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2018年06月25日

エコカー、1台しか所有できないとしたら

EV、PHEV、FCV、HVと色々な形式のエコカーが発売されていますが、現時点で1台しか所有ができないという条件のもとに選択するとすれば、自分としてはどれを選択するかを考えてみました。

FCVは体験していませんが、過去にHV、現在はEVを所有して、PHEVは会社の車ですが体験しています。

「現時点で1台のみ所有しかできない」ということであれば、自分ではPHEVを選択します。
選択肢は少ないですが、普通車としてはプリウスPHV、SUVが欲しければアウトランダーPHEVが選べます。ただし自分としては燃費の点からアウトランダーPHEVは選ばないと思います。

●FCV
水素ステーションの充実度からパスです。
私の住んでいる浜松市には水素ステーションがあるので、他所の地域よりはいくぶんマシな環境ですが、近隣ガソリンスタンドより遠い水素ステーションまで家から行くのは面倒です。
モータによる走行はおそらくEVと同じでしょうからこの点は良いですが、自宅で充電できるEVのお手軽さを体験してしまうと、遠くのステーションまで出向くというのはマイナスです。

●HV
燃費を伸ばすための仕組みとしては優れていると思いますが、ガソリンのみしか選べないという点でパスです。
モータによる走行感覚が味わえるという意味では日産e-Powerのようなシリーズ式はいいと思うのですが、それならモータでもっと走れて、電気を直接注入できるPHEVを選びます。

●EV
正直自分以外の人を乗せて快適に移動する手段としては現時点では中途半端であると感じているのでパスです。
中途半端であると感じている点は
・満充電からの航続可能距離
 これは少なくともカタログ値でなく、実走値として500kmは欲しいです。
・充電ステーションでの充電
 トイレ休憩程度の時間(長くても10分程度)で満充電航続可能距離の半分位250kmは走れるようになって欲しいです。
自分はEVで問題ないと今回リーフを購入して認識しましたが、やはりガソリン車の運用スタイルでないと駄目という人には、こうすれば現状のEVでも問題ないという運用スタイルを教えても「それって使う側が道具に合わせているよね」と言われてしまいます。
いくらモータ走行の力強さや静粛性の素晴らしさを認識させても、それと使い勝手は違うようです。
EV1台で運用している方には反感を買うかもしれないですが、自分としてはまだ現状のEVは万人向けではなく、使う人を選ぶ製品であると感じています。


こうして考えてみると、プリウスPHVって現在の状況に合わせた絶妙なバランスの上にある車だと思います。
EV走行での航続可能距離も100kmは欲しいところですが、今の60km程度であれば通勤で使う人の8割はカバーできると思うので十分です。
EVの良さを味わえながら、HVでガソリンを使って燃費よく長距離走れる点では、使い勝手で万人向けです。
おそらく現在の平均通勤距離などあらゆる状況を踏まえた分析のうえでの商品企画力には、さすがトヨタだなと思ってしまいます。

以前のブログで今現在トヨタがEVを販売していなくても、それだけでトヨタがEVに遅れを取っているなんてことはないという書き込みをしましたが、プリウスPHVに乗ってそのことを再認識しました。
バッテリ容量が違うとはいえ、リーフとほぼ同じボディ重量で電費がよいのですから、トヨタがEVを出してきたら、日産も安泰ではないでしょう。

さて、あくまでも「1台のみ」「万人向け」ということでPHEV推しな私ですが、この足枷がないのであればEVは実に魅力的な製品です。
今はPHEVを買っておけば間違いなく、電池やモータの改良で航続距離や充電の問題が解消されてからEVを買えばいいじゃない、と思ってしまうかもしれませんが、それでは遅すぎるかもしれません。
正直自分もリーフを購入して実際に充電環境や運用について詳しく知る以前は「EVはまだまだ先」と考えていました。
今となっては少し乗り遅れたな、と感じています。

それは何かといえば、EVが広く一般で使われるような環境が揃った時には、現在ほどの安い電気代でEVが運用できなくなる可能性が高いからです。
あとは今現在も当時に比べて額は少なくなっているものの、EVであることの補助金的な優遇がおそらく縮小されていくことです。

正直リーフに乗って一番驚いたことは、消費する電気量です。
リーフは満充電で40kWhの電気を溜め込むことができますが、これはリーフ導入前の自宅の電気消費量から考えると、3日分の電気になります。
自宅からスタジアム観戦に1回出かけるだけで、この電気をほぼ使い切るという事実に気が付いた時は軽い衝撃を受けました。
無駄の削減は意味のあることですが、自宅にて待機電力に気をつけたり、省電力家電を導入した省電力化への努力は何だろうと思わざるを得ませんでした。

おそらくモータの効率化等の技術で少しはマシになって行くとは予想していますが、EVが広く一般に普及した時の電気消費量はどうなっているんだろうと考えると、恐ろしいものを感じます。
現在私の住んでいる中部電力管内ではスマートライフプランを選択することで、ナイトタイム10時間の電気代は16円/kWhで使えていますが、EVが普及した時には絶対にこの価格では成り立たず破綻する筈です。

40kWhで実際には320km程リーフは走りますので、16円/kWh×40kWh=640円
640円÷320km=2円 と 1km走るために2円がかかります。
リッター30km走るHVがあったとして、1リッターを130円(過去3年の平均がこれくらいですかね)と考えた場合、130円÷30km=4.33円かかります。
中部電力のデイタイムの価格は38円/kWhなので4.75円と、すでにガソリン価格より高くなってしまいます。
ホームタイムは28円/kWhなので、これはまだ電気にアドバンテージがあります。

自分の予想では、おそらくEVが普及して電力需要が悪化した際には、家庭用とEV用で電気代が分かれて、EV用電気代は現在のデイタイムに近くなるのではないかと考えています。
そうなると、ガソリンでの運用とそれほど違わない価格になってしまい、EV運用のメリットを享受できなくなってしまいます。
あとは現在の急速充電器の30分単価も上がるでしょうね。

EV購入の優遇については、おそらく無くなっていくと思いますが、これはEVの販売台数が増えて車両価格が安くなることとトレードオフな気がしますので、気にしなくてよいのかもしれないです。が、その昔リーフやi-MiEV購入で出ていた補助金額を知って、それならもっと前に購入検討すればよかったと思っています。
中部電力で深夜電気のプランがあった時に契約していれば、今のナイトタイムよりも安い価格で現在も充電できているという事実もさらにその思いを強くさせています。

ちなみにPHEVは短距離ではありますが、EV運用の恩恵に与れます。
今回の趣旨とは外れますが、2台持てるならガソリン車+EV車の2台でハイブリッドもよいですよね。

さて、EVはまだまだ先でよいと考えているガソリン車のみ方、いかかです?w
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Posted at 2018/06/25 00:32:56

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この記事へのコメント

2018/06/25 01:13:54
nop_all さん、こんばんはー

とても同意できる内容で分かり易いです。
おっしゃる通り、今購入でも恩恵が少ない事はtoro_555も感じています。
数年前なら、どのEVスタンドも無料のため、数がある所に住んでいらっしゃる方なら、EVはとても楽しめたのではと思っています。
しかし実際は、EV走行距離が短いため、経費のメリットと引き替えに電欠というリスクを背負わなければならなかった事しょう。
・・・冬場で半分では、ほぼコミューターのみの運用かも知れません
 個人的には、今、EV,PHEVに乗っていらっしゃる方がもっとも幸せか!?などと思ったりします。
 今後、電気の問題、充電スタンドの問題、電池の問題で、EV、PHVの普及に水を差す可能性があります。
 EVの決定的性能をきめるのは電費で、今以上の電費を実現する事は難しいようです。

コメントへの返答
2018/06/25 12:49:38
toro_555さん、こんにちは~。

同意いただきありがとうございます。
確かに充電インフラの充実していなかった以前では少ないバッテリ容量での走行距離で電欠などの苦労も多かったでしょうね。
「今、EV,PHEVに乗っていらっしゃる方がもっとも幸せか!?」自分もこれについては、そうかもしれないと思っています。
もう少し増えると充電スタンドが混みはじめたりと、困った状態になりそうな予感がします。
さらなる電費向上を望みますけど、なかなか難しいでしょうね。

2018/06/26 08:42:20
長い間ガソリン車の文化に慣れしたんで来たわけですから、航続距離と言ってメディアに洗脳されて、電気自動車の文化が育たないのかもしれません。自分は航続距離なんて実質200km走れば十分です。
ガソリン車ではセルフで給油中車を離れるわけにいきませんが電気自動車は急速充電30分以内で自由に過ごせます。これこそが電気自動車のメリットであり文化課と思います。30kWhリーフで20%以下から10分前後充電して50%以下をキープしながら日本国中どこまでも走っていきます。2年6月、66000キロ超えましたが、電池劣化なしで50%充電で新車時と同じ航続可能距離100Km以上です。
コメントへの返答
2018/06/26 22:56:07
なるほど。
EV適性があると思っていた自分もevlifeさんに比べると、まだガソリン脳なのかと気付かされます。
今回航続距離の短いi-MiEVを入手したので、これで少しは鍛えられるかも。

40kWhリーフでようやくEVでいいかもと舵を切った自分ですが、結局ガソリン車と併用だし、24kWhリーフやi-MiEV1本でEV初期から乗り切っている方々を見ると、真似できないなと思っています。

あ~、でもSA22CのRX-7に乗ってた友人はガソリン車なのに24kWhリーフ並みの航続可能距離だったっけ。w
2018/06/26 08:45:43
訂正
慣れしたんで来た⇒慣れ親しんできた
メリットであり文化課と⇒メリットであり文化かと
コメントへの返答
2018/06/26 22:57:43
この、みんカラのコメント機能ってなんとかならないんですかね。
返信する側は修正できるのに、する側は修正できないって…
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