

ファイナル4.444

ファイナル4.777