• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

しげ爺太のブログ一覧

2018年07月29日 イイね!

最果ての西の果てをひらっと一巡り(平戸市あたり ほか)

最果ての西の果てをひらっと一巡り(平戸市あたり ほか)何となくロマンを感じさせる言葉、「最果て」。この「最」の一文字が意味する限界性に惹かれる諸氏は多いことでしょう。大航海の時代や、それよりも遥か昔に繁栄したホモサピエンスやネアンデルタール人たちもこの世の果ての新しい領地を目指して海や山を超えて活動圏を広げてきた歴史があります。

まぁ…、そんな壮大な活動の歩みに比べれば(っつーか、比べること自体がおかしいんですけどw)小さなことですが、たまにふと「果てって」みたくなる衝動を抑えられなくなるんですよね。

そんな感じで今回は、日の出とともに、今まであまり攻め切れていなかった北部九州の西のほうに足を延ばしてみることにしました。長崎県の北西部、松浦・佐世保のさらに西の、平戸市近辺のおはなしです。(いつも「いいね」をいただく shun!さんのブログ に感化されました。ww)



福岡市から単純に往復すると300から400キロくらいの行程になりますんで、まずは福岡市近郊で一番安いんじゃないかと思っている佐賀県吉野ヶ里町のガソスタで給油してから向かいます。




大雑把にいうと、佐賀市方面に向かって国道34号線を走ったのち国道498号線で伊万里市方面か、国道35号線で佐世保市方面に向かって行けば平戸に近づけるんですが、今回は出足が遅かったこともあるので混雑回避のために吉野ヶ里町から伊万里市まで県道を中心にして走ることにしました。




途中の多久市の県道25号線で、前々から気になっていた「多久聖廟」の近くを通ることになったので、ふらっと寄ってみます。



はてさて誰のお墓なんでしょうかねーと立ち入ってみたところ、こちらは単純なお墓ではないということが分かりました。これ、江戸期のいわゆる教育施設だったようです。建立者は佐賀藩重臣の多久茂文公です。






国の重要文化財に指定されているというだけあって、佇まいも装飾も力が入った渾身の作になってます。あちこちに龍の彫り物が。






実は多久の地を治めていた多久家の始祖は、戦国大名・龍造寺隆信の弟・長信氏の嫡男・安順氏です。彼が佐賀藩の実権を握っていた鍋島直茂に恭順したことから、多久邑(当時)の地名を取って苗字を多久と改めたことから始まっています。

そもそもは龍造寺家が興した佐賀藩の礎を鍋島家に奪われ、現在はその家臣の身に堕ちたという負の意識があったのかもしれません。建物に多く施された龍の彫り物はそんな思いを後世に残すためのものだったのかもしれません。(うがった見方かもしれません。)




さてさて、寄り道が過ぎたのでとっとと軌道修正して急いで平戸市方面に向かいます。



国道498号線を経て伊万里市に入ると、急に道が広くてきれいになります。自治体がお金持ってんのかなー。観光客が多いからということもあるでしょうけど、快適すぎます。





次いで国道204号線で松浦市に入ります。この辺で遅めの朝食をということで、道なりにあった「道の駅・松浦海のふるさと館」に立ち寄ってみました。このとき10時前でしたが、駐車場はほぼ満杯です。凄い人気ですね。





とりあえず、お惣菜を買って車中で堪能しました。




そして走ること小一時間で平戸大橋に到達。ここから九州本島を離れて離島の平戸島に入っていきます。離島とは言え、道路でつながってますんで特別なところはあまり見当たりません。国道も383号線が隣県の伊万里市まで(国道204号線と重畳して)繋がってます。





でもまあ、国道といっても集落以外はこんな感じですけど。とりあえず、最果て西の果てに向かってくねくねした道を進んできます。



そしてお昼過ぎ。到着したのは「橋で結ばれた日本最西端のみなとまち」です。宮ノ浦漁港です。




ここは瀬渡しで賑わっているのでしょうか。にわかには人里離れた辺境の地とは思えない設備の充実ぶりです。あるいは、看板に書かれているヒラメで儲かってるんでしょうか。素敵な港です。




平戸島にはほかにも豊富な観光資源があるんですけど…今回は日帰りしたいので泣く泣くスルーして元来た道を戻ります。超とんがった山頂も気になりますが、スルーします。しかしさすがにこれだけは観とかんといかん!というわけで、途中から道を逸れて生月大橋方面に向かうことにしました。



おおー。こりゃ凄いトラス橋。




橋を渡りきって生月島に入ってすぐのところにある「道の駅・生月大橋」で小休止したら、すぐに平戸の中心方面に踵を返します。本当はもう少し探索したかったんですけど。





あ、そういえば平戸島で「だまされた!」と思ったことを一つ。あ、いえ。自分が勘違いしただけなんですけどね。すみません。

島の中部にある津吉(つよし)の集落にあるスーパーです。郵便局の近くにあって「かんぽストア」という看板があったもんだから、ついつい、おお!簡易保険ってリゾート運営だけじゃなくて小売りもやってたのか!とびっくりしてからお店に立ち寄ってみました。品ぞろえはなかなか良いです。




ちょいちょいと何やかやを買ってお店を出てから名前をよく見直してみると…、あれ?「かんぽ」じゃなくて「かんぼ」と書いてあるじゃありませんか。簡保とも郵貯とも何の関係もない地場のスーパーだったというオチ。(でも、コーヒーをはじめ、もろもろ安くてよかったっす♪)




はい。さてさて。再度軌道修正して到着したのは平戸市の中心部にある平戸城です。ここは昭和になってから再建築された復元城ですが、高台にあって街の景色が一望できるので素敵です。天守閣内は歴史資料館になっています。







遥か東にある台風12号の影響かどうか定かじゃないですが、この日は風が強くて、ムシムシしてはいたもののいい感じで城内散策することができました。








そんなこんなしていると、もう15時くらいになっていました。これは帰りが大変。ということで佐世保市に向かって西九州道からぴゅーっと福岡に戻ることにしました。実はこの日、松浦市では花火大会が予定されていたので混雑必死の北岸沿いルートはあきらめた次第です。



佐世保市も山がちで坂が多いですね。




長崎道に合流したら「川澄SA」で小休止。ここまでくればもう帰ってきたも同然です。




これまた混雑必死の鳥栖JCTから福岡IC方面は避けて、東脊振ICで高速を降ります。そしてそのまま国道385号線に沿って背振越えをし、建設中の五ケ山ダムに到着しました。(こないだに続いて2度目。w)今日はまだ明るくて、暑くもないのでダム本体の写真でも撮っておこうかなーと、立ち寄った感じです。





現場では公園整備が急ピッチで進められていました。こりゃ開園したら混むな。





あーこりゃ今のうちにゆっくり堪能できてよかったっす。






ってな感じで最果てを目指した今回の小旅行も無事終了です。積み残しがいっぱいありましたけど、そのうちまた再訪しようと思いますー。shun!さん勝手に参考にしてすみませんー。ありがとうございました。


Posted at 2018/07/29 07:44:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記
2018年07月22日 イイね!

神の水で洗車@飯塚市…からの…その効果は?

神の水で洗車@飯塚市…からの…その効果は?久しぶりに完徹してふらふらだった土曜日はグダグダな感じで昼から飲んで1日つぶしたようなものでしたが、貴重なお休み2日間をそんな感じで全部潰すわけにはいきません。こんなに晴れているのに。

というわけで考えた結果、前々から考えていた企画を実行することにしました。それは、霊幻新隆なお水で洗車をしてみたい!!という完全に自己満足な企画です。

そんなわけで日曜日。今回利用させていただいたのは飯塚市のとある名水。



パトライト部に速度計測のセンサーを付けたパトカーの動向を気にしながら、八木山(やきやま)BPを使って飯塚市に入ったのち、とりあえず八木山峠方面に県道60号線でリターンしていきます。




住宅街を抜けて、大雨の被害の痕跡が残る山に向かって走って行くと見えてくるのが飯塚市の「明星寺」です。地元では篤い信仰を受けています。なんでも、遥か昔からどんな旱魃にあっても地域に恵みをたたえてくれてきた神の水を提供しているのだとか。





祠はきれいに保たれています。地元の信仰の篤さの証左です。





とりあえず地元の作法に倣ってお賽銭を奉じてお水をもらうことを願い出たら、早速給水棟でお水を頂戴することにします。






脇にはちゃんとひさごが用意されています。



それにしても、素晴らしい透明具合です。自分が映らないように撮影するのが難しいくらいです。(笑)



早速ボンネットにかけて洗車してみます。





これが洗車前。





これが洗車後。素晴らしい。





今回は、環境負荷(というか、こんなところで本格的に洗車してたら通報されますんで)を考えて洗車ペーパーで磨き上げていきます。




仕上げはアストロプロダクツで特売していたクロスです。



そんな感じで綺麗になった「白い嘘星」くんと次に向かったのは、きれいな景色が拝める峠の上の公園です。八木山峠の頂上部にある展望公園です。






なんかフリマ的なことが開催されていたようですが、家族向けだったので華麗にスルーして展望スポットに向かいます




おお、これが八木山から眺める飯塚市の鳥瞰なんですね。想像の上を行く綺麗さで、心をがっちりつかまれてしまいました。。そもそもこの八木山峠の峠道は、黒田官兵衛が福岡藩主時代に整備したそうです。ありがとう官兵衛さん。







その美しさにあまりにも心酔しすぎて、酔っぱらった若者の凶行の跡もいくつかあったり。(笑)




なんだか上手く説明できないけれども、そんな綺麗な景色を見ていたら神に許されたような気がしてきて、次に向かったのは麓にある欲望のカタルシスの場「飯塚オートレース場」です。この日は九スポのスポンサードで2日目の予選レースを本場開催していました。



どきどきの初オートレース体験です。どんな感じなんでしょう。






この方は、ここ飯塚のマスコットキャラクターakiさんです。かわええですね。



一方、場内の雰囲気は…なんというか、一言でいえば、競艇場より「深い」感じがします。





そんな深い場所で何の作法もわからずに、とりあえず4レース目の展示走行を見た後でひょひょいと買ってみた投票券がこちら。



さてさて、結果はどうでしょう。…おおおおおおお!なんじゃこりゃあ。




ワタクシの射幸心を煽るのに最高な結果。(笑)単式でなぜか「8-5」は買っていたのに「5-8」は買っていなかったというオチ。…しかし、これ的中させるのはお至難の業ですよ。読めない…。競艇のほうがなんとか当てられそうな気が…。
※単式というのは1-2位の順を順位通りに当てる必要があります。今回ワタクシは1,5,8の車に目をつけて3通りの買い方をしたのですが、「1位=8、2位=5」の組合せは買っていたものの、「1位=5、2位=8」は買っていなかったんです。悔しすぎ!



神様。こんなに興奮したエクスペリエンスを与えてくれてありがとうございます!!(しかーし、今日は追加投資しませんでしたよー。)




そうそう。飯塚といえば筑豊地域。筑豊といえばモツ煮込みということで、併設されている食堂でこんなものを堪能してみました。ホルモン(モツ煮込み)丼です。






いやいや、旨いですねこれ。甘辛い汁がご飯をガンガンかきこませてくれます。420円。これはよい。今度は電車で来て酒飲もうっと。ステージではフォーククルセダーズのナンバーをコピー演奏しています(上手い!!)し、トリビア的なお勉強コーナーもあるし、なんだかカオスな雰囲気に惚れてしまいました。




そんなわけで、ちょっと飯塚市に長居してしまったので、混雑が始まる前にとっとと帰ります。




あらまぁ、気づいたら40度もあったんですね。そりゃあタバコのために窓を少し開けて走ってたらクーラーも効かないわけだ。



Posted at 2018/07/22 19:09:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | 近場のちょい乗り | 日記
2018年07月16日 イイね!

群雄割拠の道の駅を巡ってみた(熊本県北編)

群雄割拠の道の駅を巡ってみた(熊本県北編)連日の猛暑ぴーかん日和で自宅のエアコンも24時間フル稼働状態が続いています。さすがに設定は27度にしてますけど、いい加減電気代が心配。…というわけで、2日ぶりにエアコンの電源を落としてぷらっとお外に出ることにしました。

かといって、最近何かと出費がかさむので気軽に佐伯市あたりに寿司を食いに行くというのもままなりません。さーて、どうしましょうかねと考えあぐねた挙句、熊本県の県北地域に向かってみることにしました。この地では10キロ四方に4か所も道の駅があるという「道の駅戦争」が繰り広げらているようなので、ちょっと状況視察を、というわけです。



3連休の最終日。普通の人が動いている普通の時間に動くと渋滞にはまるのが目に見えています。なもんで、とりあえず日が昇りきる前に出発してしまいます。



向かうは100キロ先の、かつて南北朝の頃から幾多の武将たちが戦いを繰り広げてきた菊池の地。中央政権から遠く離れたこの地をはじめとした北部九州では、大宰府政庁と守護と荘園主とが複雑な権力構造と人間関係の中で、終わることがない勢力争いを繰り広げてきていました。




そのさらに昔、日本がまだ「倭の国」だったころ、朝鮮半島で勃発した白村江の戦いで敗北したのち、本土ではその後の防衛線をどのように張るかを真剣に議論していたようです。そんな中で太宰府(水城)の兵站基地として整備されたのがここ菊池(現在の住所では山鹿市菊鹿町/菊池市との境目辺り)の「鞠智城」だったといわれています。






現在は、いわゆる史跡公園として整備されています。いわゆる城跡なので、眼下の景色もいいものが得られるかなぁと期待していったものの、そこはあまり、あれな感じでした。





でも道中でおもろい車屋さんを見つけたので良しとします。




コンテナの上に無造作に置かれたサバンナRX-7(ですよね?)がいい看板になっています。



さて、本題に戻りましょう。まず最初に向かった道の駅は国道325号線と443号線が重畳する区間の道なりにある「道の駅 水辺プラザかもと」です。ここはわりと後発の道の駅だったと思います。昔は道の駅じゃなかった記憶が。





温泉併設でバイキングもお得そうですね。パンも有名なんでしょうか。





もう少ししたらトイレ改修も完了して快適なウォシュレットを利用できるようになります。



そんな感じでさくさくと、つぎに訪れたのは2キロも離れていない「道の駅 七城メロンドーム」です。まぁここは有名ですよね。みんな知ってるでしょうからもろもろパスします。





それにしても七城のお米は優秀ですね。9年連続特A受賞というのは地味にすごいことです。



続いては、国道325号線沿いの「道の駅 きょくし」です。ここの押しは「旭志牛」だそうです。併設しているレストランの看板は、見るだけでよだれが出てきそうな勢いの旨そうなメニューを(いいお値段で)紹介しています。





でもですね、今回一番びっくりしたのは物産館でのお野菜の安さ。見てくださいこれ。



ししとうなんか何個入ってるかわからないくらいのパンパン具合でたったの110円(税込み)ですよ。これはすごい。200円でも十分安いと思える金額ですから、農家さんちょっと謙遜しすぎ。



そこから、沖縄をほうふつとさせるようなトウモロコシ畑エリアを抜行けていくと現れるのが「道の駅 泗水」。「孔子公園」と並んで整備されています。







なかなか本格的な建築物で魅せてくれます。






とりあえず、凄いです。





何でこんなところに儒学の太祖・孔子さんが?と思いますよね。これ、明治22年の旧・泗水町成立時の町長さんの趣味からはじまったようなものみたいです。




つまり、古くから「合志(こうし)」と呼ばれていた土地で、たまたま「孔子」好きだった町長さんが、4つの河川が流れていることをいいことに、孔子の生誕地である中国は山東省にある泗水県の名にあやかって命名したという流れ。

凄いですよね。今となってはただ崇めることしかできないような、明治時代の人のエネルギーの絶大さを垣間見られる施設です。




そうそう。孔子といえば論語。40歳は不惑の年なんだそうですよ。まじかいな。厳しいなぁ。



そんな感じで、現在の道の駅の割拠具合を見つつ、近くのガソスタの安さに感動しながら給油して、近くの温泉に向かいます。



実はこの辺は山鹿温泉、菊池温泉、植木温泉…なんかの名だたる温泉街に囲まれた温泉天国だったりもするんです。今回は、その中でもなんだかノスタルジックな空気を感じられる「ラドン温泉」という単語に惹かれて、ここ菊池市泗水町の「しすいラドン温泉」を堪能することにしました。



圧巻なのはその入湯料。いまどき250円というのはそうそうないですよ。



しかもここは浴室内に石鹸、ボディソープ、シャンプーリンスが備わったうえでこの値段という超破格値。ここは今後リピートするかもしれません。すごい。




熱めでぬるっとしたいい感じの湯に浸ってさっぱりした後は、近くの温泉ポイントを視察しつつ、植木ICからとっとと福岡に帰ります。早くしないと渋滞に巻き込まれちゃいますからね。案の定、お昼ごろだというのに早くも筑紫野ICから福岡ICの間で渋滞3キロと表示が出てたので、長崎道に逃げて東脊振ICから国道385号線を抜けて帰ってきました。



ついでに、東脊振トンネル(有料)を福岡側に抜けたところにある五ケ山ダムでちょっと休憩タイムを。少し歩いたところにダム壁本体と放流口が撮影できる橋があるんですが、この日は暑すぎたので歩いて回るのは断念。




秋になったら紅葉と一緒に撮りに行こうと思います。


Posted at 2018/07/16 23:49:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記
2018年07月14日 イイね!

稀代の詐欺師と先読みの志士達と最強のエビフライの話

稀代の詐欺師と先読みの志士達と最強のエビフライの話梅雨時期最後の派手な大雨が日本列島の随所に大きな爪痕を残しながら去って行ったかと思いきや、途端に半端ない猛暑に突入して福岡県の内陸では連日36度越えを記録している今日この頃。

昔のほうがよかったなーという言い回しは、往々にして過剰に美化された古い記憶と現状への不満足から呼び起こされるゆがんだ感傷の一節に過ぎなかったりするわけですが、気候に関してだけは昔のほうがよかったと断言できるこの異常ともいえる暑さ。勘弁してくらはい。

最近、そんな気候にもめげず、やんごとなき事情から福岡県と鹿児島県を行ったり来たりしているワタクシですが、今回もふらふらっと鹿児島県の薩摩半島あたりをふらついてきましたんで、つらつらっと書いていきたいと思います。




今回も渋滞を避けるために国道208号線から熊本市の西のほうをぐるりと回って有明海沿いを南下するルートで鹿児島県方面に向かいます。途中、前々から気になっていた「川の駅 船小屋恋ぼたる」で小休止。筑後市の船小屋温泉郷のすぐわきに新設されたこの川の駅には、日帰り入浴可能な温泉施設も併設されています。





が、しかし先日の大雨の影響で温泉の設備に一部不具合が出た様子で、しばらく休業するとの張り紙が掲示してある有様。これは残念。また今度。




適当に物産館で購買したジャージャー麺と唐揚げでお腹を満たしたら再び南に向けて出発します。





そのままびゅーっと走って鹿児島県入りし、いくつかの親族との話し合いを済ませてからの翌朝は、早くからいちき串木野市をぶらりと巡ってきました。この地には秦の始皇帝をまんまと騙した稀代の詐欺師として有名な「徐福」さんが来たという伝承が残っているらしく、それらを顕彰した施設がいくつかあったりします。




こちらは霊峰冠嶽のふもとに整備された「冠嶽園」と庭園です。庭園には(昔流行った)過剰に異常な豪華さを誇るトイレが鎮座します。ここの主役は望楼台ではなくトイレです。(笑)





うーむ見事に自然の明かりを取り入れた解放感あふれる小便器。これは放尿のし甲斐がありますね。体内の生理現象は、やがて大自然の営みへと繋がっているのだということを実感せずにはいられなくなるかもしれない豪奢なトイレです。





冠嶽園の脇から延びる林道をついっと上ったり下ったりしていくと見えてくるのが「徐福像」です。





徐福像としては日本一の大きさを誇るシロモノらしく、そのあまりにも威風堂々とした佇まいから、詐欺師とはこうあるべしといった教訓がビシビシと降り注いできます。





像の眼下にはいちき串木野市の市街地と東シナ海が雄大に広がります。ちょっとそっちのほうに車を走らせてみることにします。



ゴーカートコースのような道を下って行くと、途中に治水ダムの串木野ダムがあったので、ここでちょっと立ち寄りを。






桜の時期はお花見で賑わうスポットです。アスレチック設備が備わった公園も併設されているので、家族連れのダムマニアな方はぜひどうぞ。






というわけで、海辺まで下ってきました。このまま、幕末の頃の薩摩藩が国禁に抗って実行したイギリスへの留学生派遣の記念館がある羽島地区に向かいます。




この辺りはここ数年でずいぶんと綺麗になり走りやすくなりました。30年前は単に鄙びた海岸沿いの巷路だったんですけどね。




羽島漁港のほとりに、妙に目立つ建物が現れてきます。ここが「薩摩藩英国留学生記念館」です。8時過ぎでまだ開館前だったので、残念ながら外観だけ。



なんだか妙に水戸岡チックなデザインだなーと思って調べてみたら、やはりここにも関わっていらっしゃる様子ですね。こけら落としのイベントでトークショーを行っていたようです。






サッポロビールの生みの親の村橋さんも、初代文部大臣の森さんもここから1万キロ以上離れたイギリスにグラバーさんが手引きした船で渡っていったんですね。







そんな、広くて大きな海を見ていたら…腹が減った。というわけで、海岸沿いを颯爽と北上して今度は阿久根市のほうに来てみました。



近年、漁業で町おこしを図っているこの街には、漁港脇に市場直営の海鮮食堂があります。「ぶえんかん」といいます。



ぶえん=無塩。つまり、塩漬けしていない新鮮な魚のことを昔の人は「ぶえんもの」と呼んでいました。そんな鮮魚を観光客にも気軽に堪能してもらうために設けられた食堂なんですが、ここの営業時間はお昼の11時から14時半までという短時間。これまでなかなかタイミングが合わずに入ることができていなかったところです。



さてさて、どんなメニューがあるんでしょうかと壁を見上げると…なんだかエビ押しな雰囲気がプンプンと。「超」がついているとはいえ、随分とハードルが高い値付けですね。



しかーし、出てきたメニューを見れば、その値段も納得のお値打ち定食だとすぐにわかる内容でした。もうね、あれですよ。今日はこの1食だけにすれば帳尻は合うんですよ。(笑)ふー、お腹いっぱい。これは帰り路で仮眠とらないと確実に居眠り事故起こすなぁ、と思えるほどのボリュームとお味に満足して残り300キロ弱の帰路につきます。




定住人口の減少に悩む暇があったら観光で人を呼び込む策を考えればいいじゃない、という単純な考えを単純に実現している地方の現状をみて、まーまだ辺境の地方都市も何とかなるんじゃないの?とか、簡単に感化されたある日の記録でした。


Posted at 2018/07/14 07:17:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記
2018年07月10日 イイね!

Go West ! 悪夢の西行き大作戦

Go West ! 悪夢の西行き大作戦■■ この度の豪雨災害では130人を超える犠牲者を出す結果となったようです。 (200人に迫ってますね…。)
■■ あらためて自然の驚異と中国地方の地盤の危うさを認識しました。
■■ 今回、意図せず被災地を通過することになったので、その記録を書いてみます。


前回ののっぴきならない事情の案件対応の続きです。福岡市近郊が大雨で大混乱に陥ることになる7月5日の早朝、ワタクシは他人の愛車とともに群馬県は前橋市の某所におりました。これから、その車を運転して鹿児島県の西の果ての地に向かわなければなりません。



他人の愛車の車種は、ダイハツのムーブ。興味がないので型式年式は調べてません。(笑)走行距離が7万キロ弱だったので、多分10年ものくらいでしょう。カーナビは、我が愛車「白い嘘星」にもついているECLIPSEの、だいぶ古いタイプのものでした。




さてさて、黙っていても目的地までの距離は縮まないので早速西に向けてスタートすることにします。関越道の前橋ICから颯爽と高速に乗ってちゃちゃっと帰るのが定石ですが、ただ走るのも面白くないということで、初っ端からちょっと寄り道してみます。なんせグンマーとして有名な地ですからね。富岡市の製糸工場跡以外にもレトロで面白いところのネタには事欠かないわけです。

というわけで人も車もまばらな時間帯にやってきたのは藤岡市にある「ドライブイン七輿」です。「ななこし」をPCのFEPで普通に入力すると「奈々子氏」なんてかわいい方向に誤変換してくれちゃったりしますが、ここ「七輿」は武骨なおっちゃんの背中が似合いそうな、昭和な空間を提供してくれています。バブル前の少し薄暗くてよどんだ感じの昭和感です。




いいですね。懐かしい。昔スケートリンクなんかによくあったうどん自販機です。




350円で販売されているチャーシューラーメンは、なんだかうどんっぽい麺だけれどもスープは味よし。ペロッとさくっと食べられる和風な味でした。





朝食も済ませたところで、本題の西行路につきます。最寄りの藤岡ICは上信越道です。ここから長野道を経由して中央道に入り、あとはひたすら西行しようというプランで走り出します。ここからが、自然の猛威との戦いの始まりだったんですが、このときはこの先に待ち構える困難など知りもしません。当地は小雨でなんてことはない金曜日の朝でしたからね。



しばらくするとラジオではしきりに大雨の特別警報が出ていることを案内し始めます。道中の案内板でも「雨のため通行止め」の案内も出てきています。心配になって途中のPAで道路情報を見てみたら、関西方面の高速道路が軒並み通れない状況だと分かりました。…なんだこりゃ。




早々に駒ケ根ICで一般道に強制排出された後は、中央道をあきらめて新東名道のほうへ逃げることにしました。長野県から愛知県に向かう道中は、朝の渋滞時間を除いては、まぁそこそこ普通に流れてくれたので、夕方早い時間に岡崎市まで到達することができました。まぁしかし長かった。(この後の苦行に比べればなんてことはないことでしたが…。)

この先、名神道方面は軒並み通行止めで、京都地方は大雨がすごいとラジオが喧伝しています。ということで、名古屋市の南を横切る伊勢湾岸道を通って、いったん三重県に抜けることにしました。亀山市で一般道に降ります。ここから奈良県を経由して大阪市まで「名阪国道」という高規格道路が通っているので、こちらを選択したわけです。高速道よりは通行止めのリスクが低かろうと判断して。まぁ正解だったのかもしれません。




が、しかし大阪市に近づくにつれて渋滞が激しくなってきました。極度の渋滞です。1時間で1キロ程度しか進みません。皆さん迂回路を求めて通れる道に集中しているんですね。




大阪市に到着したのは夜もいい感じにふけたころ。国道2号線大阪駅前の4車線はこの日も客待ちタクシーで2車線がふさがれている状態です。なんだかこの光景を見ると、迷惑感より先に笑いがこみ上げてきます。これぞTHE OSAKA。



神戸市から姫路市に向かう方面の国道2号線で再び激しい渋滞に巻き込まれます。仕方がないので、側道に迂回してコンビニ飯で空腹をしのいだ後は、ちょっとこの辺記憶がないんですが(笑)、姫路市の手前で車中仮眠して翌日からの続きに備えます。たぶん午前1時か2時位くらいでした。




そして迎えた2日目。西日本のだいたいの県が大雨特別警報下と化した7月6日は、岡山県、広島県を中心に大規模な土砂・浸水災害が発生しました。

道中、ずっとラジオを聴いていたんですが、実はそんな状況にあるということが全然わからなかったんです。繰り返し案内しているのは「命を守る…」のフレーズの繰り返し。高速道路の通行止め情報や国道の被災状況についてはほぼ皆無といったくらい情報が入ってきません。



なので、状況の深刻さを知らずに通行できない高速道路や渋滞がひどい国道にぶち当たるたびほかの国道や県道に逃れて迂回しつつ西に向かうということを繰り返して、なんとかかんとか走って行きました。




たぶん選んだ道がたまたま良くて、もうこれは奇跡だと思うんですが、酷い浸水被害が伝えられている岡山県倉敷市真備町のすぐ北隣の総社市では普通に街が機能していて、たまたま見つけた「筑豊ラーメン山小屋」で普通に食事もできましたし、給油もできましたからね。(市内はところどころ冠水で通行止めはありましたけどね。)




さすがにこの日はコンビニの棚に弁当はなく、交通マヒしている状況だけはわかったんですが、それは単純に高速道路が通行止めになっていることによる渋滞が原因なんだろうと思っていましたよ。このときまでは。

そんな感じで岡山県の甚大な被災地を避けたあとは広島県に入り、福山市から尾道市にかけて整備されている国道2号線のバイパスで快調に西行していきます。



が、尾道市の吉和というところで2号線BPから強制排出されてしまいます。ここで初めてだったと思いますが、道路案内表示に「災害のため」通行止めという文字が出てきました。

元の国道2号線は相変わらず大渋滞です。西には1ミリも進まない状態が続いています。仕方がないのでまたまた山のほうへ迂回です。国道184号線から県道55号線を経由して隣の三原市まで行くことができました。もうあたりは暗くなり始めてきています。

このとき、神戸市から山口県まで全断だった山陽自動車道が広島ICから先で共用再開したというニュースがラジオから入ってきました。

よっしゃ、これで何とか明日迄には鹿児島にたどり着けそうだと喜んだのもつかの間、広島市から30キロほど東の竹原市で国道2号線が全く動かなくなってしまいました。まさか国道2号線が通行止めか?と心配になって、暗くなったけれど車が全く動かない国道を歩いて1キロほど先まで様子伺いに行ってみました。

そこで表示されていたのは、無情にも国道2号線通行止めの案内。えーっと、どうしましょうかね。迂回路がろくにないこの地で災害復旧を待つしかないのですかね。

並んだトラックの運ちゃんたちは軒並みあきらめ顔です。とりあえず自分の車に戻ろうと歩みを返していたその時、Docomoが圏外で家族に連絡が取れないと困っているセダンの初老の方と出会いました。私の携帯はガラケーですが、auです。もしかしたら電波届いているかもねということで、一緒にワタクシの車まで歩いていくことにしました。

auは田舎に強いですね。無事に通話できましたよ。初老の方も喜んでワタクシに100円くださいました。毎度おおきに。

そして、この後どうしようかと車の近くででぼーっと一服していたところ、元気がよさそうなお兄さんが近づいてきました。なんでも竹原市民のかただとか。

曰く、竹原の地で嫌な思い出をしてほしくないという超カッコイイ理論でこの渋滞から脱出する抜け道をさくっと教えてくれました。お兄さんありがとう。あなたのおかげで無事に広島ICまでたどり着いて西に向かうことができましたよ。あなた、かっこよすぎでしょう。

そんなこんなで午前様ながら山陽道に戻って順調に西に走り始めたところで、極度の疲労からまっすぐ走るのが困難になってきました。急いではいるもののさすがにこれは危険と判断して、適当なPAで仮眠したのち、再び6時から運行再開です。

九州道は門司ICから八幡ICまで通行止めですか。もうその程度では憂いません。むしろそんだけで済んでラッキーとさえ思える心境です。

てな具合で、福岡の自宅についていったん風呂に入ったのち、4時間で目的地の薩摩の地にたどり着くことができました。

苦節3日間。生き延びたことと何とかたどり着けたことについて神に感謝するしかないですね。

こういうとき、

・ラジオの情報はあまり使えない
・古いカーナビは適度に更新しないと使えなさ過ぎてゴミ
・現地の方やお店で生の情報を仕入れないと死ねる

ということがよく分かりました。

あと、最近(といっても10年落ちくらいだと思いますが)の軽自動車って思いのほか快適なんですね。走り出す前は軽自動車で1,300キロとか…と思ってましたが、なんのかんので快適に運転することができました。

さすがにトルクが無くて高速道の上り坂では100キロ出すのがなかなか困難でしたけどね。

まぁ、そんな感じです。忘備的に書いてみました。もうこんな苦労はしたくない。後半写真が全くないですけど、カメラの電池切れが原因です。(笑)

迂回した道については後日整理してアップするかもしれません。ではー。



Posted at 2018/07/10 06:59:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記

プロフィール

「アラフォーおじさんの小城さんぽ(近隣豊富Ver) http://cvw.jp/b/2891972/42174435/
何シテル?   11/11 22:40
◆紹介 しげ爺太です。よろしくお願いします。2017.8ジータAS300を一目惚れ購入。 2010頃に手放したAS200 MT Zエディ以来の久々なマイ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2018/7 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

お友達


ジータ乗りのご近所さんがいたらいいなぁ。いないだろうなぁ。
11 人のお友達がいます
整備士の息子整備士の息子 * ナイトセイバーナイトセイバー *
みんカラスタッフチームみんカラスタッフチーム *みんカラ公認 NOJグループNOJグループみんカラ公認
和’s★゛和’s★゛ みんカラスマホアプリ開発チームみんカラスマホアプリ開発チーム

ファン

19 人のファンがいます

愛車一覧

トヨタ アルテッツァジータ 白い嘘星 (トヨタ アルテッツァジータ)
2017.08 某炭鉱の町で見つけた程度のいいジータ君に一目ぼれして即決一括現ナマ購入し ...

過去のブログ

2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
©2018 Carview Corporation All Rights Reserved.