
バターロール生地の角食パンで作った
ハニートースト。
本家はこの上にハーゲンダッツのバニラアイスが乗るが、
オラはアイスクリームが余り好きでは無いので アイス抜き。
発酵バターを通常より多めに乗っけたので
底までバターが染みている。
そこへ蜂蜜をたっぷりとかけて、
豪快に中の白い部分だけを食す。

製パンには欠かせない小麦粉ですが、定番の食パンやバターロールなどを焼くときは
必ず強力粉を使います。スーパーキング・スーパーカメリアなどという商品名で
市販されている場合もありますよ。カナダ産が扱い易く、国産は膨らみにくい場合も多いです。
生地を捏ねる際の 材料のベストな配合率を以下に書きます。
配合率は必ず強力粉の量(重さ)を100として 計算して下さい。
【食パンのベストな配合】
強力粉:100(%)
スキムミルク:3
塩:1.5
砂糖:7.5
ドライイースト:2
水:65
バターorマーガリンorショートニング:5
【バターロールのベストな配合】
強力粉 100(%)
塩:1.5
砂糖:10
水:50
卵:10
バターorマーガリンorショートニング:10
イースト菌を活発化させる為の 水の温度は重要です。
大体の水温の目安の計算方法を以下に書きます。
【ホームベーカリーを使う場合】
76℃-室温-粉温度=水温
※室温25℃ 室温で置いた粉25℃だと、用意する水温26℃という計算です。
【手捏ねの場合】
(室内気温+粉温度+水温)÷3=28℃
※室温25℃ 室温で置いた粉25℃だと、用意する水温34℃という計算です。
【山型食パン1斤】
強力粉:260g [100%]
スキムミルク:約8g [3%]
塩:約4g [1.5%]
砂糖:約20g [7.5%]
ドライイースト:約5g [2%]
水:約170ml [65%]
バター:13g [5%]
【バターロール12個】
強力粉:260g [100%]
塩:約4g [1.5%]
砂糖:26g [10%]
ドライイースト:約5g [2%]
水:130ml [50%]
卵:26g [10%]
バター:26g [10%]
ホームベーカリーの場合は水の比率を
68%位まで増やしてみて下さい。
製パンにショートニングを使う事が多いのは、
ショートニング自体に細かな空気を含んでいる為
パン生地にきめ細かい気泡を形成し易く、
ふわふわでキメの整ったパンに焼き上がり易いから
という理由も有ります。あとは低コストな面ですね。
私はバター派なのですが、必ず冷蔵庫から出して
マヨネーズ位の柔らかさになるまで室温に戻し、
空気を含ませる為に、一旦泡立て器でふんわりした
クリーム状になるまでかき混ぜています。
(ケーキ作りにおけるバターの扱いを応用しています)
この工程を加えますと、ショートニングを使用した
パンのように、一層ふわふわのパンに仕上がりますよ。
あ。やらなくても充分ふわふわに焼き上がりますよ(笑)
バターってホイップすると空気を含んで白っぽい
クリーム状になるんですよ。
ショートニングに付いては、良いか悪いかの判断基準は
様々なので、個人的には絶対駄目だと書く事ができない
のですが、
ショートニングの脂肪酸の分子構造が自然界には存在
しないトランス型である事、またプラスティックに似た
ような分子構造を持つ事、何年経過してもカビずに
腐らない事などから、健康に良い油脂とは決して言えない物と
個人的に認識しています。マーガリンも同じ認識ですw
ショートニングってバターより安い材料で製造出来る物質だし
乳脂肪と水分を一切含有していないんですよね。
価格もバターより安い、長期の常温保存が可能となれば、
製パン製菓業者からすれば低コストですもんね…
私がバター派である理由の一部に、上記内容も含まれます です。