① 償却
車両価格(値引き前の価格)は、インプレッサもXVも同一(2,138,400円)ですが、XVは、消費税導入前ということもあり、値引き率が高かったこと、インプレッサ下取り価格が高かった(1,204,000円:残価率56.3%)ことから、償却費が予想より少なくて済みました。さらに2~3年後のXVの想定残価率は、インプレッサより、高くなるものと見込んでいます。
② 税金
インプレッサもXVも重量税、自賠責保険、自動車税の金額は同じです。新車を買うと自動車取得税(10月から環境性能割)という余計な費用がかかりますので、結果としてケースAの方が税金は高くなってしまいます。スバル車はエコカー減税の対象車が少なく残念です。一般的にはエコカー減税及びグリーン化特例の対象車は、3年での買い替えをお薦めできます。
③ 燃費
インプレッサが、1リットル当たり18.2kmに対して、XVは14.2kmと多少低くなりますが、金額としては大差ありません。筆者の最近の年間走行距離が5,000km程度になっていることから、燃費の低下を容認しました。
④ 保険
任意保険の等級クラスは、それぞれ大差ありません。ただし、XVは新車を購入しますので、車両保険はインプレッサを長く乗り続けるよりも、保険料が高くなってしまいます。XVは、Eye Sight Ver.3(視野角と視認距離を約40%拡大、カラー画像化)、現在乗っているインプレッサはEye Sight Ver 2.を上回りますので、事故の確率をさらに低下させ、保険料の値下げが期待されます。
(3)結論として
今回は、インプレッサを3年待たずして、XVに買い替えましたが、所有コストを下げるということに成功しました。車のスペックとしては、
① 2WDから4WDへグレードアップ
② 安全支援装置もEye Sight Ver 2.からEye Sight Ver.3とスペックアップ
③ 燃費は低下しましたが、大差ないので容認しました。