大黒でギャラリーの注目を集めたまま出発したツーリング隊は、一路平塚にむけていつものルートでまずは東名高速を目指します
前回のブログにもあったように、今回からトランシーバによる通信を導入。
走行する車線を「総隊長」として指示しながら走る。
また、8台による走行シーンは前回の秩父ツーリングもそうだったが壮観!
「隊長」であるy1800seさんと「最後尾」のAkkoさんには無線の指示が
行きます!
事前に隊長と相談して決めた、海老名SA(下り)の利用方法はズバリ「給油」
大黒から平塚は大した距離ではないのでガッツリ休憩を目論んでいたのだが、
実はお盆の渋滞状況によっては、休憩することができない可能性があったのだ。
そのあたり、僕自身も迷っていたのですが、
事前のスタッフ打合せ用ブログで(そういうのがあったのですよw)
y1800seさんがコメ欄のディスカッションではきちんと見抜いてくれて
指摘してくれていましたw
打合せ通りのルートで給油に向かう!
海老名SAでもギャラリーの注目を浴びていました!
ここでは、2日間のルートを総合的に勘案して海老名で満タンになっていれば
全行程を完走できると踏んでの給油。
なぜか?なおさんだけが、給油せずコンビニへ
(^・x・^)そういえば大黒では大丈夫言うてたな・・・
GSの人に
(^・x・^)全員仲間のポルシェなので
と告げ、許可をもらい給油が終わった車両から順に路肩で待つ。
待ち時間はトランシーバーで相互通信して遊ぶ
「なおさん・・・トイレですかね?どうぞ」
「○○さん給油完了・・・どうぞ」
(^・x・^)楽しかったね!
「にゃきお号から各号へ!全車、給油完了!」
「これよりツーリングを再開いたします!以上!」
海老名を出て、圏央道は寒川南ICを降りる
調査段階の下見から、打合せで何度も来た道。
こうして無事に本番を迎えられたことは・・・
(^・x・^)感慨深かったです!
そして、本日最初のイベント「第2回カートバトル」の会場
Fドリーム平塚に到着です。
店内に入り各個人の手続きやら、ムービーの機材やら
自分のヘルメットやらの準備やらでドタバタ。
途中、(`´)にゃきおママ初登場と(・o・)が現れる
ドタバタであまりかまえず、
(^・x・^)カートバトル見ていかへんの?
(`´)暑いからホテル入る
(・o・)もあんまりかまってられなくて、ややこし屋オヤジさんからリンゴジュースを買ってもらったりしてました。(・o・)お世話になりました。
そんな(・o・)とのカートですが、
「こどもは決勝には出られないけどタイムアタックだけはできる」
との説明でしたが、

「今日はレースの本数が多くこども用カートの単独走行はムリ!」
とのこと。
(^・x・^)2人乗りに乗るか!
2人乗りに乗ったことは、コースレイアウトを覚えるのに有利かな?
などと安易に考えていましたが、マシンの性能が違いすぎて本戦の時
戸惑いました。
また、この時2人乗りの単独走行5周したのですがこの時の疲労は
後のレースでの集中力の欠如につながった気がします。
ここからはややこし屋オヤジさんにムービーカメラをお願いして
劣化しててバッテリー切れが早かったのですが
上手くマネジメント頂き、すべて収めていただきましたよ!
ここからのカート大会本戦は
1.フリー走行10周
2.タイムアタック5周
3.本戦15周
で構成されます。
まず、フリー走行から。
一言でいうと、「感じを掴む」ための10周です。
どこでグリップしてどこではグリップが抜けるのか?
どこまでならブレーキングを遅らせても平気か?などです。
(^・x・^)心は熱く燃えていた!
前回の秩父のカートバトルから3か月・・・
僕には後悔があった・・・。
(^・x・^)スピンしたくない・ぶつかりたくない・滑りたくない
結局、これらを経験せず安全走行
決勝レースも大した勝負に走らず、皆の自滅を待っていたという(実質3位)
これがとてつもなく嫌で、この3か月自己嫌悪に陥っていました。
どうしてもっと勝負しなかったのだ!
なぜだ?なぜだ?なぜだ?・・・
(^・x・^)心は熱く燃えていた!
このフリー走行10周で、文字通りあらゆるプラクティスを行って
続くタイムアタック!そしてファイナル!
これらへと続くんだそう心に誓って、ピットを出たのでした・・・。
ファーストラップ・・・
2コーナーを抜けてタイヤバリアに向かう直線で気づく違和感・・
(^・x・^)速い!
(^・x・^)さっき(・o・)と乗った2シーターと
(^・x・^)全然違う!
例えるなら987とエルグランドくらい違うこの違和感・・・。
(^・x・^)ラップタイムにして2秒しか違わないのに
(^・x・^)それがとてつもなく速く感じる!
恐い・・・。
でも・・・いいのか?
また後悔するぞ・・・
自分に言い聞かせる
(^・x・^)心は熱く燃えていた!
ブレーキングでリアの荷重を思いっきり抜いてみる!
逆にノーブレーキでフロントを入れるだけ入れてみる!
もちろんどちらも試しながらだから
あらゆる現象に遭遇する。
スピン!ドリフト!
失敗してタイヤバリアに突っ込み破壊!
(・o・)と2シーターに乗ったのは失敗だった
体が明らかに疲労している。
コンセントレーションが著しく低下してきた。
あらゆる人にぶつかってきたが、極めつけは
低速でかわさないといけないマシンがいるのに
ブレーキングテスト状態で、思いっ切りなおさんにぶつかったことだ。
申し訳ない。
あの時の衝撃でなおさんは首を痛そうにしていた。
本当にごめんなさい。
このことが決勝レースの試合運びに影響した・・・。
しかしこのプラクティスでコース上のあちこちについて
脳内に走り方のマーキングをすることができた。
タイムアタック5周は最初の3周くらいでベストラップを出そう
もう5周も走るコンセントレーションが無い・・・。
おかげで決勝レースは2番グリッドにつけることができた・・・。
そして運命の決勝レース・・・。
(^・x・^)心は熱く燃えていた!
ピットで待つなおさんとharaちゃんの会話
「あ~緊張する」
「にゃきお君には負けないよ(笑)」
と話す、なおさん
(^・x・^)なおさん、予選のタイムなんか
(^・x・^)関係ないですよ
(^・x・^)これはレースだから
(^・x・^)勝負をうまく運んだものが勝ちです
(^・x・^)仮にタイムが多少遅くとも・・・です。
「どうやって走ればいい!?」と聞く
なおさんに、haraちゃんが
「タイヤが持つように大事にグリップすることですよ」
(^・x・^)余計なことをw
そう、
マシンに差がないからグリップを大事に走るのは大事だろうな。
(^・x・^)余計なことをw
(^・x・^)でも3位のわんちゃんには聞こえていないようだ
そして緊張の中始まったフォーメーションラップ!
わんちゃん、かなりハジけていて
ややこし屋オヤジさんの向けるカメラにしきりに手を振る
タイヤを温めるように左右にステアリングを振る!
もう一度各コーナーをなぞりながらブレーキのポイント、
コーナー毎のアクセル開度を思い出す・・・
そしてバックストレートにもどりスターティンググリッドへ
見知らぬオジサン達が、haraちゃんに手を振る
haraちゃんもこれに応える
ちょっとした有名人のようだ。
(^・x・^)アイドルやなw
ところでスタートには自信がなかった
ダッシュを決めたところで今のポジシヨンを
大きく落とさなければそれでいい
僕はこの中ではタイムだけで言えば
haraちゃんの次に速い。
(^・x・^)しかし、予選のタイムは問題では無い。
(^・x・^)本戦には本戦の走り方がある!
この2位のタイムに恥じないよう
本戦とは違ったレース運びでこの順位をキープするんだ!
秩父ではみんなの自滅を待ったが、そんな自分はもういない
攻めて攻めて攻めまくって、この順位を守る!
この3か月の後悔はここで取り戻す!
この瞬間だけは、プロデューサーでも何でもない
(^・x・^)オレは一人のレーサーだ!
(^・x・^)行くぞ!
シグナルに灯がともりいよいよ、
スタートシグナルまでのカウントダウンが始まる!
(^・x・^)GO!
スタートダッシュを決めたのは、わんちゃんだ!
猛ダッシュで2位のポジションに躍り出る
(^・x・^)しまった!
しかし、コーナーを1つ2つ抜けると、
その実力はまぐれでないことがよくわかる。
わんちゃん、巧いコーナーリングを魅せる・・・。
左右に巧みに体重を掛けながら、コーナーを潜り抜ける。
わんちゃんの先はharaちゃん。
しかし彼女はもう、音速の彼方に一人旅に出てしまっているw
一週目の最後のヘアピンを抜けたところで気が付く
(^・x・^)わんちゃん、グリップ使いすぎだ(笑)
(^・x・^)タイヤが垂れてスピンするのは目に見えてるぞ
後に「言い訳ではないですが」と前置きして
「タイヤが熱ダレしてしまってまして」という彼のコメントがあったが
それは、言い訳でもなく事実だ。巧くコーナーリングできていたのも事実。
じゃあ実力で負けたわけではない、かというとそうでもなくて
こういうタイヤマネジメントも実力のうちだ。
さっきのなおさんとharaちゃんの会話、聞いてなかったな(笑)
コーナーでグリップを温存する僕と、ぐいぐい行くわんちゃん。
勝負あったかに見えたが、そんなことはなかった。
わんちゃんの弱点は直線・・・そう!
なぜか直線では僕のほうが速かったw
(^・x・^)なぜだ?
(^・x・^)うれしいのか笑いがこみあげるw
バックストレートで抜き去るほどではないが
コーナー手前では必ず追い付いている!
コーナーで離され、直線で追いつく・・・。
そんなわけで膠着状態で3~4ラップが過ぎる。
この頃になると周回遅れのマシンも出始める。
AKKOさんのマシンに手間取ると、今度は後ろからなおさんが来た!
確かに予選のタイムからして、速かったので驚かなかったが
秩父でのヨタヨタ走り(失礼)からは想像もつかない上達ぶり
(^・x・^)さすがはGT3RSパイロット!
上から目線のようで恐縮だけれど、
(^・x・^)上手くなったなあ~
と感心してしまう。
こうなると怖いのは、
わんちゃんではなく後ろのなおさんが怖い・・・。
わんちゃんはいずれ破綻する予定なのだw、しかしなおさんは
グリップを残してこの快走だ。抜かれたらもう終わりかもしれない。
3つどもえの2位争いの直線!わんちゃんに並んで
2コーナーのヘアピン・・
なんとその先にoffice.k-sさんのマシンが
スピンして鎮座しているではないか!
前を行くわんちゃんしか見ていなかった!
気付いた時にはもう遅い!
このレース唯一の軽いスピン!
立て直したが、グリップを完全に一瞬失う!
順位を4位に落とす
(^・x・^)しまった!
しかし、コーナーを立ち上がって
前を行く2人とテールtoノーズで
次のタイヤバリアのコーナーへ・・・
目の前でついに
わんちゃんがスピン!
(^・x・^)やっぱりな!
申し訳ないけれど、わんちゃんは既に脅威ではなくなっていた。
シナリオ通りの展開になったのは6~7周を過ぎたあたりか?
前を行くなおさんの走りを冷静に見つめていた。
速い!
これはもう勝てないのかもしれない・・・。
弱気に思う気持ちを飲み込んでバックストレートを抜ける
グリップも温存しているし、直線で差がつくこともない
同じ戦術の相手とレッドオーシャンで戦うのは
分が悪い。自分のほうが予選タイムは上だ!というのが
勝利の根拠だが、
それならどこならなおさんより速く走れるのか?
それがどこなのか?わからない。
なおさんの走りは進化していたのだ!
タイムアタックは勝ったが、あの時と
今は違うのかもしれない!
だけど、予選のタイムなんて関係ない!
今の実力も関係ない!
決勝には決勝の走り方がある。
焦る気持ちを抱えたまま、バックストレートを抜けながら
左眼に映るインフォメーションボードは
「あと2周」を告げていた。
2コーナーで突っ込んでいこうか迷った。
けれど失敗したらまたプラクティスのようになおさんに
ぶつけてしまう。次にぶつけたら・・・
ここまで慎重になったのはプラクティスの
あの事件の影響もあった。
(^・x・^)ここでもぶつけたら
(^・x・^)なおさん死んでしまうw
それだけは避けなければならない。
しかしどこなら勝てるのかまったくわからない
なおさん、本当に速いよ・・・
そして、ファイナルラップ!
くっそー!
温存したグリップはすべて使い切ってやる!
(^・x・^)行ッけー!
フルスロットルで飛び込んだ2コーナーには
またも周回遅れのマシン!
ここで抜けず・・・万事休す!
しかしまだチャンスはあるんだ!
タイヤバリアをぬけて、最後のヘアピンへの覚悟をきめるべく右目で
チラッとブレーキポイントを確認したその刹那・・・
左眼に映る周回遅れの3台の集団・・・・。
(^・x・^)これや!
(^・x・^)この集団に飛び込んで
(^・x・^)最後のヘアピン!絶対にインを取る!
決意を固めて、スロットルを4分の3くらい開ける
心臓がバクバク高鳴り、足が小刻みに震える・・
何だろう?
もしアウトからでも絶対に抜き返してやる!
メキシコGPでベルガーを抜いたマンセルのような気持ち
決意を固まった!
どんなことがあってもあのインを取る!
(^・x・^)心は熱く燃えていた!
そして集団に追いついた最後のヘアピン
周回遅れ集団のブレーキランプのレッドが
眼に飛び込んだ瞬間
心で叫ぶ!
(^・x・^)行ッけー!オレのマシン!
(^・x・^)頼む!インへ飛び込めー!
ここまでで最高にスロットルは開いている!
でもフロントノーズは入ったぞ!
(^・x・^)行ッけー!
なおさんは?
来ない!?
どうした?
Y1800seさんのマシンに阻まれていた
(^・x・^)勝ったー
歓喜のフルスロットル・・・
いや!まだだ!リアタイヤがまっすぐ向くまでだ!・・・
コンマ数秒が長かった・・・
(^・x・^)行ッけー!
フルスロットル!周回おくれの集団にならんで
チェッカーを浴びる!
なおさんは、
この時点ではまだ負けを認識していなかったみたいだけど
僕はもう2位だということを確信していた。
そして、結果発表。
僕の2位がここで明らかに。
結局、「オンナの音速一人旅」(笑)のharaちゃんとは
19秒差。
15周で19秒だから1周1秒以上遅くかった計算だ。
僕のファステストが34秒・・・彼女は33秒だから
確かにそんなもの。
「にゃきお君が34秒じゃそりゃ納得だよね!」
なおさんがそう言って労ってくれる!
なおさん、ナイスファイトでしたよ。
たぶん・・次はもう勝てないんだと思います。
それに今回は秩父の時にいた、
青天井さんやネジ5本飛んだあの人(なぜ名前で呼ばないw)も
欠いているし。
けれど、今回は本当にやり切った!
雨天のコースレコードより速く走れてるやん!
ってこの雨天のコースレコードの人・・・
よく見たら、高校の先輩でした!
そういえば僕は彼の弟と同じクラスだったのですが・・・
休み時間に
「カーアンドドライバー」や
「カーグラフィック」を読む僕wに・・・
「にゃきお!そんなにクルマ好きなら」
「オレらとカートやろうや!」
(^・x・^)言われたことあったなあ・・。
(^・x・^)レーサーなんかならなくてよかったw
そして、ホテルに戻り、K女史をお連れしてアテンド
をお願いする。
K女史、僕の987に大興奮で
「すげぇ~!」
僕も調子に乗って
(^・x・^)こうやで
ドッヴォッヴォーンとイグゾーストの「無駄吠え」w
「特設会場」となった駐車場へ車庫入れ。
(^・x・^)短い時間でしたがシャワー浴びれてヨカッタ
(^・x・^)ヒンヤリするこのシャンプー。何?
(^・x・^)「HAYASHI」林?
※正解は「冷やし」シャンプーでしたw
そして始まった、パーティ。
ホテルメイド・ホテルクオリティの
洋食コース料理は「全にゃ協」にふさわしい味わい
(みなさんもっとイイもの召し上がってるかもですがw)
(^・x・^)飲み放題ですっかり出来上がって、
(^・x・^)わんちゃんの異変に気づけなくてごめん
レオちゃんの代わりに司会進行も急遽担当しましたが
前回あまりお話しできなかったgaku-sanはじめ

みなさんとテーブルトークで普段の皆さんのお仕事の話聞けて
自分の日常もお話しできてよかったですよ!
僕が丸投げしたビンゴ企画にディレクターの
haraちゃんのお仕事が見事ハマッてました。
彼女が企画したフリートーク企画は
こわーい(`´)にゃきおママや
なぜか(・o・)も登場して、(^・x・^)冷や汗でした。
これで13000円は本当にオトクでしたねw
翌日、筋肉痛でアチコチ痛いのですが
(^・x・^)次回予告(^・x・^)
いよいよ、ツーリング旅はクラマックス!
最後のワインディングでは役物ポルシェ2台を
僕の987のランデブー走行が楽しかった!
(^・x・^)2019年・夏!カートバトルラウンド3 in 湘南平塚・伊東・伊豆・箱根ツーリング旅(^・x・^)<シーサイド&ワインディング編>に続く・・・