
皆さま、こんにちは。
新生コレ2です。
元々はコレストンという男でした。
まぁ、あの男のことは忘れてください。
ご迷惑をかけた皆さまに近況報告をと思いブログを書いております。
全く車いじりをしておりませんので、整備手帳もパーツレビューも書けないからブログなのです。
何故車いじりをしなくなったのか。
それは…革いじりにハマっているから!
本当に革いじり以外何もしておりません。
仕事もできることならしたくありません!
前置きが長くなってしまいましたが、では手帳型スマートフォンケースを作っていきましょう。
何故スマホケースなのかと申しますと、実は前のスマホのケースを作ろうとして、その作業中落としてスマホが壊れてしまったのです…
だからリベンジです!
リベンジポルノです!(;゚∇゚)
簡単なのでレザークラフト初心者でも作れます!
あっ言っておきますが全然面白くないですよ?
素人が適当に作るだけですので。
しかも長くなります(笑)
今のうちに戻るボタンを押した方がよろしいかと…
もしくは一番下までスクロールしてください。

まず革を用意します。
革と申しましても多種多様。
タンニン、クロム、コンビ…
更に顔料、染料…
この説明を始めますと本当に長くなってしまうの省略させていただきます。
今回用意した革は『オイルヌメ』と言う種類の革になります。
簡単にいうとヌメ革にオイルをたっぷり入れて染料で染めた革です。
意味わかんなくても大丈夫!
どうでもいいので。
ただスマホケースの場合は硬めの革が良いと思います。
色はカーキブラウンを選んでみましたがほぼブラウンです。
値段は30×20㎝で¥1,000円ちょっとくらいです。

今回使った道具たち。
面倒臭いので説明を省略。
皆さん興味ないと思いますので。(笑)
良く見るとこんなの使うの?みたいなのがありますね。
お店で買うと高いのでネット通販を利用すれば5000円くらいである程度揃います。
スマホケースのデザインができたら方眼紙で型紙を作ってみて、大丈夫そうなら革の裁断に入ります。
今回はスマホケースなのですパーツは少ないです。
革に方眼紙を押しあて、写真左側にある
キリで後をつけます。
失敗すると消えませんのでご注意を。
切る道具は『革包丁』を使います…が僕は持っていないので『別たち』を使っています。
充分良く切れます。
安いし刃を替えれば良いだけなので研がなくて良い。
角を切るときは刃を垂直に立ててグッと押せば切れます。
写真の左から順に内ポケット、本体、ベルトです。
たったコレだけです。
コレ2だけに…( *´艸`)
革の裏面にトコノールを塗ります。
裏面のことを床面と言うのでこの名前…
考えた人センスアリですね!
床面はザラザラしており摩擦に弱いので保護の役割と見た目の変化があります。
均等に塗ってスリッカーやガラス板などで擦ってやると艶が出てきます。
スマホを着ける所には塗らない方がいいです。
接着力が弱くなってしまいますので。
内ポケットを加工。
四角いままでも良いのですが、取り出しやすいように。
カメラの穴あけ。
あらかじめ用意しておいたスマホのクリアケースのカメラ穴をトレースしてデザインカッターでくり貫いていきます。
たぶん本業のかたはポンチで一発ですが持ってないので…
あっ、それとスマホケースはハードタイプが良いです。ソフトタイプは、しなってしまいスマホが落下する可能性があるそうです。
Amazonとかで500円くらいで売ってます。iPhoneの方は100均にもあるかも…
Google先生が言ってました。(笑)

穴があきました。
さすが僕、下手くそです。
ガタガタです。
ヘリ落とし、コバの処理もしておきます。
この説明は後程。

スマホを着けるほうもコバの処理をします。
ベルトを着ける場所を決めてキリで後をつけます。
ベルトの大きさより小さめにします。

革の表面にはボンドが着かないので、彫刻刀を使って荒らしておきます。

ボンドが乾いたら菱目打ちで穴を開けます。
5㎜幅を使いましたが4㎜にすれば良かった…
レザークラフトではロウ引き糸と言う糸を使います。
ロウが塗られているので滑りは良いですがちょっとペタペタします。
糸の頭とお尻にとじ針を通して、糸に針をさして使います。
説明が難しいのでググって下さい。(笑)
糸は縫う長さの4倍程度必要です。
縫い終わりました。
糸の色をブラウンにしたらダサい…
まぁ自分用なので良いか…
便利なようにDカンを取り付けました。
革に挟み込んでボンドで固定。
コバを磨いて、ポンチで穴あけ。
カシメで固定。
大丈夫ですか?
皆さん、着いて来れてませんよね?
書くのもしんどくなってきました…
疲れたので淡々と進めます。
内ポケットを着ける前にバネホックボタンを着けておきます。
ポンチで穴をあけてから専用工具で打ち付けます。
これも説明が難しいのでググって下さい(笑)
内ポケットを着ける位置にボンドを塗っていきます。
そうそう、ここで言うボンドと言うのは『木工用ボンド』です。
専用品も勿論あるのですがコレで充分。
どうせ縫ってしまうので高い接着力はいりません。
ヘラなどを使って薄く塗ります。
ポケット側にも同様に塗ります。

乾く前に圧着!!
クリップでボンドを塗っていきます塗った部分を圧着して乾燥を待ちます。
少し跡が残ってしまいますが縫う部分なので問題ありません。
気になる方は布などをかませて保護してください。

乾燥したら穴を開ける位置にコンパスで線を引きます。
本来ならネジ念とか使うみたいなのですが、ぼくは持ってないのでコンパスです。
そして菱目打ちで穴を明けていきます。
さっき引いた線を頼りに慎重にゴムハンマーで打っていきます。
まぁまぁ音がするので夜の作業は止めておきましょう。

穴をあけ終えたら先程と同様に縫っていきます。
ステッチをキレイに出すには何度も練習しかありません。
…ほらね、レザークラフト歴半年でこんなところです。
まだまだ修業が足りませんね。
糸をナチュラルに変えて菱目打ちも4㎜にしたので少しずつ良い感じです。
先程のベルト部分が悔やまれます( ・ε・)

最後まで縫ったら2~3目戻って、2本の糸を結んで接着剤を着けます。
接着剤はハケタイプのものが塗りやすいです。
ポケットの中で処理すれば、粗が目立たなくて誤魔化せるのでおすすめです。
さて、この辺で誰も読んでないだろうと思いますが、独り言のように続けていきます。

二枚を張り合わせたのですがどうしても段差が出ます。
革の切り口をコバと言うのですが、ここからはコバの処理を説明します。

まず、切った革の角『ヘリ』を落とします。
本来であれば『ヘリ落とし』と言う道具を使うのですがAmazonで安物を買ったら全く切れなかったので、『爪の甘皮を切るやつ』で代用しております。(笑)
コレくらいヘリが落とせれば大丈夫です。

ヘリが落とせたら段差をサンドペーパーでひたすら削っていきます。
僕の場合は100→240→600→1000の順番です。

これくらいで勘弁してやりましょう。
ってかもう無理です。
この作業だけで一時間以上かかってます。
この時、木クズならぬ革クズが舞いますのでマスク着用を推奨しております。
ほら、超汚ない。
家でやるときは新聞紙などを敷いてやりましょう。でないと家族から苦情が来ます。
ちなみに僕の可愛い靴下は無印良品で買ったものです。

滑らかになったコバに、最初に出てきたトコノールを塗ってスリッカーや布でひたすら磨いていきます。
強く擦る!と言うよりは高速で磨いて摩擦熱を起こすイメージです。
5000回転くらいで丁度良いです。
ある程度、艶が出たら止めましょう。
ガチな方はこの作業を何度も繰り返すようですが何せ素人なので深追いは禁物。
嫌にならない程度にしておきましょう。

ここまで来たらあと少し!
ここまで読んだ方は根気のある素敵な性格の持ち主です。
クリアカバーを革に接着します。
ここではGクリヤーと言うボンドを使います。
これも専用品ではないので普通に100均に売ってます。
このボンドは革、クリアケース両面に塗り
8割くらい乾いてから圧着します。
それはもうギュウギュウと指で押して圧着です。
これにて完成。
ボンドの跡がムラムラでカッコ悪いですがスマホを嵌めちゃえば見えないので問題ありません。
あっ、ベルト部にバネホックを着けてくださいね!

全体図です。
やはり所々素人感満載ですが、80点と言ったところでしょうか?
良く言えば『ハンドメイドです』とパッと見でわかるので自慢しやすいですね!(笑)
やっと終わりますよ!
良かったですね!( *´艸`)
このブログをここまで読めた方はきっと
心の優しい女神のような性格の持ち主です。
結婚してください。
え~っと、わかってますよ?
皆さん興味ない上に、みんカラに書くようなブログでは無いことを。
要は『こんなにレザークラフトにハマってるんです~、車いじりしてないのにまたみんカラ登録してゴメンね~』と言いたかったのですよ!(笑)
でも、やってみると本当に楽しいので、これから寒くなって車いじり出来ない日なんかにお家にこもってこんなことをしてみるのも良いのではないでしょうか?
自分用に作れば愛着が湧きますし、ご家族や知人にプレゼントすれば喜んでもらえます。
僕はしばらく革いじりが続きそうなので
車いじりは遠のきそうです。
でもちゃんと皆さまの投稿は拝見させていただきますので、
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
長いブログを書くのは大変だなぁ…
紫先生はすごいなぁ、変態だなぁ…