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イイね!
2021年02月11日

MEGA・Life Battery(長文です。ごめんなさい)

皆様こんにちは。怪人でございます。

先立ちましてパーツレビューにはアップさせていただいておりましたが(パーツレビューの記事作成に時間をかけすぎてしまい、精根尽き果てて寝てしまったのはナイショです。あ!!また言ってしまった!!)、その前後のお話をこちらで書こうとして今日(こんにち)まで時間が経過してしまいました。

パーツレビューと重複する部分もございますが、お暇つぶし的なコンテンツとして、また何かの参考にしていただく足がかり的な情報としてお役立ていただければ幸いでございます。


さて、従前より「AUTOBACS GAIA PLATINUM N65」に取り付けているインジケーター「Life WINK」が、昨年秋より1週間ごとにレベルを下げ続け、昨年末ついに「充電不足」が点灯するに至ったことをご紹介いたしました。

この際にディーラーで充電器によりフルチャージをかけてもらったので(充電不足が点灯したのは、幸いにもディーラーに点検に行く時でした)、その後どこまでレベルが維持できるかと経過を観察したところ、なんと2週間でゲージが半分になってしまいました…

これでバッテリーそのものの電気を蓄積する能力が半減していることが分かったため、交換してからまだ2年は経過していない(約1年8か月ほど)のですが、2回連続で「バッテリー上がりを起こしてから交換」という緊急事態は何としても回避したい(しなくてはいけない)ので、泣く泣くバッテリーの交換を決断いたしました。


で、次に決めるべき内容は「どのバッテリーに交換するか?」というところです。

巷ではほぼカオスと言われていた「AUTOBACS GAIA PLATINUM N65」ではありましたが、それが2年もたなかったという事実は私の中では非常に大きく、どのバッテリーをチョイスするかというのが非常に悩ましいところでありました。

ちなみになぜ2年もたなかったのか?というところですが、これは多分に予測を交えておりますが、以下の2点が要因としては大きかったのだと思っています。

1.ドラレコの「駐車監視モード」をフルに有効化している
2.基本的な1回の走行距離が短い(10キロ未満/週)

ただいずれも変更できるような内容ではないので(あまり治安が良い場所ではないため、いたずら防止の意味でも今となっては駐車監視モードは必須です)、こうなると「バッテリー側の強化」が必須となってしまいます。

ただ、「AUTOBACS GAIA PLATINUM N65」よりも強化されているバッテリーとなると非常に数も限られ、その上コスト面でも大出血は避けられそうにないのがきつすぎるところではあります…

しかしながら愛する我が家の一員のためです。とにかくまずは候補をリストアップするところから開始です。


まず真っ先に候補として出てくるのは「本家カオス」の「N-N80/A3」です。



引き続き「Life WINK」がつけられるのも利点です。
ネット上では大体15,000円くらいというのも、コスト面では何とか折り合いがつけられそうかな、という気もするところです(まあ、これでも高いは高いですが)。

懸念点としては、GAIAがN65でしたので、数地上15のアップがどこまで耐久性の延長に起因するのかがとても分かりにくく、結局「さほど変わらない」という可能性も十分にありうるところでした。

そうなると交換頻度も変わらないままになってしまうので、やはりもっと交換頻度が減少できそうな候補の選定が必要だなと感じ、調査を継続することにしました。


とはいえ、迷ったらとりあえず載せておけば間違いはない、というブランドであるカオスに勝負を挑める製品はそうそうないのも事実で、ここからなかなか難儀な時間を過ごすことになりました。

そんなある日、何気にYoutubeを観ていたところ、とある動画のワンシーンが目に留まりました。

https://www.youtube.com/watch?v=UuuI2wkCNmc

この動画の主人公である「FonFon」の外観と実走のギャップにしびれっぱなしだったアタクシなのですが、この動画の冒頭で紹介されているのが「MEGA・Life Battery」でした。

FonFonにも実装されているということで、メインドライバーを務めていらっしゃるタカニイさんも「値段はするけどすごいバッテリーです」「これつけてからトラブル全くない」「セルのまわり方がすごいです」というコメントをされていたので、早速メーカーのサイトから調べてみることにしました。

〇レーシングバッテリー
https://www.megalife.jp/

〇一般車両向け
https://www.megalife-battery.jp/

サイトが2つあり、それぞれで用途が異なる状況を想定しているようでした。

外観もバッテリー上部のカラーが異なっており、一般車両向けのラインナップは黒いカバーがかぶっている(FonFonについているのはこちら)のに対し、レーシングバッテリーは本体部と同色の赤一色となっております。

いずれの製品も特長は共通のようで、以下のような内容がHPに記載されていました。

・リン酸鉄リチウム(LiFePO4)を使用(レーシングの方には「リン酸鉄リチウム(LiFePO4)の中でも特に製造品質の高い A123社製のセルを使用」の記載あり)
・過熱や爆発等の懸念がほとんどない上に、温度レンジが広く、かつ寿命が長いという特徴を持つ
・通常の鉛バッテリに対し、寿命で4~5倍。充放電速度は8~10倍。重量は半分以下
・万が一バッテリー切れの状態になった時にも、本体に付いている救援ボタン(別回路予備バッテリー起動ボタン)を押すことで別回路で内蔵されているスペアバッテリーを使用してエンジンを始動する事が可能

…これにすれば全部課題がクリアになるんじゃね?だとしたら確かにすげぇぞ!とテンション一気にMAXです。

では次に利用できるサイズがあるかを確認してみます。

・MV-24L
https://www.megalife-battery.jp/product-page/copy-of-megalife-battery-for-vehicle-mv24l-46b24l
・MR-24
https://www.megalife.jp/product-page-1/mr-24

なんと幸いなことに、バンディットのバッテリーサイズ(46B24L形状)は両方に該当するモデルがあります。

後は値段がいくらなのか、ですが…

・MV-24L:¥57,000(税別)
・MR-24:¥57,800(税別)

ほげぇ!!!高い!!高すぎるぅ!!!
カオス一体何個買えるんじゃぁ!!

ということで、しばらくの間放心状態のまま「理想と現実の間(はざま)」で路頭に迷う日々を過ごします(笑)。

しかしその数日後、ふと我に返ると、「こうしている間にもGAIAの放電がバシバシ進んでいる。早めに決断をしないと本当にエンジンがかからなくなる。通算3回目のバッテリー上がりはさすがに遭遇したくない!」と改めて思い直している自分がそこにおりました。


その3週間後、



家にこのような箱が届くことに。

ドッキドキしながら開けてみます。



緩衝材ですね。この下に…



真っ赤なfaceが登場しました。



はい、全身赤一色のレーシングバッテリー「MR-24」がやってまいりました!

実は、はじめは「MV-24L」の方を検討して在庫の確認をしたのですが、こちらは在庫がなく納期が定まらないという返事でした。

一方「MR-24」の方はオーダー後2週間目処ということで納期の確認が取れましたので、今回はこちらを手配することにしました。

しかしコロナの影響か、実際の納期は発注後3週間かかりました。こればかりは仕方がありませんね。



正式型番は「MR-24L」となります。

ついにやってしまいました。これでもう当分なーんにもできません。長い長い禁欲生活の始まりです(苦笑)。
しかしそれよりも、上記謳い文句が本当ならば、バッテリーの心配は当分無縁になるはずですし、交換サイクルを計算すれば決して高い買い物にならないということにもなるので、その楽しみ・願いの方が大きいというのが本音でした。

それでは続いて同梱物を見てみましょう。



緩衝材の上に並んでいるのは「金色の金属2つ」「保証カード」「説明書」の3点です。

「金色の金属」はおそらく端子のスペーサーで、車体側の接続ターミナルが太いタイプの場合に利用すると思われます(バンディットには使う必要がありません)。

説明書には交換の手順が書いてありましたが、これ以外に製品特徴がかいてあるのでそちらを映してみました。



オーディオや空調、照明まで質が上がると書いてあります。すごいですねぇ。この辺りもぜひ見てみましょう。

そして大きな特徴の1つである「スペアバッテリースイッチ」がこちらです。



これを押し込むとこうなります。



なんとも魅せてくれる光り方です。
ただお世話にならないほうがいいことに間違いはないです。

ちなみにMR-24の「スペアバッテリースイッチ」は、オーダー時に有無を選択できるようで、スイッチレスモデルの場合は「メインバッテリーの更なる高出力化と耐久性の向上が期待できる」ということです。


さて、今回は自身の経験値アップも図りたいと考えておりましたので、「初めての自力交換」を目論んでおりました。

ただ何かあってはまずいので、事前にディーラーに「自力交換をやるうえでやらないといけないことはないか」を確認いたしました。

するとすぐにお返事をいただき、「マニュアルにも記載があるパワーウィンドウスイッチの設定のほか、電子スロットル学習や補助電源モジュール学習も必要となり、場合によってはパワースライドドア学習なども必要になるケースもあるので、こちらで対応させてもらいたい作業です」ということでした。

むむむっ!説得力がある内容ではありませんか。これは素直にディーラーに従うことにしました。

MA36・46で自力バッテリーの交換を考えられる場合は、一度ご確認をしていただいたほうが良いかもしれません。


あと、今回せっかく高出力バッテリーを利用するので、その電気の取り出し口となるターミナル金具も一緒に交換することにしました。

こちらはヒーロー電機というメーカーの製品をAmazonで調達できました。
これを選んだのは、メーカーHPからひしひしと伝わる品質へのこだわりがとても魅力的だったからです。

https://www.hem.co.jp/spe/d-type.html

型番はDTPS-1S(+用)及びDTPS-2S(-用)となります。

https://hem.co.jp/products/3317
https://hem.co.jp/products/3318

Amazonでは、上記がセットで販売されているので、2つとも交換する場合はこちらが便利です。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00TX32Z3U/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

また、ターミナル部分のカバーもあるので、こちらも併せて準備しました。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07HK94PLW/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

Amazon内では「DXS用カバー」とのみ記載があるのですが、DTPSでも利用可能なのでご安心ください。


さて、これらを持ってディーラーに訪問し、取り付けと初期設定作業の実施です。



取り付け後はこんな感じです。

基本真っ黒ベースのエンジンルーム内に、非常に大きな「赤一色」のエリアが誕生しました。大きなインパクトがあります。
それまで結構目立っていたバッテリー+側の赤いカバーが完全に同化しました。



向きが従来と反対側になりましたので、バッテリー全体を正しく見せる撮影時の方向も逆になりました。



交換したターミナルはこんな感じです。



マイナス側には黒いカバーが付きました。プラス側にこのカバーをつけてしまうと従来のプラカバーが閉まらなくなるため、プラス側は従来カバーのみです。


感想としては、下記のようなものがあります。

1.軽い!
まず驚かれるのは自重だと思います(交換してくれたエンジニアの方も、とても驚かれていました)。公称は5kgで、これに対してPanasonicのカオスN-80(「GAIA PLATINUM N65」の重量が調べても出てこなかったのですが、おそらく同じくらいかと思います)は12.5kgですから、載せ替えで7.5kgの軽量化が実現できることにもなります。

2.非常に高出力!
セルの回り方が全く違いました。「GAIA PLATINUM N65」の交換時はセルの音の違いは感じませんでしたが、今回は明らかにセルの回り方がパワフルに向上していました。当然セルの音も全く別物です。
FonFonの動画でタカニイさんがおっしゃっていた通りでした。

3.オーディオの音質が向上!
一番びっくりしたのが「オーディオの音質が格段に向上した」ことです。
今回はターミナルも交換したため、その効果もある可能性がありますが、他のMEGA・Life Batteryユーザーの方も同じ感想をお持ちの方がいらっしゃいますので、たぶん間違いはないと思います。
これも前回「GAIA PLATINUM N65」の交換時には全く変化を感じなかったところなので、よく言われていること(よいバッテリーに変わるとオーディオの音がよくなる)は本当なのだな、と初めて実感しました。

ちなみにオーディオと同じように向上すると説明書で謳われていた「空調・照明」についてはまだ実感できておりません。これらについてはまたおいおいご報告させていただければと思います。


ここまで長文大変失礼をいたしました。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2021/02/11 14:41:06

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