納車から2,000kmを超え、ICC等の操作にも慣れてきました。
納車からつい最近まで、設定や操作に不慣れなため燃費が悪く、それに伴い色々と検討してきました。
運転モードはEcoモードでの話になります。
そんな中、これまで使用していた車と違い
燃費向上のために色々な設定があることが分かりました。
e-POWERは、冬場の燃費が悪いと言われていますし、
高速道の燃費も悪いと言われています。特に冬場は暖房を使用するため、燃費が悪くなる方も多いでしょう。
設定内容の前に、
ちょっとだけ、エネルギーの話です。読み飛ばして結構です。
仮に25℃が快適な温度だとして、夏場の外気温を35℃、冬場の外気温を0℃とすると、夏場は気温差が10℃であるのに対し、冬場は25℃あります。空気の比熱を考えれば、当然、冬場のほうがエネルギーを消費します。また、夏場は湿度が高く、除湿によってエネルギーを放出でき、室温を下げることが出来ます。一方、冬場は湿度が低く、乾燥した空気を加熱する必要があり、より多くのエネルギーを必要とします。従って、冬場のエネルギー消費が必然的に大きくなるわけです。また、適度な湿度、つまり空気中の水蒸気は保温にも役立ちます。これを利用した衣類があります。いわゆる機能性インナーです。しかし、機能性インナーでもそうですが、水蒸気が飽和すると、過剰な水蒸気は冷却されて汗となり、エネルギーが放出されて寒く感じます。同様に車でも、冬場に内気循環を行って湿度が飽和してしまうと、ガラスが曇り始めてエネルギーの取込と放出が平衡状態になり、室温を上げることが困難になります。
さて、では
どんな設定で燃費が良くなるのか?
ズバリ、エアコンの設定です。
オート設定は勿論ですが、それに加えて、
設定温度を24℃以下にします。これによって暖房省エネモードとなり、エンジン作動頻度が下がるようです。
また、
外気導入または内気循環スイッチの点灯している方を長押しすると、表示灯が2回点滅しの
自動制御になります。すると、基本は外気導入で動作します。気温が高いと内気循環になります。一般的には内気循環の方が燃費が良いと言われています。しかし、暖機運転のときに内気循環が設定されていると、急速に車内温度を高めようとさせるために、エンジンの作動頻度が高まり、結果として燃費が悪くなるようです。また、内気循環を続けると車内の湿度が高まり、除湿を行わなければならず、エネルギーを逃さなければ行けません。
そこで、
A/CスイッチをONにして、冷房・除湿機能をONにします。これによって、雪国など湿度が高い環境や外気温が低く室内が曇ってしまう場合は自動的に除湿されます。デフロスターやデフォッガーを使用する頻度が減り、外気導入を行うよりも効率的に制御されるため、燃費も良くなるようです。
結果、私の場合、このような設定をすることで
燃費は平均+2.5km/L向上しました。
エアコンの設定による効果については、機会があればもう少し検証したいとは思いますが、燃費に伸びやなんでいる方は、一度試してみてはいかがでしょうか?
Posted at 2018/02/27 12:14:26 | |
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