2009年01月29日
上甲 晃 氏 の講演を聞きに行ってきました。
私が講演をお聞きして書いてきたことをPCに打ち込みました。
書いてることが長いので興味があれば読んでください(*゚ー゚*)
若い人には松下幸之助氏を知らない人が増えて、この間の講演では美容師の見習の講演をした時にパナソニックなら通じるが松下幸之助は半数の若者しか知らない世代になっているのかと実感し、話し方を変えないと言葉が通じない時代になっていると感じた。
この不景気の時代、厳しい時に経営は差がつく。
チャンスは今のやり方を反省できることだと。
調子のいい時はどの人も調子がいいが、この不況になって初めて実力に差がつく。
私(上甲)は電子レンジの営業部から松下塾の塾頭になり、初めて抗議した時に、理屈で物を考える大学生には松下幸之助の話が通じなかった。
松下幸之助は経営とは任せる。「任せて任せず」なんだよ。
「何を任せて、何を任せたらいけないか、なんだよ」と…
松下幸之助はお金だけは任せなかった。自分で経理した。
人間はどこで息詰まるか?
会社の息詰まりは自分さえよければとの考えで進めば必ず息詰まる。
目先のことばかりでは必ず息詰まる。
どんなに苦しい時でも先のことを考える。
40年前に松下は「日本は必ず息詰まる」と言った。
政治も目先のことしか言わない。日本は必ず息詰まると・・・
人間は先に灯りがあれば耐えられる。
トンネルの先に灯りがあればどんなに苦しいものにも耐えられる。
オバマ大統領が国民に勇気と希望を与える。
その勇気と希望。灯りが大事なんだと。
今がチャンス!
困ったらあかん!困っても困らず!
心構えは生きのこる。どんな時代にも本物は生まれ変わる!
企業の大事なことは、できる人を育てる。
知っている人を育てても意味はない。
知っているのと、できるとの意味は違う!
零細企業、独立経営者は自分が倒れたら働けなくなる。
健康管理は大事だと。
先生は3つの提案をする。
まずは
① 初心に戻る。
小さな仕事をいただいても喜んで感謝して引き受ける。
5年、10年、30年と会社も機動にのれば社長はわがままになる。
大きな仕事は頑張れるけど、小さな仕事は後回し、
これでは信用をなくし、お客は離れる。
最初は声をかけていただく嬉しさで動いていた仕事が、大きな仕事しかしなく
なり信用を落としていく。
吹けば飛んでいく零細企業。
初心に立ち返り感謝する。これが明日へとつながることだと。
過去の栄光は戻らない。
今の瞬間を生きる。明日の心配をしても今の瞬間を一生懸命に生きること、
頑張ることが明日に繋がる。
私は、いつもこれが最後の講演かもしれないそんな思いで明日に繋いでいる。
まずは、初心に戻ること。
競争相手があるけども、私を選んでくれた。
◎ 電気屋さんを例にあげると
初心も30年も経つとお買い上げの金額でお客様の対応が変わってくる。
蛍光灯一本の交換の依頼は後回しにする。これではお客の信用が変わってくる。
もう二度とそこで頼まないし、買わない。
売れなくなると、環境が悪だの他のせいにしがちだが、本当は自分が悪い。
初心に立ち返る!チャンスととらえる!感謝する!
イエスタディ・イズ・ヒストリー 昨日は戻らない
トゥモロー・イズ・ミステリー ミステリアスな明日を
小さな仕事を大事にする事で会社は大きく成長する。
建築屋さんなら雨漏りで困っているお客さま、小さな仕事でも喜んで飛んでいく。
それが回りまわって自分にかえってくる。すべての経営者は初心を忘れがちになる。
② 原点
何のために働いているか?「飯食うため」と言う人もいるでしょ。
それは牧場の牛と同じである。
経営の理念、利益は敵ではないを社員に叩き込む。
目的、世のため人のためにしている会社。
儲からない会社は、お客様に喜んでいただく熱心に働く
自分のためのノルマは大きな成果は上がらない。
お客さまのために働く=自分に戻る
選挙のために働く政治家は報われない。
③ 当たり前の事を当たり前ににできる。
情報に振り回されない。振り回されることで自分も自ら見失って
しまう。しっかりと地面に足をつける。
お金は使わない。使ったら減る。
使っても自分の財産から使え。持ってる所持金は把握し使う。
無いものを嘆くよりあるものを使え!
心を使え!
お客さまに喜んでいただく心に頼れ!心は無限の財産!
金で差をつけない。心の限りを尽くす。
そこまでやるから感動させる。
一流は隅々まで行きとどいている。
当たり前を当たり前にちゃんとする。
たとえば
・ 履物をそろえる。
・ 呼ばれたら「はい」と返事をする。
・ ライバルには追いつかれない。差をつける。
こつこつする。1日1cmの改革はやがて大きな改革になる。
できる職場はゴミ箱の量が少ない。
ミスが無いということ。
日々、発見!日々、感動!
一つを変えることですべてが変わる。
目力、志力、
難有 = ありがたい
生きる。ありがたい。本物は生き残れる。雲の上は晴天である。
経営者は社員を私物化しない。
誰のおかげで育ててもらったか、もちろん親ですが、税金です。
天下の人を預かっている。天下の土地をお借りしている。
天下にお返しをする。
が、松下幸之助氏の考えである。
Posted at 2009/01/29 21:39:42 | |
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