
ここのところ、なかなかブログアップできていませんでした。
大人は仕事や諸々で、何かと忙しい~。
生まれてからずっと「自分」という人間と付き合ってきた訳だけど、まさか
あの自分がそんな事やるわけない!という事を40代になって始めた事があります。
一つには、このブログに何度となく書いたけど「アルファロメオチャレンジ」シリーズ戦への参加。そして耐久レースへの参加
家族、会社の人たちから「大丈夫?」「そんなリスクの高い事をして」などとよく言われましたね。
さて、45歳になって新たに始めた事。それは「トライアスロン」
日々衰えていく体力に抗う為に、そして新しいことに挑戦しようということで、もう一段高いハードルを自分に課しました。
世のお父さん方は、日々仕事で頑張っている姿を子供に見せる機会ってなかなかないですよね。
だから、トライアスロンを通じて父が頑張っている姿勢を子供に見せる事。これも目標でした。
9月20日に千葉県で開催された九十九里トライスロンを目標に、春からトレーニング開始
自分は海がない地方出身なので、泳ぐといえばプールなんだけど、連続して泳げるのはいいところ25mくらい。
しかも、クロールが苦手(笑)
息継ぎの時に、水を飲んでしまうくらい下手(笑)
さらに陸上競技の経験もあまりなく、走る事も得意ではないという無謀な挑戦
忙しい仕事の合間に、「何が何でも今晩はプールで練習」「今度の土曜日はバイクで練習」「疲れていてもランの練習」と、ともするとモチベーションが下がる自分を鼓舞して、出来る限りの練習に励んだのでした。
ちなみにトライアスロン参加者で一番多いのは、どうやら40代前半らしいですよ。
社会人としては、脂がのって一番忙しい中堅、ベテラン社員でしょうかね。
トライアスロンで速い結果を出す人って言うのは、実は仕事も頑張っていて忙しい人が多いらしい。
仕事と家族へのタイムマネージメントが上手なのでしょうか。
自分にはまだまだマネのできる芸当ではないけど。
さて、そんなわけで参加してきました
「九十九里トライアスロン」
2000人超の申し込みがあったと聞いているけど、女子とリレー参加者を除いた男子参加者で制限時間内に完走した1370人中、
1047位でした。
参加者の年齢を5歳毎に区切ったグループが、若い方からスタート
自分は第7ウェーブでスタート。この第7ウェーブでも200数十名もいます。
200数十名のおじさんグループですが、皆の意欲が高い!
川を上って、下っての1.5kmのスイムからスタート。水中で待つことしばし。隣の人と冗談言いながら、号令とともにスタート!
途中、変な方向に泳いでしまったり、他の人とバトル(喧嘩ではなく、泳ぎながら腕や足が当たってしまう)しながら、濁ってまったく見えない川の上流に向けて泳ぐ。
スイムが苦手だと思っていたけど、あれ、俺って意外に泳げてる?
案外、自分のスイムって悪くないじゃん?
てっきり1時間くらいかかるんじゃないかと思っていたけど、タイムは39分(1037位)で上がることが出来た。
この時の体力はまだまだ余裕でした。
さて、お次はバイクです。
もともと趣味でも自転車乗りなので特に苦手意識もなく、トランジットエリアへ。
2000人近い参加者のバイクが両脇に長~く並ぶので、脱いだウェットスーツを持って、ひたすら走る走る。
バイクは40㎞の距離だったけど、海岸に沿って走るので景色に恵まれて
退屈ではなく、楽しめました。
しかしTTポジション(前傾がきつい乗車姿勢)で、徐々に腰が痛くなる。
スイムがダントツに速い人でも、バイクになるとそれほど速くもない人もいて、それぞれに得意不得意があるのが、この競技の面白いところ。
バイクでかなりの人数を抜きましたが、バイクタイム総合811位。上には上がいるものです。
さて、お次はランです。
自分が一番苦手とする種目
前傾がきついポジションが効いたのか、ランの走り始めで腰が痛い事。
腰に手を当てて、苦痛に顔を歪めながら走る事に。
ランは10㎞ですが、やはりきつい。
バイクで結構抜いたと思ったのに、ランが得意が人たちにごぼう抜き(笑)にされました。
それも面白いくらいに。
体の痛みとの戦いは、折れそうな心との戦いでもありました。
ゴールまでの最後の5㎞は、腰の痛みなんかとっくに忘れるほどの膝の痛みとの戦い
写真が物語るその痛み(笑)
足の痛みが影響してランでかなり順位を落としましたが、念願だった子供との同伴ゴールを達成。
タイムは3時間19分48秒
※写真のタイムは、第一グループがスタートしてからの時間です。

「パパ頑張ったね!」と息子ちゃんから一言。
順位はともかく、「頑張っている姿勢をその行動で子供に見せる事」
これを達成出来たので、本当に良かったです。
この達成感、昂揚感はなんとも言えませんね~。
案外本人が知らない、自分が持っているその可能性。
こんな長いブログを最後まで読んでいただいたあなたにも、大きな可能性があると思います。
トライアスロンに時間、体力、大枚をかけてしまったので、ぼちぼちメガーヌRSをサーキットに持ち込んでシェイクダウンと行きますか!