吾亦紅のブログ一覧

「東日本大震災」の影響で、今シーズン最初の「四月度定例Always TRG&MTG」の開催も駄目かと諦めていた矢先、「OH!」さんが企画してくれました。
OH !さんが数回の下見を経て、昨日(4/17)、無事開催することができました。
一部、地震の影響で片側通行の箇所もありましたが、幸い天気にも恵まれ、最初から最後までフルオープンでした。

又、他県から福島県の原発に関する風評をも気にせず、快く参加してくれた方々に、心より感謝いたします。
このTRG報告を通じて、もっと多くの方が「うつくしま福島」の観光地を訪れ、地域経済の活性化に、ご協力頂ければ幸甚です。


集合場所は、いつもの福島空港公園エアフロントエリアの第三駐車場で、綺麗なトイレも完備されている。休日のこの時間は、比較的空いている。今日は赤が、非常に多く目立つ。

自作の「がんばろう日本」シールを、「SNIPER」さんが欲しいと言うので差し上げる。日章旗が、車体のイタリアンレッドに映える。

出発前に、準備に余念がない「こ～た☆」さん。

本日のサプライズは、岩手県から駆け付けてくれた「わがままポチ」さん。ロードスターが入院中で、この車で参加してくれた。

出発前は、みんなで他愛もない雑談が恒例だ。この為に、集合時間の一時間前には、半分以上の人が揃う。

郡山の桜は、まだ満開ではないが今週は最高の予感。雲ひとつない抜けるような青空だ。

18インチのホイルで、颯爽と「oku yu-」さん登場。恰好が良いのだが、地震で凸凹の道路では、乗り心地が悪そう。本人もそう言っていた。

怖いもの見たさに、間近で見る人もいる。

Alwaysは、ロードスター以外のオープンカーでも大歓迎。今回初参加のバルケッタの「下町 まこぺた」さん。

出発前のミーティングが、開始される。班は四班構成で、先頭は「OH !」さんが走る。

差し入れのお菓子で、出発前に腹ごしらえ

被災地への義捐金をお願いし、珈琲の瓶がお札で一杯になる。ありがとう!!

さあ出発だ。前を走るのは、今回初参加の埼玉から参加してくれた「白影」さん

延々と続く、ロードスターの隊列。久しぶりに、TRGの醍醐味を味わう。

我が班の班長は「えいじ MTREC」さんだ。後続車にも気を使ってくれ、非常に走りやすい。

最初の休憩ポイントの「道の駅ばんだい」に到着。二班と三班は、パスして行ったらしい。

後ろの山が、残雪のある磐梯山だ。

今回初参加の「あっち@福島」さんと記念撮影。今回のTRGのために、会社にてプリントしてきた。

昼食をとる「道の駅 喜多の郷」に向けて出発。

ここで「ぱっつん」さんが待っていてくれた。エンジンをOHして快調との事。関係ないかもしれないが、「ぱっつん」さんのお母さんと私は、同郷だ。

こんな地震の影響がない喜多方まで、観光客が普段と比較すると少ない。

ここで分かるように、今回は途中参戦を入れて、20台が参加している。

いつもの食事風景。

Always貸切状態のレストラン。

喜多方まで来たので「ラーメン」を頼む人が、圧倒的に多い。

チャーシュー麺(\800)とライス(\200)の、私にとっての定番メニュー。スープは残さず完食。ふるさと亭 喜多方店(☎0241-24-5500)

後ろの山が飯豊連峰。ここでは温泉に入ることもできる。

気温も上がって、薄着でも暖かい。

ここでも話題になる「oku yu-」さんの荷物。今回は、あの怪しげな革製のカバンは、持ってきていない。

その代り持参したのが、金属製の携帯燃料の容器に、ガソリンを10リッター入れてきた。用意周到だ。

ポカポカ陽気で話も弾むが、次の休憩ポイント「道の駅 裏磐梯」に向けてそろそろ出発だ。

「道の駅 裏磐梯」雪がこんなに駐車場にあり驚く。

赤と白のコントラストが、非常に良い。

全て営業中ではなく、一部のコーナーしか開いてなかった。

「くろねこ」さんのシルエットが素敵だ。

バックして雪の塊とタッチしている「ぱっつん」さんのクルマ。


残雪を見ながらの走行は、気分が良い。ひんやりする空気が、心地よい。

一部、片側通行の箇所もあるが、整備されている。車高の低い、ロードスターでも安心だ。

解散場所での記念撮影。クリックすると拡大したものが見られます。

題字：うどよし

このロゴは、共用の震災復興活動ロゴとして提供されたものです。

最近暗い話題ばかりで、なんとも気持ちが落ち込みがちな吾亦紅(われもこう)です。

こんな中で、「東日本大震災」前に発注していた、新しいタイヤに4/2(土)に交換いたしました。
中止になって非常に残念ですが、4/17予定だった「ROCT＆Always　合同クルクルTRG」のために準備していたものです。

タイヤ選びは、いつもお世話になっている「Factory OH !」さんに、お任せいたしました。いつもAlwaysのTRGで一緒に走っているので、詳しく説明しなくても私の運転技量等は十分過ぎるほど分かっています。(汗)
そして選んだタイヤが、今年三月に新発売の「DUNLOP LEMANS LM704 205/45R17 88W」です。



従来は、わだちでハンドルを取られていたのですが、これが不思議と全然ないのです。
更に音が静かで、排気音だけが心地よく聴こえます。しかも、省エネにも寄与すると言う代物です。

参考までに、従来のタイヤは、「DUNLOP DIREZZA DZ101 205/45R17 84W」でした。
このタイヤは、路面の状況が良ければ最高です。なにぶんにも東北の道路は、政府予算の関係か補修されず最近道路が凸凹です。



やっと福島県もガソリンも並ばずに給油でき、桜咲く四月となり、タイヤも新しくなり気分を変えて、先週の土日の二日間は久しぶりに、愛車でドライブいたしました。
しかし、タイヤを変えるだけで、車の挙動が劇的に変化するのを実際に体験し、今更ながらタイヤ選びの重要性を認識いたしました。



今は走ることの楽しみを感じながら、一日も早く福島原発のトラブルが解決することを祈っています。
福島の浜通りの起伏にとんだ海岸線を、又いつものメンバーと一緒にオープンにして走りたいと思っています。

3/11の地震発生から、早いもので三週間経ちました。やっと気持ちの整理もつき、少し前向きに考えられるようになりました。
壊滅的な被害を受けた名取市閖上で、私にとって母親が自衛隊と消防のボートによって50時間後に救出されたのが、奇跡としか言いようがありません。
私の母親は重度の認知症で、特別老人ホーム「うらやす」に入所していました。
九十歳と高齢であり、周囲が津波に流された航空写真を見て、私も兄もなかば母親の事は諦めかけていました。





3/14の11時に、救出されたとのNHKのニュースが流れ、亡くなった方も多いとの報道でした。
早速、名取市役所に確認したところ、救助されたリストに、驚くことに私の母親の名前があったのです。

この救出劇には、自己を顧みず、献身的に救助した理事長(医師 森 精一氏)の働きがありました。
しかも、理事長とは幼友達で子供の頃に一緒に遊んだ仲でした。
幼友達に、母親の命を助けてもらったことになります。命の恩人です。
何とお礼を言ったら良いのか、私にはすぐに言葉が出ませんでした。




 ◇襟つかみ水面上に
　未曽有の巨大地震の被害はさらに拡大する一方、被災者の忍耐や関係者の尽力で発生から２日以上たって生還を果たした人たちもいる。大津波に襲われた宮城県名取市小塚原のケアハウス「うらやす」では入所者と職員計約８０人が取り残され孤立していたが、１３日午後、約５０時間ぶりに救助された。建物の１階部分は完全に破壊され、１０人以上が命を失った。理事長の森精一さん（６２）は救助後「苦しい中、みんな本当に頑張った」と目を潤ませた。【古関俊樹】

　森さんは地震後にラジオで津波の危険を知り、車いすの入所者らを２階に避難させる準備をしていた。施設は海岸線から約２キロ離れているが、地震から約３０分後、バリバリと大きな音をあげて真っ黒な津波が迫って来た。

　「すぐに上へ逃げなければ」。しかし、一部の入所者は２階への避難が間に合わず、１階で職員は首まで海水につかりながらも入所者の服の襟をつかんで水面上に顔をつり上げ、水が引くまで３０分以上も耐えたという。

　２階に全員が集まって、１袋のビスケットを分け合って食べた。夜はがれきの木材を集めてライターで火をつけて暖を取った。携帯電話も不通だったため、カレンダーの裏にフェルトペンで「食糧」「高齢者８０人」と書いて、上空を通るヘリコプターに掲げて孤立を知らせた。

　１３日昼になってようやく自衛隊と消防がゴムボートを使って救出作業を始め、夕方に全員が救出された。泥まみれで抱き合う職員を見ながら、森さんは「避難中は落ち込まないように、できるだけ明るく話をした。本当に苦しかったが、みんなよく耐えて頑張った」と話した。


 母親は、幸か不幸か津波の事は、何も覚えていません。亡くなった姉夫婦に代わり息子として、精一杯面倒見て長生きしてもらいたいと思っています。

題字：うどよし

このロゴは、共用の震災復興活動ロゴとして提供されたものです。

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関連情報URL : http://www.nhk.or.jp/sendai/closeup/index.html