2017年11月18日
そもそも、なぜMk-IIIが好きなのか?この疑問は考える間もなく30年以上が経とうとしています。
きっと、もともとはMorris Mini Cooper 1275S Mk-I が好きだった気がするのですが、
1992年に1.3iのCooperを買ったときに、さてどうしようかと思ったとき、漠然とMk-IIIの
大きな存在に気付いたのでした。
私は最近まで知らなかったのですが、Mk-IIIで終わっていたと思っていたMk-なになにという
呼び方はその後も続いていてMk-IV,Mk-V,Mk-VIと呼ばれるミニも存在するというのです。
まぁ、細かなマイナーチェンジごとにそう呼んだ方が区分けとして分かりやすかったのでしょう。
ボディーの作り、電気系統の強化等、ミニは製造終了までにちょっとづつちょっとづつ進化して
いったのですから、それはそれで素晴らしいことだと思います。
さて、表題に戻ると、平成に入ってのインジェクションモデルの1号機を購入した者にとって
Mk-IやMk-IIはあまりに輝かしすぎて目標の中を越えることを出来ません。
特に、目指すとして、あのドアヒンジとスライドガラスの壁は新型ミニを手に入れた者にとって
垣根が高すぎるのです。
そうなると、マークモデルの最終系であるMk-III。ほぼこの頃から外観が大きく変更されてない
事からここを目指したくなります。そう思うことで自分の中のMk-Iはとても買えない、どエライものと
決めつけたのでした。そして、自分の中から除外してしまったのです。
しかし、調べると調べるほどMk-IIIのCooperSはそれこそ、どエライのです。
見た目こそ、現行型に近いですが、中身はMk-I,Mk-II Cooper1275Sそのものなのですから。
ようするにMk-III CooperSは現行型のMiniにそのまま1275ccのクーパーSエンジンを積んだ
言わば羊の革をかぶった狼だったのです。
いろんな人に聞くと、今でもMk-IIIが好きだと言います。
それは、古き良き英国のBMCの流れを汲んだ、最後の正統Miniの最後の姿、
アレックとジョンクーパーが描いた古き良き英国の最後の雄姿をMk-IIIの中に見ることが
出来るからではないでしょうか。
Posted at 2017/11/18 10:34:38 | |
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