こんにちは、スタッフSSです。
今、みんカラを運営しているカービュー社では、インフルエンザが猛威を奮っていて、隣のシマのスタッフの毎日誰かがお休みしています。
少しずつウィルスが迫ってきているようで恐ろしい今日この頃ですが、皆さん、うがい&手洗いを忘れずに、がっちり予防していきましょう!
さて、本日ご紹介するのは、あのビルシュタインやアイバッハ、BBSなどの取り扱いでクルマ好きにはおなじみの
阿部商会さんが、自動車販売事業に乗り出すことになった、というお話しです。
グループ会社の「阿部モータース」さんがBMWやミニの正規ディーラーを展開していますが、阿部商会さん自身としては、その70年の歴史の中で初めての自動車販売事業なんだとか。
そして、メインで手がけるジャンルが、なんと、
アメリカンなピックアップトラックというから、タダ事じゃありません。
さっそく、1月20日(土)の正式オープン前日に、東京都多摩市永山にできたばかりの、店舗におじゃましてきました!
店舗名は、
『ABE CARS Tama Garage』!
南多摩尾根幹線、通称「尾根幹」から曲がってすぐのところにあります。
壁面が薄いレンガ色で、おしゃれな外観ですねぇ(^^)
両隣がメルセデス・ベンツと日産のディーラーさんで、目の前にビックモーターさんがある、というと、土地勘のある方なら、あ、あそこね、と思いつく方も多いのではないでしょうか。
さっそく店内に入ると、
ピックアップトラックの『シボレー コロラド』と
『トヨタ タコマ』が2台、どーんと展示されています!
これ、街中で目立つこと間違いないですね。
でも、なぜにピックアップトラックを阿部商会さんが手がけることになったんでしょうか?
これは、お話しを詳しくお聞きするしかない!
というわけで、お話しをうかがったのは、
副社長の阿部良太氏。
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オープン前のお忙しいところ、ありがとうございます!
まず、阿部商会さんとして、「ABE CARS」を立ち上げた理由から教えてください。
阿部氏(以下阿):そもそも阿部商会としては、日本国内ではインポーターがいないけど、魅力的な車を新車、中古車問わず、お客様に提供したいという想いがあったんですね。
そこでパッと頭に浮かんだのが
ピックアップトラックなんです。
例えば、1990年前後にトヨタ ハイラックスサーフがブームとなりましたが、当時はハイラックスサーフという
“SUV”に乗ることが、個性的でカッコよかったわけです。
しかし、SUVが乗用車市場の30%以上を占める現在では、SUVはメジャーな存在であり、ライフスタイルや個性を表現するモデルではなくなってしまった。
当時のようなインパクトを与える存在、例えば待ち合わせで登場した時に盛り上がれるのは、
その希少性からも、これからは“ピックアップトラック”じゃないかと思うんですね。
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なるほど。確かに、友達がピックアップトラックでキャンプに現れたりしたら、一気にテンション上がりそうですね。しかし、アメリカ車のピックアップトラックというと、とにかく巨大なイメージで、日本ではもてあましそうと思ってしまうのですが?
阿:確かに、全長が6m近いフォードのF-150や、トヨタのタンドラ、シボレーであればシルバラードといった、いわゆる
“フルサイズ”では難しいと思いますが、私たちが今回アメリカから導入したトヨタのタコマやシボレーのコロラドなど、全長5.5m前後の
“ミッドサイズ”であれば、受け入れられる素地があると考えています。
“ダブルキャブ”と言われる後席のあるタイプで、ドアは4枚ありますから、5人がしっかり乗って移動できますし、コインパーキングに停めることだってできます。
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一般の方でも使える、というところがポイントなんですね。
阿:はい。それになんと言っても、ピックアップトラックの魅力は、
“荷台”ですよね。荷台はオーナー様の
『ライフスタイル』を思いっきり、自由に表現できる場所です。
ご家族でアウトドアを楽しんだり、サーフボードを載せたり、MTBやロードバイクを積んだり、DIYの部材を積んだり、その可能性は無限にあると思いますね。
ですので、ABE CARSとしては、ライフスタイルを表現する存在として、まず第一に、国内への
『ピックアップトラックの普及』を目指していきたいと考えています。
荷台をどう使うか、確かに考えるだけでワクワクしてきますが、ここで実際にピックアップトラックと店内をご紹介していきましょう!
まずは、試乗車も用意されている、
『シボレー コロラド ZR2』。
うひょーっ!存在感ありまくり!むー、これは実物見ると、タダ者じゃない感ハンパないですね!全長は約5.4m。ボンネットの盛り上がりもやる気を感じます。
ZR2はコロラドのオフロード性能をアップさせたグレードだそうで、例えばこのゴールドに輝くダンパー!
カナダのマルチマチック社製のDSSV(ダイナミック・サスペンション・スプール・バルブ)タンパーという代物で、ダンパー特性を状況によって変化させることで、より安定した走行が可能になる、というものだそうです。
ダブルキャブなので、後席もしっかり3人座れます。
後席に乗せてもらいましたが、室内とても静かですが、野太いエグゾーストノートも程よく入ってきて気分アガりますね。乗り心地は想像以上にいいですね。
そしてやはり、この
振り向くと見える荷台!
やはりこの非日常感は、車で生活を変える、そんな可能性を大きく広げてくれる、そんな気分にさせられますね!
ちなみに、日本でもピックアップトラックは普通貨物車扱いで1ナンバーとなるため、税金面で優遇されるという、実質的なメリットもあるそうですよ。
そしてこちらが
『トヨタ タコマ』!
こちらも全長約5.4mですね。荷台にはサボテンがww
フロントマスクも高級感と迫力モリモリですね。
インテリアも安定のトヨタクオリティです。
さて、ではまたお話しに戻ります!
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ちなみに、表にはピックアップ以外にも、フォードのエクスプローラーやマスタングもあったようですが。
阿::はい、そうですね。ABE CARSでは、インポーターが撤退してしまった
フォードユーザーを中心に、メンテナンスサービスも提供していきたいと考えています。これが2つめの目的ですね。
これは、阿部商会が50年以上前から、アメリカ車の部品や製品を扱ってきた歴史が関係していまして、
これ以上、アメリカ車を減らしたくないという強い思い入れがあるんですね。
例えば、フォードユーザーの方が、新しいフォードに乗り換えたい、という時も、アメリカからご希望の車種を導入するお手伝いをすることも可能です。
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それは心強いですね。
阿:そして3つめの目的としては、ピックアップトラックを中心に、
リフトアップなどのチューニングを行っていきたいと考えています。
阿部商会が扱っている、ビルシュタインやアイバッハなどのサスペンションは、国内ではローダウンというイメージが強いですが、実は北米市場ではリフトアップ用のサスペンションをラインアップしており、高い人気を誇っているんです。
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えっ!ビルシュタインやアイバッハでリフトアップですか!?
阿:皆さん、そういう反応をされますね(笑)
日本以外では実はオフロード用のニーズがとても高いんです。
例えば、オフロード用タイヤの展開も考えていて、後で試乗車のシボレー コロラドに履かせているタイヤを見ていただきたいのですが、タイヤの側面にも凹凸パターンがあるんですね。それは何かと言うと、岩場を上る際に、タイヤの側面をグリップさせるためなんです。そういった本格派のアイテムを使ったチューニングをご提案していきたいですね。
タイヤ側面の凸凹に注目
また、阿部商会はスーリーを扱っていますので、MTBやロードバイク、カヤック、ウィンドサーフィン用など、様々なキャリアの組み合わせて、楽しんでいただけると思います。
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最後にみんカラユーザーの皆さんにメッセージをお願いします。
阿:はい。これまでは、アメリカ車でしかもピックアップ車というと、敷居が高いイメージがあったと思いますが、ABE CARSでは、ピックアップトラックの試乗車も用意しています。また、自社補償もありますので、安心して乗っていただけると思います。
ABE CARSのコンセプトである『車で生活が変わる』をモットーに、お客様自身のイメージが変わるような車を手がけていきたいと考えていますので、ぜひ、コーヒーを飲みに来るような気軽さで、ご家族や恋人と来ていただきたいですね。
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本日はお忙しいところありがとうございました!
ゆくゆくは、店舗の駐車場で、バーべキューパーティーとかやってみたいですね、とも話していた阿部副社長。
1月中は、ご来場の上、アンケートに答えると、
福引を引くことができるそうですから、運試しを兼ねて、気軽にABE CARS 多摩ガレージをのぞいてみてくださいね。
詳しい店舗の地図はこちら!:東京都多摩市永山6-22-3 ※Yahoo! 地図に遷移します
また、ABE CARSの最新情報は以下のホームページをご覧くださいね。
http://www.abecars.jp/ ※ABE CARSのサイトに遷移します
併せて
阿部商会さんのみんカラ+ブログもご覧ください。
ピックアップという
“オンリーワン”だからこその強みを生かして、日本にピックアップトラックの楽しみ方を広めていっていただきたいと思います!
では、また。