①切断する切断する前にマスキングテープで養生しました。
理由は2つあって、削りカスが内部に入り込むのを防ぐのと、切断工具の刃がギアに当たるのを防ぐためです。
あと、回転刃の工具あるあるなんですが切断するときに削りカスが四方八方に飛び散ります。
顔や服、腕にも飛んで来ます。
なので段ボール箱を使って即席の「削りカスシールドBOX」を作りました。
捨てる予定のAmazonのダンボール箱を、マスキングテープでテーブルに固定し手前を起こしたところに上からビニール袋を切り開いてシート状にしたのを上から被せたもの。
これだと削りカスが飛んで来なくて、そのまま折りたたんで燃えるゴミで捨てれば飛び散った削りカスを掃除する必要もないです。
保護メガネは必須です。
やっと切断できました。
内部はこんな感じ。
グリスと接点の跡がよく見えます。
「ジコジコ・・・ジコジコ・・」と音を出す原因について、ネットの書き込みを見ると塗布しあるグリスが劣化して電気接点の接触が悪くなり通電したりしなかったりという状態になるかららしいです。
それと、状態によって対処方法が異なるっぽいです。
《軽度》
グリスを綺麗に拭き取り、接点部分も清掃して再びグリスを塗布して完了。
《重度》
歯車にある黒い配線パターンが摩耗してしまい、接点部分が接触しても通電しないケース。
グリスを拭き取った後に、「導電性銅箔テープ」で摩耗した部分を補修してからグリスを塗布します。
ただ、このパーツのように接点部分にアクセスしづらいものはオークションで摩耗していない(ことを願って)中古パーツを買った方が楽かもしれません。
②古いグリスを拭き取る
もともと塗布されていたグリスを綿棒で拭き取りました。
最初は綿棒がすぐに汚れてしまいますが、何本も取り換えて拭き続けると綺麗に除去できます。
私は、KUREの「フォーミングウルトラクリーナー」を綿棒に吹き付けて拭き取りました。
③グリスを塗る
ここで悩んだのが「どんなグリスを塗るか」です。
グリスは用途によって様々で、合わないと通電しなかったりショートしたりといったこともあるようです。
ネットの書き込みを見ていると、シリコングリスは導電性がないから接触不良になるといったものもありました。
私は当初、導電性を重視して「カーボングリス」を買いました。
ところが、元から塗布されていたグリスをテスターで測定された方の記事を見つけました。
すると結果は導電しなかったそうなんです。
そこで思ったのが、「カーボングリス」だと逆にショートするのではないかということ。
それと、ダンパサーボはレコードのように絶え間なく動く円盤の上を金属が接触するので、導電性よりも耐摩耗性が重要なのではないかと思えてきました。
そこで選んだのが、タミヤの「接点グリス」です。
接点グリスを塗布した後、開口した部分を塞ぎます。
クリアホルダーを短冊状に切ったものとマスキングテープを使いました。
今回の清掃がうまくいかなかったことを想定して、再び外しやすい方法を選びました。
内部にホコリなどの異物が侵入しないようにするためなので、暑さや寒さに晒される箇所に取り付ける部品へのやり方という意味では不適切だと思います。
言うまでもなく自己責任ですね。
Posted at 2024/10/01 07:13:29 | |
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