先ほど、愛車のうちの1台であるSUZUKI ST250 E typeがバイク屋さんに引き取られていきました。
このバイクが手元に来たのが約2年前です。
僕はいい年をこいて普通二輪免許の教習に通い、初めてバイクの免許を取得しました。
それまでバイクに興味はないどころか良いイメージがなく、まさか自分がバイクに乗るなんて夢にも思っていませんでした。
色々な理由と興味からバイクの免許を取得し、バイクを購入しました。
どんなバイクにするか全く知識がなかったことから、とりあえずバイク屋さんにおいてある小綺麗で安いこのST250を手に入れました。
手に入れてからは夢中になって、晴れの日も雨の日も乗りました。
楽しかったです。
車同様にメンテナンスも欠かしませんでした。車と違って気軽にメンテナンスが出来る点がバイクの大きな魅力の一つと言えます。
部品も安いし消耗品の量も少なく、とにかく車と比べれば手間もコストもぐっと抑えられます。
DIYを楽しむという意味では車以上に良い選択肢だなと実感しました。
しかし、所有して1年くらい経過したころから段々とバイクへの興味が薄れてきました。
車は時間とともにのめりこんでいくのですが、バイクはたった1年で心が離れ始めていました。
要するに、僕はバイクがそれほど好きではなかったのです。
色々な理由があって乗り始めて、最初は新しいものへの興味が勝っていたものの、結局のところそれほど好きでもなんでもなかったということです。
車とは大違い。
時間が経って自分の趣向に気づかされるなんてなんだか間抜けです。
僕はバイクより車が好きだったみたいです。
そんなST250の最後はなんだかバイクがぐずっているような最後でした。
そもそも乗る機会が減ったせいですが、始めにバッテリーがダメになりました。
ブースターをつないでエンジンをかけると問題なく動くのでオルタネーターは問題なさそうでした。
よくある話だと思って気にしていませんでしたが、手放す前に少し乗ろうかと手放す当日の朝にエンジンをかけようとすると、またバッテリー切れ。
ブースターをつないでエンジンをかけるも「プスン」とすぐにエンジンが切れてしまいます。
エンジンがかかってすぐアクセルをあおっても全く吹けません。
仕方がないのでしばらく充電してからエンジンをかけると、アイドリングはしますが「プスンプスン」と安定して燃焼していないような、何かが詰まっているような状態です。
しばらくアイドリングを続けても改善される様子はなく、今度はマフラーの遮熱板に覆われているあたりが赤熱化し始めました。
マフラーの穴を覗いてもなかは真っ赤。
どう考えても何か詰まっていそうな雰囲気です。
更にマフラーと遮熱板の隙間を覗くと赤熱ではなく発火しています。
慌ててエンジンを切りました。
そんなこんなで最後に乗ることもままならずバイクは引き取られていきました。
少しは感傷的になるかなぁと思っていたのに、それすらありません。
どうにも完全にバイクから心が離れていたみたいです。
ただこの記事を書くくらいにはちょっとは感傷的になっているのかもしれません。
次に買う車はX3にしようなんて考えていましたが、あれこれ試乗した結果「やっぱり背が低い車が良い」と改めて思うようになって4シリーズや3シリーズあたりにしようかと検討を進めているところです。
実を言えば古い車に乗りたいです。
BMWに関して言えば数えきれないほどの車に乗ってきましたが、車の出来の良さ、楽しさ、維持の容易さも含めて考えるとE46やE39あたりがベストです。
しかし、今の私は残念ながら賃貸を移り住む生活ですから碌に整備できる環境がありません。
だから仕方がなく新しい車を買おうとしています。
更に言えば、5シリーズがBMWの一番ホットなモデルだと思っているので、5シリーズないしは6シリーズが魅力的です。
ただそうなると車体が大きく、人が住めたような場所じゃない僻地に住んでいると手に余ります。
そこで程よいサイズの3シリーズもしくは4シリーズを検討しているわけです。
話が大きく脱線しましたが、バイクは手元を離れていきました。
もう1台、CBR250Rというバイクを所有しています。
こちらは妻のために購入したバイクで時々妻が乗りますが、私が車を買ってしまうとその機会すら少なくなると思います。
我が家のバイクの灯が消える日も近そうです。
Posted at 2020/07/11 14:55:18 | |
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