
ブログを始める前にやっていた改造や整備等を暇な時に書いていこうと思います。
今回はブローオフバルブについて書きます。
私のワークスCA72にはこのバルブついてません、メーカーではリリーフバルブと言うのだそうです。
写真の物はCL11、二代目ワークスのを加工してつけてます。
しかしやはりノーマルパーツ、私のは過給圧を上げてあるので少しアクセルを踏むとシューシューエアが漏れてしまいます、これはよろしくないなーと思って大枚はたいてヤフオクにてブリ○ツのブローオフバルブを手に入れました。
CA72用のは出ていないので流用が利きそうなジムニーの物にしましたが、いざ取り付けてみるとスプリングが強すぎて弁が開いてくれません、そこでホームセンターで合いそうなスプリングをいくつか買って切ったり詰めたりしてなんとか作動するようになりました、無事付け替えも終了。
するとこの外したCL11のバルブが気になります、「中身、どうなってるんだろう?」
ハイ分解です、(写真撮っとけば良かった(ToT))、バラしてみるとゴムの弁(ダイヤフラム)とスプリングのシンプルな構造、しかし空気の流れを実に上手く利用した構造で思わずほーっ!と唸ってしまいました。
そしてはたと気付きました、このスプリング強くしたらどうなの・・。
さっきのスプリングの余りに使えそうなものが・・。
過給圧の設定が1kgだから、1kgの負荷で縮めばいいのかな、などと半ば適当に調整し組み込んでみました。
バラした箇所は強力接着剤で接着、乾くまで待って装着したばかりのブリ○ツのブローオフと付け替え試運転。
走り出して間もなくボヒュッと音がして過給圧が上がらない、やはりか・・。
ボンネットを開けると接着が剥がれ分解していました、かなりの圧力が掛かる部品、やはり接着だけでは持たなかったか。
幸い部品は全てエンジンルームのなかに留まっていてくれました。
今度は接着してさらに金属のバンドを加工してカシメました、これで完璧なはず、再び取り付け試運転、するとこれが良い、実に良いのです。
ブリ○ツのブローオフはチューニンングパーツ、耐久性を考慮して頑丈で重いです、しかも金属のピストンで弁の開け閉めを行うので軽の排気量ではレスポンスが落ちます、ところがこの改造バルブ、ゴム製のダイヤフラムなのでレスポンスが非常に良い、1kg近くまできちんと押さえてくれて、アクセルOFFで瞬時に開放、しかもアクセルの開度に敏感に合わせてくれる、これは凄い我ながら良いものが出来ました。
但し、耐久性に関しては未知数なのでおすすめはしません。(やってみようと思う方がいればですが。)
写真の物は大気開放になっていますが環境に配慮してエアクリに戻すのがいいかと思います。
大枚はたいたのになー、ブリ○ツのブローオフ
Posted at 2017/11/04 22:54:40 | |
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