1994年2月ランティスtypeR 5MTが納車されました。
このデザイン完璧に自分好みです。
マツダのデザインが好きで、アスティナ、ユーノス500等が特にお気に入りですがこのランティスは1番のお気に入りです。
このデザインはホント素晴らしく、今でも好きです。
ショートオーバーハングのリアがヒップアップしたところ。バンパー下部のフラップみたいな部分。横から見た弧を描いたようなルーフライン、面に抑揚のある塊感あるスタイルはとにかく素晴らしかったです。
もっと乗っていたかったのですが、売却。
その後また絶対買う!!と決めていたのですが、マツダの台所が苦しくなるにつれ、次々とコストダウン、新車で購入するのに最初のより低品質でチープなのは嫌だなと思っていた頃、輸入車に興味をもつようになって結局それは叶いませんでした。
ランティス開発主査 濱谷 照夫さんのインタビューの引用
エビの尻尾理論
「エビの天麩羅のしっぽ、なんでついてるか知ってる?あれはエビだとわからせるためについている。
ついていないほうが食べやすいが、あったほうが見た目に美味しい。
それがついていることでこのクルマがどれだけこだわって作っているかがわかるんだ。」
というもの。
今でも深く印象に残っています。
ランティスのインテリアはお世辞にも質感高いとは言えない造りで、どちらかと言えばチープでした。ですが、収納は拘っており、リアシェルフ下にガーメントバックといって、スーツ等の洋服を入れるバックが備え付けられていたり、ドアにも蓋付の小物入れなどがついていました。
初期型でさえバブル期の開発当初に対して相当なコストダウンあったとは思いますが、防音のためピラーに発泡ウレタン注入したり、前後タワーバー、ショルダーサポート付きシート等、全方位的に拘りをもって造り込んでありました。
4ドアクーペの大胆なデザイン、
高剛性のコンパクトボディに
2リッターV6エンジンと205/50R16タイア。当時はかなりインパクトがありました。