はいどうも。小太りのおじさんです。
前回、キャリパーピストンの損傷が激しく、ヤフオクで中古のキャリパーAssyを購入したものの、シール側面の腐食は少ないものの、ダストシール部の腐食がひどかったため、防錆目的で亜鉛メッキしました。今回はキャリパーをメンテしていきます。
KSRはFR/RRとも、片側シングルピストンで、非常に形がよく似てます。キャリパー上部の刻印と、ブレーキパットが収まるキャリパーサポートの幅が異なりますので、こちらで識別します。
FR:フロント側ですが、本体上部に「1388」という刻印があります。パーツリストで確認しましたが、部番の下4桁みたいです。サポートは、狭い方がFRになります。
次にRR:リア側ですが、本体上部の刻印は「1339」、サポート幅は広い方がRRになります。フロントの方が制動力が強い方がいいはずですが、不思議とリアの方が幅が広いんですね。面圧の関係かなあ。
さて、見た目のマダラ模様の塗装を剥がしていきます。
市販のリムーバーを塗りたくります。効果はイマイチで、塗っては拭き取りを繰り返し、最後はブラシでゴシゴシこすって剥がします。ケチって安いハケ塗りタイプを買いましたが、強力なスプレータイプにすればよかったです、、、
塗装が剥がせたら、ペーパーで磨いて、最後はクエン酸で漬け込みました。ここで失敗w キャリパー本体はアルミなんですねw 内部も結構汚れがひどかったので、漬け込んでしまえと思いましたが、アルミなんでさっぱり反応が進まずww
まあ、表面改質が少しできたかと思いますが、これはやらなくてもよかったかも。
次にサポート、ピストンですが、前回の「メッキ」の時にやった通りですので、省略。
塗装します。
ブレーキキャリパーの塗装は、耐熱塗料が一般的みたいですが、いろいろ調べたら、小排気量で、レース仕様とかじゃなければ、普通の塗料でも良いみたいです。
ということで、ホイールカラー:メタリックグレーを塗って、トップコートにウレタンクリアを吹きました。(タンク塗装とか、色々他の作業を同時進行してて、塗装に3週間かかりましたw)
うん、キレイに塗れました。写真ではわかりにくいですが、ウレタンクリアを厚めに塗ったおかげで、ツルッツルです。
ここで注意点。サポートのスライドピンの部分はベースカラーだけ塗ってマスキングし、ウレタンクリアは吹いてません。というのも、塗膜が厚くなると、動作に影響あるかと思ってそうしたのですが、実際にはそれでもダメでした。
ベースカラーの塗膜でも、引っ掛かり感があったので、結局、動作が滑らかになるまで
磨きながら研磨しました。このサポートはネジ山もあるため、塗装ではなく、メッキの方が良いように思います。今度メンテする際には、スライドピンの状態も見ながら、メッキしたいと思います。
さて、ピストンを組付けます。
本来はラバーグリス、もしくはブレーキフルードを塗って組み立てますが、慣れてないオイラがやったらフルードまみれになって、せっかくの塗装がベロベロになるのが目に見えてますw と言ってもラバーグリス持ってないし、、、、調べたらシリコングリスでもいいみたいです。要はゴム部品を侵さないグリスであればいいみたい。
さて、、、
ほい完成。 って、すげー悪戦苦闘しましたwwwダストシールが、まあ、、、、はめにくい。 結局、予想通りキャリパーがグリスまみれになりました。グリスでよかった、、、、
両方ともピストンが組み込めたら、サポートのダストブーツをはめ込んで、同じくシリコングリスを塗りこみ、サポートをはめます。FR/RR、それぞれパッド押さえのスプリングと、ブレーキパッドをはめ込んだら完成です。
ここでもちょっと失敗が、、、、サポートの動作ピンの反対側のピン(上写真で見えてるピン)にパッドを組み込むのですが、塗膜を厚塗りしたおかげで、パッドの動作が渋い。
頻繁に動くものではないですから、多分大丈夫だと思いますが、やっぱりサポートは塗装ではなく、メッキの方が向いているようです。次回は亜鉛メッキか、ニッケルメッキにしてみたいと思います。
ほい!車体に組み付けて完成だあ!!! うーん、やっぱきれいに塗装するとかっこういいなあw
組付けて見て思ったけど、キャリパーは暗めの色よりも、明るめの色、赤とか派手目の色の方が似合いますねww
今回のメンテで色々と注意点が分かったので、次回はその反省も踏まえて、やっていきたいと思います。
でわでわ~。
あ、ブレーキホース付けるの忘れた。
Posted at 2018/09/16 22:38:31 | |
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