紅葉も終わりを差し掛かり随分と寒くなりましたが、晴天になれさえすれば熊本の日中は丁度いい気温になりますので、その中、本を読むとなんともよろしい愉悦に浸れます。
県内あちこちでランナーを見ますが、ホント熊本県民ってマラソン好きなんですねー
2019年の大河ドラマの主人公に抜擢されたマラソンの父と呼ばれる、故・金栗四三氏も熊本県出身。箱根駅伝をつくったのも金栗氏の功績は大きいそうです。
オラもやってみようかな!?
さて、
今回は台風の影響で延期になったPEACE RIDE2018に参加してきました。とてつもなくビッグなイベントです!
去年はゲストが殺到しすぎてパンクしたことは地元では有名な話の様でしたが、今年はどうなるのか気になるところです。
あさぎりに包まれた中でのスタートになります。もう何回目でしょう?山鹿市近辺は霧が出やすい地帯です。
まるでミストシャワーを吸い続けているような不思議な感覚。メットのスクリーンが曇って走りにくいです。ホントに霧が出やすい地方です。
この霧も大津辺りに入った辺りで消えてゆきます。この空港へ続く道はお気に入りの一つです。黄色に色づいた並木の直線が実に不自然な美しさを放っております。
ここからは山間セクション。ギアを落として4〜5000rpm程度でクライミングして行きます。すっかり霧は晴れました。
全て順調に進んで10時に到着。この時で既に物凄い台数です。 軽く2〜300台はいます。
ライム先輩も来てました。ミニスカートが寒そうです。
ここが撮影場所です。背後にはアスペクタのステージが見えますね。ここで自分のバイクが雑誌に掲載されるんですねー
下におります。
ここ野外劇場アスペクタはバブル真っ只中の昭和62年に開業しました。なので比較的古い施設ですがコストカット感漂う安っぽさがなく、バブル時代の趣を色濃く残した高級感溢れるリゾートレジャー施設です。地球寒冷化で雪が積もる様になればいつでもスキー場に仕立てられそうなレイアウトをしています。
この立派な松の木の横には観音様が祀られおり、安産・交通安全に御利益があると言われています。
石碑の後ろには桜の花が植えてありますが、完全に落葉しておりました。それは長い冬の訪れを暗示しています。
会場スタッフはほとんどテラバルの職員で、みなさん忙しいそうだけど楽しそうに働いておりました。
時刻も11時を回るとピークに達してゆき、上のスペースは満車状態に!
下のスペースも使い出しました。去年は上下どちらかのスペースしか使えなかったことが原因でパンクしたようですが、自分が滞在していた時間ではそうはならなかったです。問題なかったはずです。
しっかしNSR率高かったですねー、モトブロガーのねこかずさんが来てたからなのかどうか不明ではありますが、少なく見積もっても10台以上は来てましたね。九州はまさにNSR天国です。
うって変わって、RZ-Rは自分が知るだけでは2台だけです!R1Zはもっと酷く、見たのはたったの一台だけ!?
この前の2ストミーティングでもR1Zはパラパラといるくらいでしたし、免許取り立ての時は結構な頻度で見たバイクでしたのに、目に見えて少なくなってきましたね、アーイヤダイヤダ(´-`).
(少し前にスー○ーキッドで会ったファミリーバイクとにコーディネートされた夫婦NSR乗りの方と久々にお話できたのは嬉しかったです!旦那さんのバイクがイマイチのご様子だった様なので次は本調子出るといいですね!)
特にやりたい事もなくなってしまったので12時に写真撮ってもらってから火口へ行くことにしました。天気もみるみる悪くなってゆきます。
ワインディングは所々落ち葉があります。愛知県の三ケ日スカイライン等と比べれば全然マシですが、カープを曲がる際は前来た時より減速して入ります。
本日の火口は言うことなしの青パト、パーフェクトです。
見学地における有毒ガスの量も最小限なので火口を舐めまわすようにまじまじと観察します。阿蘇山火口がよく見えるかは運要素が強く出るので今日は本当にラッキーでした。
エメラルドグリーンの綺麗な湖ですが、その実PH1〜0だそうです。こんな超危険は湖にダイブするお馬鹿さんはそうそういないと思いますが、もしダイブしたら原子レベルでバラバラになって消滅することでしょう。
今度は阿蘇の荒原を散策してみます。
まともに植物が生えていません。それもそのはずですが、ミヤマキリシマ等、数種類の優先種が僅かに群生する程度です。今は寒さでもう枯れてしまっているので、まさに、灰色の大地です。
ここで名古屋ナンバーを見つけたので勝手に突撃取材したら、ことのほか合点がついたのでレストハウスを含めて1時間程楽しい時間を過ごさせてもらいました。ありがとうございました。
日も落ち始めてきたのでそろそろ締めに入ろうとR212を登って大観峰へ、途中牛がいたので臨時停車し少々失敬。一頭の牛は顔を出してきたので体毛についた異物を毛繕いしてみたら最高に気持ち良さそうにしていたので、雨が降り始めるまで取ってあげました。自分の右手に顔の位置を動かし、まさに態度で「ここたい!ここたい!」と言っています。この牛は落としてない角があったので目に入ると緊張しましたが、攻撃性ゼロだったので毛繕いの作業に集中する事が出来ました。動物とコミニュケーションできた貴重な体験でしたね。
R212の峠は前回は下りましたが今回は登りました。オン年車齢30歳の老車はしなやかに駆け上がってゆきます。このアールゼットに乗っていて良かったと感ぜずには申せません。
帰路に着いたのが午後6時過ぎ。その後まもなく雨がが降り出しました。家から阿蘇が近いというのはなんともライダー冥利に尽きます。