

現在、装着しておりますウイングブラケットでは、角度を一番ユルく設定しても0度(トランクの傾斜があるため)にはなりません…。
しからば…やる事は…穴を増やすか?ブラケットを替えるか?
何やら、VOLTEXのウイングブラケットは6種類あるそうな…。
現在と同じ高さで、且つ角度0度を可能にするには…245mmのこのブラケットしかありません。
なぜか?
GTウイングの事をイロイロ調べると、知ってる方は知っているのですが、GTウイングみたいなタイプは、ウイングの上面と下面の流速差による負圧によってダウンフォース(走行する車両を地面に押し付ける空気の力)を発生させているので角度云々の効果は少ないようです(飛行機のように後端のフラップの角度ならば効果大)
①角度をキツくすればダウンフォースは増える(小)
②角度をキツくすればドラッグ(反対に行く力で、前進するのを阻止しようとする抵抗力)は増える(大)
③角度をユルくすればダウンフォースは減る(小)
④角度をユルくすればドラッグ(一般的には空気抵抗と言う)は減る(大)
前項の法則は正しいのですが、(大)(小)効果をジックリ考えると、どちらが得か判ると思います。
角度をキツくした時のダウンフォースの増え方は少しの割にドラッグは大幅に増える、それどころか乱流すら発生させる!
角度をユルくした時、ドラッグは大幅に減るがダウンフォースはあまり減らない!と言う事です。
ただでさえ空気抵抗を増やすデカウイング、直線だけなら間違いなく無い方が良いでしょう。
以前、BNR32のチビ羽根のみ(加速時にリヤがバタつく)が流行り、後にチビ+デカ羽根に戻した時、あきらかに加速時にリヤが安定したような抵抗と言っても良いくらいの感覚(体感出来ます)がありました。
ダウンフォースなんて、トランクに重りを載せるのと同じですからドシっと安定します。
参考Webでも「空気抵抗を変えずにダウンフォースと同じ効果を得るには重りを積め」と言っております。
しかし、トランクの重りでは重量は一定で変化なしですので、低速でのコーナーで車体は後ろ下がり(前上がり)でブレーキングし、前傾姿勢作りの邪魔をするので頭が入って行きにくい。
GTウイングならば低速時は加重は少ないのでブレーキングし前傾が作り易くノーズも入り易い、高速時は加重が掛かり4輪でブレーキング出来、前傾を作れる速度まで早く落とせる(ブレーキングでコーナーに奥まで突っ込める)ようになります。
上手く使えば最小の抵抗で、まあまあのダウンフォースを得る事が出来る(重りよりメリットがある)という訳です。
http://driving310.com/756.html
http://macasakr.sakura.ne.jp/T17TorqueHorsePower.html
http://www.geocities.jp/f1tw_idea/aerodynamics/drag/report.html
お金に余裕のある方は、角度調整付きのダブルウイングを買えば間違いありません。
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Posted at
2018/06/20 19:23:27