
……などとググると、走行可能距離が0kmになったので冷や汗かいてスグ給油した、というような記事はたくさん出てくるのだが……いや、まったくそれで正しいのだけれど、自分はだいぶ攻めたことがある。自慢じゃないが。
NDロードスターの整備書を見ると「燃料残量が約9リットル(フューエル・ゲージが2指針表示)のときに、燃料残量警告灯を点灯します」という記述がある。経験上、フューエル・ゲージのゼロ指針表示と、走行可能距離の0km表示は、ほぼ同時。なので、燃料残量警告灯が点灯するのは、そのタイミングよりだいぶ前だ。改めて整備書を見たら「走行可能距離は、燃料残量が6リットルになると0kmを表示」という記述も見つけた。
つまり、残9リットルでオレンジ点灯、残6リットルで0km表示、ということになる。これまで5,6回、0km表示になってから給油しているが、決まって34リットル以上入る。カタログにはタンク容量は40リットルとあるので、残6リットルで0km表示という記述は正しそうだ。
以前に四国の室戸岬から、徳島市のすぐ手前の小松島市まで、国道55号(ただし南阿波サンライン経由)を
走ったことがある。約120km。まるまる四国の右辺とも言えよう。別にギリギリチャレンジをしたかったわけではないが、給油をしそびれて、室戸岬から走り出してほどなく0kmになってしまった。
道路はほとんど信号のない快走路なのだが、ガソリンスタンドもほとんどない。たまにあっても営業してなかったりする。結局、0km表示になってから、100kmくらい走るハメになってしまった。さすがに最後の方はちょっとドキドキしたが。
給油は翌朝。38.02リットル入った。その時の平均燃費は19.20km/l。当該の区間は平均車速50km/h強と極めて快調に走ったので優に20km/lを超えているはず。100km弱を4リットルで走ったと考えると矛盾しない。残りは2リットル前後だったということになるが、そう考えると、まだ余裕があったのだな。
さらにもうひとつ。自分が取り付けているレーダーには、OBD2経由でCAN通信を読む機能があり、それでも燃料残量を知ることができるのだが、こっちは燃料タンク内のフロートが伝えてくる角度情報そのままのようだ。というのも、車の姿勢(主にピッチ)で上下数%をフラフラするからである。
このレーダーの「燃料レベル」の値は、セルフ給油での満タン時に92%前後、0km表示の時に11%前後を示す。その先もフラフラしながら下がっていくが、7%に達すると動かなくなる。燃料液面の位置がフロート以下になったということだろう。ちなみに、フロートの最低位置はそんなに低くはなく、その時点でそれなり(3リットル前後?)の燃料は残っている。
とはいえ、結局、本当にガス欠をしてみる以外、真のタンク容量を知ることは不可能だ。別に知る必要もないが、少なくとも0km表示から4リットルまでは確認済みなので、そんなに焦る必要はない。0kmになっても、心静かにトリップメータをリセットして、気楽にガソリンスタンドを探そう。自宅まで100km以下なら帰る選択もあり。しらんけど。
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2025/05/30 22:03:47