2018年02月06日
1981年に誕生したトヨタ・ソアラ
私の叔父が初代に乗っていて、それはもう衝撃的でした。
近未来な装備(デジタルメーター、ボイスインフォメーション、エアコンのタッチ式ボタン)
その他、車内に意図的に付けられた甘い香り等。
我が家はカローラやコロナのしかも低グレードの車しか乗ってなかったので
この高級感、違いは明確なものでした。
私が特に好きだったのがデジタルメーター、通称デジパネ。
己のアクセルブレーキ操作で数字がパタパタ動く。凄く魅力的でした。
このソアラから高級車、中級車の上級グレード=デジパネ。
ステイタスを求めるならデジパネ。という概念をトヨタが作り出したのです。
私はデジパネの車にずっと憧れ父に何度も頼んだけど「そんな金ない!」
と一蹴され続けていました(涙
88年頃いとこも80系マーク2のツインカム24(デジパネ標準装備)に乗っていました。
しかし、この年にチャンスが。。父が勤める零細企業の社用車に80系のマーク2を
導入する事になったのです、ただ下級グレードのグランデ(アナログメーター)で
オプション2万円でデジパネが選べたので何とか頼み込んでデジパネにして
もらいました。社用車でしたが家から会社までの足としても使っていたので、日曜日
などは乗る事ができました。
しかしです、何かが違う!いとこの前期型80系と社用車の後期型80系のスピード
メーターの動きが明らかに違う。
前期型は停車時に(5km/h→3km/h→0km/h)という感じで停まればピタっと0km/h表示に
なっていました。一方後期型は停車時にかならず1km/hの表示が数秒残るのです。
絶対に飛び数にならず1km/hが必ず残る仕組みになっていました。なんじゃこりゃ。
トヨタはこれ以降現在までプリウス等デジパネは必ずこの仕様になっています。
謎だし、正確性が感じられずちょっとガッカリです。停車してるのに頑なに1km/h表示
を残すって。。
そしてトヨタはデジパネの概念を覆したのです。ヴィッツやオーパ辺りからコンパクト
ファミリーカーをデジパネにし、高級車をアナログの自発光メーターに移行。
時代は移り変わり今は液晶メーターが主流でアナログ、デジタル両方の表示が可能に
なりました。スバルは1km/h残しパターンじゃないのがとても良い。
しかしながら、自分の周りにはアナログ派でデジパネ嫌いが多いのでわかってもらえない
のでこういう話する機会がないですね。
Posted at 2018/02/06 19:59:25 | |
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