
先週通りがかりのネッツ店で86の試乗車が置いてあったので引き返して試乗させてもらってきました。ちょいのり試乗インプレです。
着座位置が低いのに乗り心地がかなりいいです。コーナーをまがっても安定しています。もしかして重心が低いのでコーナーでの安定をさせるためにサスをむやみに固くする必要がなく、その分乗り心地が良いのではないかと思います。
エンジンは、やんちゃな印象は皆無。回すと水平対向を意識するいい感じの音がします。心地よい音かどうかは好き嫌いがあるかもしれませんが、印象に残る音です。低回転から自然にトルクがあるのでジェントルに走ってくれます。
スポーツカーにありがちな、この子と長く付きあえるかなーといった心配を抱かせないクルマでした。
試乗したのはオートマでしたが、オートマのパドル付で、常にパドルモードで運転していても違和感なし。トルコンオートマなので切り替わりがスムーズでパドルへの反応も早いです。回転が上がりすぎると赤いランプで警告してくれます。オートマだったせいかもしれませんが、スポーツカーにありがちなワイルド感、色気は全然なし。いい意味でトヨタのスポーツカーな感じでした。なんででしょう?デザインかな、斜め後ろからのデザインはグッドです。だけどフロントが当たり前すぎる感じがします。もっとタイヤの嶺を強調するとか面の張りとエッジの効いたラインが緊張感を持って調和するようなボリューム感がほしいような。それでもってBRZがこのまま普通のデザインであれば、面白い選択になったかもしれません。最近のトヨタデザインの中ではましな方だと思いますが、もうひとひねりほしい感じ。
車自体は開発エンジン、車体ともにスバルのようでボンネットを開けると、エンジンにも車体にもSUBARUの文字が堂々と刻印されていました。これまでのトヨタでは考えられないことではないでしょうか。自分も昔から思っていたのですが、スバルは水平対向エンジンのFRを作ってフロントミッドシップにすれば、かなりポテンシャルが高い車にできるのに、一向に開発されず、レガシーの単一車台を使っての車種展開に終始していましたよね。クルマ一台の開発費は、新規プラットフォームとなると2000億ともいわれているようなので、スバルには難しかったのでしょう。トヨタの財布があったからこそ、プリウスが売れたからこそなのかもしれません。とにかく基本設計がしっかりしている、名車になりそうな車です。欲を言えばこのプラットフォームでシリーズ展開がほしいですよね。GTバッジをつけた4ドアセダンもいいし、エンジンもランナップ増やして1200㏄ぐらいでやんちゃに回るエコなやつもほしいですね。
この86を中心としていろんな媒体を使っての営業戦略も含めて、走る喜びを盛り上げようとしてくれるトヨタにいいね!を送りたいです。
Posted at 2012/04/29 13:39:15 | |
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