満充電から電池残量が10%近くまで減った時のログを取り続けようとしたのですが、途中までのログを見て気が付いた点が出てきました。
これは6月6日に満充電してから、6月13日までのSOCとHxの関係です。
いつものように最初Hxが増えて行きます。
SOC72%ぐらいのところからHxがマイナス方向に振れます。
SOC55%ぐらいのところからHxはプラス方向に再び変化して50%で変化しなくなります。
開始時のHxは113.15、マイナスに振れる最大値が113.36、再びプラスに変化する時が113.12、変化しなくなる時が113.18でした。
はて?この変化の仕方、以前の100%からのログでも同じ傾向です。
最初増えて、マイナスに転じる。最後に少し増える時とそのまま変化しなくなる時があるけど概ね同じです。
マイナスに転じる時は80%~70%の間です。(73%~72%かな)
満充電からしばらくは回生が効かないのがHxのマイナス変化(バッテリの回復)が発生しない要因のようです。
でも、回生はもっとSOCが大きい値の時にも効き始めるのに、何故73%近辺まで発生しないのか…発生する場所は殆どの場合、家から東に走り始めて最初の丘を越える近辺です。ハッ!走り方がやはり発生の要因なのか。
KAKUさんの言う振り子走法(ギューっと加速して、滑空で回生の繰り返し)です。
SOC50%以下ではどうせHxは変化しないので、Hxの変化を見るだけならSOC50%以下は時間の無駄です。
とすればここからSOC70%ちょいまで充電して50%までを繰り返していれば、最初の100%から73%近辺までのHxの増加を避けて、Hxのマイナス変化だけを味わえるのではないか。
ということでログ取得の方針変更です。
SOC50%を切ったらSOC75%位まで充電、この繰り返しです。
が~何故か6月13日にバッテリ容量72%まで充電してから50%までのログ(14日と15日)がLeaf Spyで記録されていませんでした。
記録されていたのは15日の帰宅時のログだけでした。この時はSOC56%→48%の変化で、Hxが113.22から113.25に増えていました。
目視の記憶では113.18開始で、目論見どおりHxが減り始め、113.13まで減ったところから増えて113.22になり最終的に113.25で止まったという具合です。
そして、15日にバッテリ容量73%まで充電しました。
16日はおとなしく家にいたので移動なし。
17日(今日)はヤボ用で家から東方向に出かけました。
これが本日のSOC、AHr、Hx、SOHのグラフです。
SOCは開始時74%、終了時54%
Ahrは開始時113.8815、終了時113.8700
Hxは開始時113.25、終了時113.14
SOHは開始時98.65、終了時98.64
最後にHxが少し増えてしまいましたが、今回こそHxを減らす目論見成功です。
わずか0.11ですがHxを減らすことができました。
これを繰り返せば、普通充電で一般道走行でもHxを減らし続けることが可能そうです。
ただし14日~15日のように最初減っても最終的に増えて終ることもあるわけで、苦労の割には報われないかも。
高速と比較して一般道の車速では振り子走法した時の回生電流が少ないからHxの変化も少ないのだろうか…。
Posted at 2018/06/17 21:35:16 | |
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