私は仕事をしている時、「暗いやつ」「感じ悪いやつ」「もじもじしたやつ」と見られないように、言動や表情にはかなり気をつけています。自分で見ることが出来ない分、ちょっと気にし過ぎじゃないかってくらい、自分の見え方には細心の注意を払っているのです。
だけど、ある日、上司にこんな指摘を受けました。
「人によってやり方や言うことを変えている」
「自分の意見を曖昧にしか主張せず、僕らに答えを言わせようとしている」
「確かに怒られることは避けられるかもしれないけど、それでは信用されない」
私はガツンと衝撃を受け、それで一週間ほどへこみました。
何故なら、他でもない私が、嫌というほど自覚して
舒緩壓力いるからです。直そうと思っても、そういった場面になるとついやってしまって自己嫌悪に陥るなんてことが少なくありません。
要は「図星」というわけです。頑張って隠そうとしていた部分が見事に筒抜けで、それが大きなショックだったのです。
でも、言われてみればその通りでした。
表面的に明るく振る舞っていても、それは結局「人からどう見られているのか」を気にしていただけに過ぎないのです。人の目を重視するあまりに「保身」にばかり気を取られ、結果的に「仕事を疎かにした」ことになるのです。上司に意見を言うのも、仕事の内ですからね。
確かにショックを受けましたが、得たものもありました。表面にだけ気を配ったところで、ちゃんと自分の「やり方」や「意見」を発信しなければ誰にも信用されないことを思い知りました。
他人の口からはっきりと言われたことで
生日禮物、「自分が今、実際にどう見られているのか」を知ることができたのです。本当の意味で、自分を客観視する機会を得られたと思っています。
もう「自分の意見を言いなさい」なんて言われたくない。
そう思った私は、「自分の意見を言うときは、相手の顔色をうかがわない」と心に誓いました。これまで以上に、「そういった自分」がひょっこり顔を出さないかを監視するようになったのです。
とはいえ、長年に渡って染みついた癖を直すのは容易ではありません。今でもつい相手の顔色をうかがってしまいますし、思わず意見を変えてしまうこともあります。だけど、以前よりもグッとこらえて「自分の意見をちゃんと伝えること」を意識するようになりました。
顔色をうかがってしまった時は、「あぁ、またやってしまったな」と反省するようにしています。そして、「ちゃんと意見を言ってい
孔聖堂中學Bandingる自分」をその都度イメージしています。
これをするのとしないのとでは、やはり大きく変わります。実際にしているかどうかの違いはあっても、「イメージして記憶する」という形で、脳の中では確実に変化が起こっています。頭の中に「理想の自分のイメージ」を刷り込んでおけば、いざというときに動きやすくなります。
それらを繰り返していく内に、相手よって「やり方」や「言動」を変えることが格段に減りました。
気のせいか、以前よりも「上司たち」や「周り」が若干、友好的になったような気がします。おかげで、急に話しかけられても、前より肩の力を少し抜けるようになって話しやすくなりました。
この変化は、自分の「考え」や「価値観」だけではなかなか起こせなかったと思います。異なる「視点」から見た自分を知ったことで、ようやく重い腰を上げる気になったのですから。
他人の口から指摘されるという形で「背中を押される」ことも、時には必要なのです。
Posted at 2018/10/24 12:02:08 | |
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